2022年のふりかえり
こんにちは。ryo-endoです。
LAPRAS株式会社でスクラムマスター/ソフトウェアエンジニアなお仕事をしています。
仕事を納めて今年一年をふりかえってみると、自分でも驚くくらいいろんな活動をしていたので、ひさしぶりにnoteにまとめてみました。
今年2022年は、開発組織以外にも影響の輪を広げていけた一年でした。カスタマーサクセスチームで定期的にワークショップをしたり、全社オフサイトでコンテンツを企画したり。ほどよく「うっ」ってなりながらも、自由にさせてもらえたので、みんなでアジャイルにむけていろんなチャレンジができました。
来年2023年は、こういった活動は引き続きやっていきながら、もっと手を動かしてプロダクトに貢献していく一年にできたら嬉しいなと思います。
以下、タイムラインでのふりかえりです。
1月
RSGT2022
RSGT2022に現地参加しました。(2回目3年ぶり)
最高に熱量をもらえたのはもちろん、久しぶりにコミュニティの方々と会話ができて嬉しかったのをよく覚えています。
またはじめて同僚を誘って参加しました。終わったあとに社内のコンテキストで感想戦ができるのはいいですね。あと僕が大好きなコミュニティを楽しかったと言ってくれて嬉しかったです。
ORSC 基礎コース
ORSC(システムコーチング)の基礎コースに参加しました。
この頃コーチングを身に着けたいなと思っていたので「チームや組織の関係性に対してのコーチング」という部分に惹かれての参加です。
場の観察やリフレクション、身体表現を使った対話の方法など、新しい見方やアプローチの方法を学ぶことができ、この一年は折に触れてORSCのエッセンスを活用していたのを覚えています。
また普段は自分がワークショップを企画する側なので、こういったコースを受講して自分自身も新しい体験をするのって大切ですね。
てくてく関西
以前転職活動をしていたときに知り合った@umisora__さんにお声がけいただき、マネーフォワードさんのYouTube配信にゲスト出演しました。ありがとうございます。
フルリモートでホラクラシーなスタートアップ組織の中で、どんな感じでスクラムマスターをやってるの?みたいな会話をしました。たぶん。(恥ずかしいのであらためて視聴していない)
2月
スクラムチームの立ち上げ
新しいスクラムチームが生まれたので、立ち上げにフォーカスしていました。スクラムというフレームワークの中でなぜこのスクラムイベントがあるのか?検査・適応とは?みたいなことを丁寧に伝えて一緒に実践していったのを覚えています。メンバーに恵まれたのもありその後とてもいいチームになったので、スクラムマスターとしてもチームとしても成功体験ができてとても嬉しかったです。
またこのチームでやってみた「毎日リファインメント」が狙いどおりうまくいったのでこちらの記事で共有してあります。
gatherの導入
そうそう。社内でgatherを活用し始めたのもこのころでしたね。
いまでは社内のデファクトスタンダードになっています。
あとはまだ情報が少なかったので、安心して活用するためにアクセス権限周りを調べてこんな記事を書きました。
3月
4時間のモブプロでGatherに鬼ごっこ機能をつくる
gatherが好きすぎて、LAPRASのモブプロ生配信で gatherのAPIをテーマにした配信をはじめました。
生配信中に開発テーマを決め、ユーザーストーリーマッピングからプロダクトバックログを作るチャレンジをしているので、このあたりの生々しいやりとりとスピード感に興味がある方はぜひ観ていただけると嬉しいです。
4月
レゴブロックを使ったワークショップ
「Visionについてそれぞれが考えるためのワークショップを企画してほしい」と相談されたのをきっかけに、全社員を対象にしたレゴ® シリアスプレイ®のワークショップを開催をしました。(僕は公認ファシリテータの資格を持っていないので、厳密にはシリアスプレイではないのですが。以前参加者として体験したことがあったのと、書籍を参考にやってみたよ)
たぶん2022年でいちばん熱意を傾けたワークショップ。
2時間半の枠の中で、どうやってブロックの組み立てや、作品を通して語ることに慣れてもらい、最終的なテーマに向き合うか…何度も何度も流れを考えて試行錯誤したのを覚えています。自分でレゴブロックのセットを作ったり、リモート参加のメンバー向けに郵送して当日はカメラを繋いで同時進行したり。いま思うとやりすぎなところもあるけど本当に楽しかった。まやたりたいし、いずれは公認ファシリテータも取得したいな。
詳細や写真は記事になっているのでここでは割愛。
noteではじめての1万PV
gatherでの体験が大好きで、その想いをnoteに書いたら思いの外たくさんの方に読んでいただけて嬉しかったです。
5月
カスタマーサクセスチームの対話支援
カスタマーサクセスチームから相談を受けて、毎月簡単な対話形式のワークショップをはじめました。
ふりかえりのフレームワークやドラッカー風エクササイズなど。1月に受講したORSCの要素も取り入れつつ、普段の業務の中では出ない会話が生まれる場を意図的に演出しました。期待に応えられているかな〜とちょっと不安だったけど、uniposでポジティブな感想がたくさんもらえたので安心しました。この活動は9月まで続きました。
6月
情シス業務も兼務しててそれが忙しかったような。
社内の運用ルール見直しや、セキュリティまわりの取り組みを推進していました。あまりここでは書けないですね。
7月
セールス/カスタマーサクセス部門のオフサイト支援
5月から続けていたカスタマーサクセスチームの対話支援の流れもあり、セールス/カスタマーサクセス部門のオフサイトコンテンツを企画・運営しました。
対面での相互理解がテーマだったので、似顔絵からの他己紹介、マシュマロ・チャレンジ、ムービングモチベータ、お料理対決など明るいコンテンツを好き放題詰め込んで楽しかったです。
ちなみに会場はいつもの大崎ブックカフェ。
広くて、ネットワークも安定。朝から夜まで貸し切りできるので、ワークショップから懇親会まで使えておすすめです。
ISUCONに初参加
同僚と一緒にISUCON12に参加しました。
結果は183位と残念な感じですが、事前の準備でパフォーマンス・チューニングの勉強もできてよかったです。今回は基本的なことしか対応できなかったですが、また来年も挑戦したいです。
『スクラムマスターのキャリア』〜 だいくしーのスクラム Bar 🍺 #5に出演
コミュニティで繋がりのある@daiksyさんからお誘いいただき、だいくしーのスクラム Barに出演させていただきました。ありがとうございます。
スクラムマスターの経験で得られるスキルってスクラム以外の場面でもキャリアのプラスになるよね!みたいなをしました。たぶん。(こちらも恥ずかしいので…)
またログミーデビューできたのもいい思い出。
8月
4時間のモブプロでひたすらOSSにコントリビュートする
LAPRASモブプロ生配信の新シリーズがスタートしました。
ちなみに前回もですが、僕の役割は演出と画面共有なのでコードは書いていません。最後の放送で残り時間が少なくなってきたときに「わかったことをIssueにコメント残すのだって立派な貢献ですよね!」と落とし所を見つけて少しでもアウトカムを拾いに行ったところが、個人的にファインプレーだったと思います。
ちなみにこの配信を通して@KawamataRyoさんをEC-CUBEのコントリビュータに巻き込めたのが嬉しかったです。
ファシリテートがんばった
そういえば、プロダクトについて集まって議論する日があってファシリテータとして参加した。
けっこう空中戦になりそうなテーマだったんだけど、問いかけて、ホワイトボードに書き出して、議論を可視化しながら前進させていく。もっとうまくできたところもあるけれど、リアルタイムのヒリヒリする感じが楽しかった。ここぞというところで社内からお声がけいただけるのは嬉しいな。
会場はエッサムの三面ホワイトボードの会議室。よかったのでメモ。
9月
EC-CUBE 4.2 バグバウンティに入賞
前職EC-CUBEがバグバウンティを開催していたので、節操なく参加して7位入賞させていただいた。作成したIssueはこちら。
10月
PyCon JP 2022のブース出展
LAPRASがPyCon JP 2022のスポンサーとしてブース出展することとなった。
会社としても技術カンファレンスにブース出展するのは初めてで、経験値も備品もない状況の中、周囲の協力をいただきながらブース設計からノベルティや備品の発注までなんでもやった。9〜10月はこの準備にだいぶ頭を持っていかれていた。
PyCon来場者限定でLAPRASポートフォリと連携する企画ができたらおもしろいよね!が実現できたので満足している。忙しいなか機能開発してくれた@takeashipさんありがとう。
紙飛行機ワークショップ
全社オフサイトで交流できるワークショップできませんか?とご相談いただいたので、定番ですが紙飛行機ワークショップを開催しました。
とりあえず声をかけたらいい感じにコンテンツ考えてやってくれる人!という社内ブランディングに成功したようで、こういった仕事が自然とやってくるのはいろいろ実践できて嬉しいです。
セキスペの試験
7月になんとなく申し込んだセキスペ(情報処理安全確保支援士)の試験がありました。こういった試験は新卒以来だったので懐かしい感じ。
テキストざっと読んで、過去問いくつかやったくらいで受験でしたが、なんやかんや15年もエンジニアしていたら応用できる知識は身についていたようで、無事に合格でしました。午後Iが61.2点だったけどね!
11月
コンセプトづくりワークショップ
プロダクトオーナーの@Chan_moroさんからのリクエストを受けて、書籍を参考にコンセプトづくりのワークショップを開催しました。
こういったワークショップははじめての挑戦でしたが、問いかけ、可視化、議論、発見といったいままでのファシリテータ経験の総合格闘技みたいな場になりました。無事に合意形成できて終われてよかった。
12月
LAPRAS公開社内勉強会「教えて!RSGT2023の楽しみ方」
来年のRSGT2023に開発メンバーみんなで参加することになったので、当日に向けた社内勉強会を開催しました。快くゲスト出演してくださった@daiksyさんと@sasakendayoさんありがとうございました。
またこの配信を含めたRSGTにみんなでいくぞ!の気持ちはこちらのnoteで紹介しています。
ActivityLogグラフの開発
LAPRASのポートフォリオにActivityLogにグラフを表示する機能を追加しました。
もともとActivityLogという活動をタイムラインで表示する機能があったのですが、これをグラフでわかりやすく可視化することで、活動のふりかえりや気づきにつながるのではないかという想いで企画・開発しました。
ひさびさに自分でコードを書いてプロダクトに貢献する体験できてよかったです。これ以降はコードを書いてプロダクトに貢献するところに軸足を置くようになりました。(スクラムマスターはちょっと休憩)
というわけで2023年
冒頭のまとめにも書きましたが、2023年はもっと手を動かしてプロダクトに貢献していけると楽しそうだなと思っています。
こういった思い切った動きができるのも、チームが自走してくれてるおかげだったりするのでありがたいですね。
あとは社外でのふりかえりやワークショップのお手伝いなど、そういう経験できれば嬉しいなと思っています。ご縁があれば。
来年もどんな一年になるのかたのしみです。
さいごに宣伝
LAPRASというエンジニア向けサービスの開発をしています。
いろんなアカウントを連携することでこんなポートフォリオを自動で作り、日々のエンジニアとしての活動のライフログのように活用できます。
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Photo by - UnsplashのCathryn Laveryが撮影した写真
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