RSGT2023に開発チームみんなで参加するための取り組みと想いについて
こんにちは。
LAPRAS株式会社でスクラムマスターをやっています ryo-endo です。
タイトルのとおり、来年1月に開催されるRSGT2023(RegionalScrumGatheringTokyo2023)に開発チームみんなで参加をさせていただくので、参加に向けた取り組みや想いを書きたいと思います。
またチームでの参加に当たり貴重な現地参加チケットを少し多めに購入させていただいたので、ただ参加して終わりではなく、チームにとって実りある時間にしようとしていることも伝えられれば幸いです。
そしてこの記事は勢い余ってエントリーした スクラムギャザリング&スクラムフェス Advent Calendar 2022 の6日目の記事です。
なぜチームで参加するのか?
RSGTでは、どのような技術でプロダクトを開発しているのかに関わらず、チームでプロダクト開発をするという活動に対して共通した学びを得られるイベントだからです。
LAPRASの開発組織では、HRTの原則を大切にし、少人数のチームで開発を行い、経験から学ぼうという姿勢で日々プロダクトに向き合っています。今回参加するメンバーにはスクラム未経験のメンバーもいますが、前途のようなバックグラウンドがあれば、たとえスクラムチームの一員でなくても、RSGTに参加することで得られるものが多くあるだろうと考えました。
また私は2019年に初めてRSGTに参加しましたが、会場での学びや熱量を現場で伝えることができず歯がゆい思いをしたのを覚えています。
開催期間中ずっと発見と対話に包み込まれ、頭は疲れ果てているはずなのにポジティブな気持ちで溢れているあの感覚を "個人" ではなく "チーム" で体験し現場に持ち帰ることができたらどんな変化が起こるのか見てみたいのです。(短期ではともかく、一年後に1度の違いとなって現れてくると信じて)
参加に向けてこんな取り組みをします
せっかく参加するのですから受け身の参加にはなって欲しくはないし、むしろこの機会を活かして組織に新しいアイデアを広めていこう!
そうだ、FEARLESS CHANGEだ!
というわけで、この機会を逃さないように社内でいくつかの取り組みを企画しているので紹介していきたいと思います。
また今回「チームみんなで参加する」というわかりやすい共通目標を置くことで、参加に向けての様々な取り組みにメンバーを巻き込みやすくなっております。こういうの大事。
1. 参加に向けての社内勉強会を開催
初めて参加する場は誰でも緊張するものです。
まずは参加への不安を少しでも取り除きたいという想いで、事前の社内勉強会を行いました。勉強会で扱った話題は大きく2つです。
RSGTはカンファレンスではなく"ギャザリング" という名前が現している通り、エンジニアメンバーが普段参加している技術系カンファレンスとは違う方向に成長をしているイベントだと思っています。
なので、セッションを受講しようという気持ちで参加するともったいない。廊下での会話やワークショップ、OSTに積極的に参加するともっと楽しめるよー、という(ちょっとお節介な)説明をするとともに、初参加のメンバーからの「サイトの写真みたいに円座で座るんですか?」「OSTってなんですか?」「コミュニケーションの輪に入れるか不安…」という質問に参加経験者たちで答えていきました。
また気になるセッションについても、自分がどのセッションを聞こうか考える以上に、他の人が発見したセッションに興味を持つメンバーが多く、最終的に「RSGTに関わらずカンファレンス参加の事前勉強会はあったほうがいいですね」という感想をもらいました。
もしこれを読まれてて同僚と参加される方おられましたら、事前の社内勉強会はぜひおすすめしたいです。
こちらの勉強会については、初参加のみなさんの役に少しでも立てばという想いでYouTube配信をしておりますので、よろしければご覧ください。
2. 当日のコメント用のSlackチャンネルを作る
社内Slackに `#rsgt2023` というチャンネルを作り、イベント参加中の感想や学びをリアルタイムに安心してつぶやける場を用意しました。
昨年は同僚と3人で参加したのですが、セッションの内容を自分たちのチームに当てはめて考えてみたり、社内のコンテキストで議論をすることができるのは同僚と参加している一番のメリットだと感じました。今年はもっと多くのメンバーと意見を交換しながら参加できることが楽しみです。
またコミュニティ参加者としてはTwitterなどオープンな場で感想や意見を共有することも大事だと考えており、社内コンテキストに関係が無いところはどんどんツイートしていきますね!
3. 3日目終了後に参加メンバーで集まってふりかえり
RSGTのプログラム終了後、そのまま社内の参加メンバーで貸し会議室に集まり、ふりかえり&感想戦を行う企画を進めています。
(中華料理を食べに行きたい気持ちをぐっと堪えて…)
普段はフルリモートで働いている環境で、コミュニティからもらった学びと熱量をできるだけ自分たちの現場に持ち帰るにはどうしたらいいか?と考えた結果、そのまま間髪入れずにディスカッションしてしまおうということになりました。
チェックイン後、OST形式で進めて、最後にそれぞれNextアクションを共有する予定です。普段とは違う切り口での会話ができそうでいまから楽しみです。
終わりに
簡単ですが開発チームみんなで参加するに至った背景や想い。参加に向けての取り組みを紹介させていただきました。
ちょっとお膳立てしすぎじゃないかと思うこともありますが、初参加のメンバーに「参加してよかった」と思ってもらい、社内でコミュニティが立ち上がったり、各地のスクフェスやプロポーザル提出などコミュニティに参加するキッカケになればめちゃめちゃ嬉しいです。
RSGT2023開催まで残り35日。
どんな3日間になるのかいまから楽しみです!当日お会いしましょう 🙌
Photo by Vlad Hilitanu on Unsplash
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