ラジオ体操を始めたきっかけ
私がラジオ体操を始めたのは健康の為ではなく、
朝活がしたかったから。
私の住むマンションは自宅郵便受けに新聞配達するのを制しており、3棟の1棟だけに集合ポストがある。エレベーターで1階まで降り、別の棟まで移動しなければならない。
往復すると5分以上かかる。
忙しい朝、つい時間がなくて朝刊を取りにいけない。
外出から帰宅した際にポストに寄るも、夕方にその日の朝刊を読む…これがなんとも、どうも気持ちの良いものではなく…。
しかも荷物が多い時なんぞは明日でいっか、となり、新聞が溜まっていくという、、
嗚呼、熱いコーヒー飲みながら朝刊を読みたい
早く起きたい、朝の用事をああでもない、こうでもないと、混沌と模索していた。
ある秋の日、マンションの掲示板に
「ラジオ体操始めます、パジャマでどうぞ」
というポスターが貼ってあった。
場所は集合ポストの近くのコミュニティルーム。
室内なので雨の日はなし、なんてのもない。
あ。ラジオ体操に行けば朝刊が取れる。
あくまで朝刊が目的。
ラジオ体操はやっても身体には悪くないし、という考えからラジオ体操人生が始まった。
初日、第一体操だけかと思いきや、首の運動を挟んで第二まであることに驚いた。
第一だけだと、なんだか物足りないな、と思ったので丁度いい、なーんて思った。
体操後はなんだかスッキリするし、早朝は気持ち良いし、何より朝刊が取れる♫よしっ。
で、翌日。
しっかり筋肉痛になってしまった。
ラジオ体操して筋肉痛なんて…
なんと運動不足だったんだろう…
ラジオ体操って、効いてるんだな、
これくらいの体操は毎日やってもいいかな、
ということで続けていくことになりました。
で、ラジオ体操は朝刊を取りにいくついで、
で始まったのですが、
朝刊が取れる事よりも想像以上に、遥かに相乗効果があり、驚きの連続の日々も始まったのでした。
ラジオ体操行く前に、洗濯機オンしとこう、
帰ってきたらトイレ掃除しよう、と、朝のリズムができてきたのです。
早起きができ、朝活を楽しんでいた当時はまだラジオ体操の良さに気付かずに2年もの月日が流れます、、
人間、何がキッカケで人生が変わるか、
本当にわかりませんね。
心の奥でなんとなーく、何かやってみたい、
自分の特技というか、これ、と言える何かが欲しい、
自分の自信に繋がる何か、確信が欲しい、
そんな気持ちは誰でも持っていると思います。
ラジオ体操はあなたの心を押してくれる体操です。
出不精でものぐさな私がラジオ体操を通して発見したこと、感じた事を綴っていきます。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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