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やりたい仕事の見つけ方-自身の経験も踏まえて-

やりたい仕事がないんだよね
やりたいことをやれているのが羨ましい

という話を、最近よく聞きます。

僕自身、就活時期までYoutubeやゲームしかしてない生活だったので、「自己分析」がとても苦手でした。自分のスキルってなんだろう、本当にこれは強みなのか、と考え、どれも違うと苦しんでいました。


そんな人が現代には多いのかと思われます。


SNS、漫画、動画配信サイト…。現代は供給される楽しさに埋め尽くされています。子供の頃はもっとクリエイティブな楽しさに包まれていました。授業中に筆箱や机を走り回る棒人間がいたり、布団の中で満点の星空を見ながらぬいぐるみと将来の夢を語り合ったり。


前置きはこのくらいにして。


こんな現代に生まれてきた僕たちがどのようにしてやりたいことを見つければいいのか。今僕はやりたいことに満ち溢れているが、なんでこんなことになったのか。

きょうの帰り道、ふと今の自分を伝えたいなぁと思ったので、自身の経験も踏まえて簡単にまとめていきたいと思います。

あくまでも個人の見解なので、明確なデータや正解ではないことを念頭に置いてくれると助かります。

※今回は趣味などのやりたいことではなく、比較的仕事に近いところ、自己分析に寄った観点から記述させていただきます。趣味の見つけ方もいつかかけたら書いてみます。


1.僕のやりたいこと(2020年5月25日時点)

とりあえず、みなさんに身近に感じてもらうために自分の今やりたいこと(やっていることでもある)を箇条書きで記述しておきます。

〜仕事の場合〜

・厚田の情報を全てHPで見れるようにする、次にみやすくする

・HPだけでなく、紙媒体で発信する(雑誌)

・紙媒体だけでなく、動画でも公開して再現性を高める


〜プライベートの場合〜

・自身の言葉が薄っぺらくならないよう本を読む

・動画の質を高めるために、リスペクトしている動画の方法を模写?する

・雑誌のレイアウトや写真の撮り方を学ぶ


といった感じです。これについては深くは書きませんが、いつかNoteに書けたらいいなと思います。


2.やりたいことを見つけるためには

題の通りですが、やりたいことを見つけるためには大きく二つの考えが重要なのではないかと考えます。

一つ目が「優しい責任感を持つこと」

二つ目が「食わず嫌いをやめること」

です。

詳しく書いていきましょう。

優しい責任感を持つこと

冒頭にも触れましたが、現代にはエンターテインメントがあふれています。

まるでファーストフードのように手軽に面白いものが供給されてしまうため、私たちはわざわざ映画館に行かなくても、ゲーム機を買わずとも、本屋さんに行かずとも、無料に近い金額で一生分以上の娯楽を得ることができます。

ただ、我々が危惧しなくてはならないのは、いつまでも供給される側にはいれないということなのです。

いつかはお金を稼ぐために、誰かの需要を供給する必要があるのです。そのためには、なんらかのツールを駆使していかなければならない。(有形無形かは置いておいて)

でも、何をやっても面白くなさそう。何か初めても、Youtubeが面白くて結局1日が過ぎる…。

そんなあなたに必要なのが、優しい責任感なんです。

簡単に事例を書きましょう。僕は今地域おこし協力隊の情報発信担当として活動しています。協力隊に入った当時、できることもやりたいことも定まらなかった僕ですが、Youtubeが好きだったので動画制作をしてみることにしました。マックブックに元から入っているアプリと、買ったばかりのGoproを使った拙い映像でしたが、地域の方には「こんな場所あったんだ」「楽しそう」など、情報発信としてとても役立つものになりました。その経験から、動画・チラシ・雑誌など様々な業態で情報発信を広げていきました。


この時に重要だったのが、「協力隊の業務である」という責任と、「どれだけ下手だったとしても喜ばれる」という優しさでした。

これが個人的な趣味としてやろうとしていたなら動画をやる気にはならなかっただろうし、周りにプロのようなすごい人たちがいたら始めていなかったでしょう。


ちょっとは伝わったでしょうか。協力隊というものが特殊だとは思いますが、みなさんの場合だったら「サークルの活動」「友達へのサプライズ」「部活動」などが当てはめやすいのかなと感じます。責任感の部分がちょっと難しいのかもしれませんが…。


食わず嫌いをやめる

これもすごく大事です。僕は今厚田の情報発信力を強化していくために、HPだけでなく雑誌を制作しています。そこで使用しているのが「イラストレーター」というソフトです。

正直、自分がイラストレーターを使用するとは思いませんでした。理由は簡単で、字や絵がとても汚く、人に見せられるようなものではなかったからです。

ただ、自分が動画編集をしていく中で、絵が描けなくとも機械の力を使ってある程度のクリエイティブが作れることがわかってきました。(主にサムネイル制作)

「もしかしたら、チラシも作れるのではないか」

と思い、石狩市の地域おこし協力隊の募集チラシを作ってみたところ、前述の優しい責任感のおかげもあり、そこそこ反響をいただくことができ自信につながりました。

地域おこし協力隊募集チラシ

言われてみれば当たり前なのですが、最初から絵が得意な人はいません。大人も子供と同じように、自主的に取り組んでいき、そこで褒められたり感謝されることで自己肯定感が上がり、自分のやりたいことへとつながっていくのです。

ただ、子供の頃より色々なものが見えて聞こえてしまっているので、ちょっとばかり自分に制約を与える。優しい責任感を。

そうすれば、段々と見えてくるものがあるかもしれません。


終わりに


今回は僕の事例を中心にお話ししましたが、別にやりたいことっていうのはPC作業だけじゃないと思います。IT化が主となっている現代でも、漁師・農家をしてもいいと思うし、急にファッションデザイナーになってもいいし、急に休学して地域おこし協力隊になってもいい。

昔だったらな〜というのはやめましょう、一緒に色々やりましょう。

現場からは以上です。


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