渡米に必要なもの 渡米後篇
みなさん、こんにちは。
Ryo “Ryan” Hagiwara(萩原諒)です。仕事に関わる内容はSubstackで書くようにしました。Meet the Startupsと題して、日々探索活動をしている中で面白いと思ったものを紹介していきますので是非Substackもフォローいただけると嬉しいです。いわゆるメルマガになりますのでメールアドレスを登録するだけです。もちろん無料です。
今回は駐在員向け、渡米するにあたって必要なものをまとめておきます。2ヶ月たって一通り落ち着いてきたかな、という状態です。それぞれ詳しいサイトは色々ありますので、あくまで参考程度にしていただければと思います!アメリカ駐在!と辞令を受けとった時はとにかくワクワクしましたが、めんどくさがりの私としてはその先に待つ諸々の申請に悪戦苦闘。。。できるだけそのストレスを減らしたい、ということで今後渡米する方向けです。国内での作業もありましたが、実際に渡米してからでないとできないものもあり、ここでは渡米してから必要なものをまとめておきたいと思います。
1:携帯電話
これがないと何もできない!と言っても過言ではないのが携帯電話。電話でのやりとり自体はそこまで多くないですが、下記にも記載するアプリを登録する際、2段階認証をする際などなど、携帯電話がないと先に進めないものばかりです。日本国内にいながらSIMカードをゲットするやり方もありますが、現地で購入した方が安いかも?私の場合は近くにあったAT&Tに行き、端末含めて購入。クレジットヒストリーがないからということで、前払い(クレジットカード払いが通ったので、それでいいのかは不明)対応。AT&TのUnlimitedプラン(通話、通信量無制限)が月額$65。こちらも前払いAuto -pay設定にしたことで月額$50になってます。電波がそこまで良くありませんが不自由はしません。日本の携帯番号(ドコモ)は月額500円くらいの番号保管サービスを使いました。3年間とのことで切れる前に更新必須とのこと。
2:住所
SSNは住所を借りて申請することが可能ですが、後で変更する必要あり。銀行口座も仮の住所でできました。運転免許は住所に加えてそこに住んでいるよ、という証明が必要です。アパートメントの契約をすれば獲得可能です。Real-IDに関してはアパートの契約書の他にもう1通、公共料金の支払い領収書など住所、名前記載のものが必要でした。
住む場所は知り合いが住んでいるアパートメントで一度行ったことがあったので内見はせずに契約。日本で行い、なんと全てオンラインで完結!入居可能日に初月分と手数料のチェックを持参することで入居できました。インドの方が多いですね笑
3:銀行口座
売却されてしまったので今後どうなるかわかりませんが、日本でユニオンバンクの口座は獲得可能です。ただ、三菱UFJ銀行経由での取得で大量の書類と日数がかかるので現地でチャレンジ。三菱UFJ傘下ということもあり?!サンノゼ日本町にある支店では日本人がいると聞き、訪問。全て日本語で気持ちよく対応してくれました!!住所やSSNなどは後日でも対応できました。個人的にはアプリが良くて(前から住んでいる人に言わせるとようやく良くなったらしいです)、小切手を写真撮るだけで入金できたり、入出金管理が簡単にできたり、私には便利です。日本では口座は妻任せだったので、違いがわからないのですが…
4:ソーシャルセキュリティナンバー
アメリカで生活する上で必須です。必ず登録しなければいけません。昔は事務所に行って並んで待つスタイルだったらしいですが、コロナ対応で予約を取る必要があります。電話で行く予定の事務所に連絡して、アポイントを取ります。私が言ったサンノゼの事務所は午前中か午後と広い時間帯の設定で、入る前のセキュリティチェック(空港と同じような形)が必要で、色々なサイトに書いてある通り、最低限の荷物で臨みましょう。朝一のオープン前に行きましたが、すでに10人程度並んでました。一人一人チェックがあるので20分くらい待ちました。ちなみに私が入るときに並び始めた人は私が出てきたときにまだ並んでましたので、早めに行くことをお勧めします。午後の方が空いている、という噂も。
提出書類は現地で書くこともできますが、Webページからダウンロードできるので書いていく方ことをお勧めします。アポイントの電話ではサイン欄、日付欄は受付で記入するから、と言われましたが、特にここで書け、とは言われなかったので行った日の日付になっていれば問題ないでしょう。窓口では基本窓口の人が入力をするだけなので、待つのみです。いくつか書いてある内容の確認がありましたが、基本的なものだけでした。1時間程度で終わったかな。
書類提出後は4週間待って、という紙を渡されます。私より1週間後に申請した人が3週間くらいできたのに、私はいくら待っても来ず。電話で聞いたところ、「Oh ,Sorry」と完全に忘れられていたようです。先輩駐在員曰く、よくあることとのことで洗礼を浴びました笑 電話で確認後は5日くらいでGet!
5:運転免許証
レンタカーを借りる場合は国際免許証が必須です。CAでは国際免許証は渡米後10日間しか効力がないらしく、警察に見つかったらどうなるのか不安ですが、SSNが必須なので取ること不可能です。SSN取得が最短でも4週間かかりますので、取得後即エントリーするのが吉。SSN取得後はオンラインで登録が可能。RealIDを申請する場合は住所証明が2通必要でアパート契約+公共料金の支払い領収書や銀行発行の住所がわかるものが必須となります。オンラインで登録後はとにかく事務所に行けばWriting試験を受けることができ、仮免許の獲得が可能です。最初の窓口でWebで登録されているかをチェックされ、次の窓口で詳細の確認、書類提出。その後は指示に従うだけで、写真撮影、Writingテスト(選択式なので書く必要はない)、仮免許発行です。仮免発行後はオンラインで実技試験の予約をとります。私の場合は1ヶ月先で登録できましたが、3ヶ月待ちとか別途お金払うことで早めに取れるサービスがあるとか。現在実技試験待ちですが、免許持っている人と一緒に行く必要があること(仮免は免許持っている人が隣に乗っていれば乗ってOK)、保険に入っていることが必要で、最初に車が正常に動くかの確認、正常に動かせるかの確認から入るようです。運転はレンタカーで慣れたのですが、試験官によっては当たり外れがあるらしく、心配です。試験を受ける場所によっても難易度が異なるとか。
6:Venmo
「Venmoで送るよ」「Venmoで送って」と来て早々、何度言われたことか。こちらでは現金をほぼ持たないので(決済で現金を使うことがほぼないというか現金オンリーという店にまだ出会ったことがない)、誰かがまとめて払って、Venmoで集めるというのが当たり前になっています。SSNなしでも登録可能で、銀行口座などと紐づければOKです。私の場合、ユニオンバンクとの紐付けでしたが、銀行のVerifyに2日くらいかかりました。銀行の人からもVenmoとの紐付けは少し時間かかると言われました。Venmoでお金を受け取るとVenmo上にお金が残っている状態なので、銀行口座に振り込むには自分で操作する必要があります。操作といってもワンクリックで、急がない場合は2−3日で入金されるスケジュールであれば手数料はゼロです。株式売買ができるRobinhoodやクリエーターエコノミー界のお金をマネジメントするサービスはそのサービス自体が銀行口座の役割を果たし、それぞれでデビットカードを発行できることが多いようです。VenmoもRobinhoodも発行可能です。Venmoは仮想通貨も買えるようになっていて、テスト的に買ってみました。こちらは他のウォレットとの連携は現状できないので、仮想通貨を他で管理したい方にはお勧めできません。あくまでVenmo内のみで購入、売却が可能になってます。しかし買ってすぐ暴落するとは…
7:I-94
オンラインで確認、取得することが可能です。SSN申請の際に必要です。入国すると即日(その日の夜には反映)出るっぽいです。いつまで滞在することができるかも記載されているので非常に重要です。
8:その他
家のwifiとか色々あった気がしますが、思い出したらまた追記していきたいと思います!記憶で書いたので情報が異なっていたりしたらすいません。2021年8月現在の内容です。
色々とやり方が違ったり、そもそも慣れない英語だったりと苦労はありますが、なんとかなりました。私が住むベイエリアには日本人も多く、コミュニティもあります。私が助けてもらったように、今後新たに来る人の手助けができれば幸いです。
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