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フリーランスになる際に、収入や将来の不安にどう向き合って決断したか

今日は福祉のお仕事をしてきていた僕がフリーランスとして独立するに際して、どういった背景要因があって一歩踏み出したのか、具体的に考えて書いてみました。収支のバランスとかそういうのも大切でしたが、それ以外にもいくつか考えられました。参考にする人はしていただけたらと思います。



「その年齢で(家族もいているのに)、フリーランスになるとか、なかなかの勇気やね」


わりと最近よく言われるなと思っています。

頻繁に言われるので、ああ、周りの人たちからはそういう風に見えるのね、とあらためて気づいたくらい。自分ではあまりピンときてなかったのですが。

なので、タイトルの質問に対しての、僕の答えは「あまり何も考えてなかった」になるのですが(笑)

それだと必要な情報にならないので、自分なりに振り返ってもう少し言語化しようと思いました。



①組織に所属することのリスクを(個人的に)感じていた

で、どういうところが、「勇気ある」ように見える背景のかなと考えていたのですが、おそらく、タイトルの通りで。

・日々の収入の不安
・将来への不安

あたりに集約されるのかなと思っていて。
これに対して僕は

もちろんそういった心配事は尽きないですし、サラリーマンしていたころより不安定といえば不安定ですけど、じゃあどこかの事業所で仕事していたらすべて解決するかというとそんなこともないんじゃないかな、と思っています。

という風に感じています。


もちろん一般的なメリット・デメリットで書きだすと、確かにメリットの方が多いような気もしますが、、、

以下、雇われてソーシャルワーカーすることのメリット

フルタイムとしてお仕事をしている方が、毎月だいたい同じ額のお金が振り込まれて安定している感じがします。

事業所がつぶれたりしない限りは、急に給料が半額とか3分の1とかになったりしないので、見通しを持ちやすいですよね。

なんなら昇給額もある程度みえるので、来年、再来年の年収とか、生涯のお給料、みたいな計算だって、それほどの誤差なくできてしまうんでしょう。

あと社会保障関係の年金とか医療保険とかもお給料から天引きされているので、込々で出してもらえてる感じもあって安心ですよね。

いいことだらけかも。。。


でも僕的にはデメリットも多いと思っていて。
あくまで僕が感じている雇われてソーシャルワーカーをするデメリットですが。そして僕主観の偏った考え方ですが。

「組織や集団に所属することに対するリスク」
というのをとても大きく感じているのかもしれませんね。

業界全体として、法律や制度に制約されるところが大きいので、給料がそんなに上がらない(平均給与もあまり高くない職種)ですし、事業所がずっと安定的に存続できるかどうかは未知数だと思っています。

そしてそういった事業所や法人で活動することで、また福祉の業界のみで活動していくことで、自由でない・本当に自分がしたい活動ができない状況になることのデメリットを感じています。
また身につくスキルも、非常に狭い世界だけで通用するものになってしまいがちなのかなと考えています。

集団に所属することで、個人個人の良い個性に制限をかけざるをえなってしまうという感じでしょうか。


繰り返しですけど、あくまで僕の主観なので。
組織に所属していても、自由に自分らしくお仕事されている人もたくさん知っていますし、それこそ自由選択なので、どちらも良し悪しあると考えています。

ただ僕にとっては、デメリットが多かったという話で、なので少々リスクはあっても、自由なフリーランスの道を選択したくなったという感じです。


②多様な収入源を確保することができていた

次に、やみくもに自由だけを求めて一歩踏み出したかというと、そんなことはなくて。
意外とというか、僕はお金の計算とか見通しはきちんと立てていたところもあったのですよ、という話です。

本業のお仕事以外に、でも本業の仕事関係で広がったネットワークによって、いろいろ副業的にお仕事をさせてもらう機会が多かったです。単発のセミナー講師の依頼とかだけでなく、継続的なものとかも。なので以前から本業のお給料以外に一定の固定収入をいただけていました。

あわせて、不動産投資とか民泊とか資産運用とか、そういったことも小さくコツコツ進めていて、多少生活のたしになるものがあったのも、大きな安心感でしたね。

あとその資産運用にも関連してくるのですが、年間の収支のバランスとか見通しをきちんと立てた家計の運営をしてきていたところもあって、特段大きな不安を感じなくて済んだというのも大きな理由です。

家計は年間予算をたて、簡単な帳簿をつけ収支も管理してきています。おかげで見通しをもった計画的な家計を実現してきていました。

そういう行動が習慣化していたので、サラリーマンからフリーランスになっても、具体的に収入と支出のバランスがどの程度で、資産を考えると問題ないといったことも、具体的に見通しを持って考えられたことは大きな安心感でありました。


③家族の合意があった

あと、たぶんですけど、たぶん。

僕は合意をもらえていると思っているのですが。

奥さんが(いちおう)理解を示してくれているという点も大きいなと、このnoteを途中まで書いていてあらためて感じました。

結婚してから、わりと毎年奥さんと話し合いをして、家庭内のお金の出入りについてはきちんと合意をもって運営してきていて。
上記したような家計についても、僕一人ではなくて奥さんと協力して進めてきています。

また、お金に関する管理の仕方などの思考性は、一致することも多いのも助かっています。

ずっと基本は共働きですし、そのダブルインカムな状況も、一人だと生み出せない安心感につながっていて、僕が一歩踏み出す大きな安心材料になっています。

そう考えると、本当に感謝しないといけないですよね。





以上、つらつら書きましたが、僕がフリーランスとして一歩を踏み出すことができた、背景要因を書いてみました。

そんな感じで今日も一日感謝して気楽にいきたいと思います。ありがとうございます。

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