世界は弾ける前の泡

世界シミュレーション仮説を知っているだろうか。
これを簡単に説明すると、私たちが生きている世界はより高次元の存在が創造したものに過ぎないというものだ。

要するに世界はすごいコンピュータがシミュレートしているだけの偶像に過ぎないという考え方。

そんなわけないだろって思う人もいるだろうけれど、この世界がシミュレーションかどうかなんて証明できないのだから、信じてみてもいいんじゃないだろうか。

少なくとも私にとってはシミュレーションであると考えると気持ちが楽になる。どんな大きな失敗も悪感情もすべて虚像で存在しないのだから。

この世界がシミュレーションであるとすると、私たちはより高次元の存在に生死を握られているということである。なぜなら彼らは私たちがコンピュータの電源を切るように世界の電源を切れるのだから。

そしてもしかすると、私たちの感じている1年も実際には一瞬にも満たないのかもしれない。ちょうどゲームの中で簡単に時間が加速したり減速したりするように、時間は世界の外側からコントロールされているのかも。

今日まで続いていた繁栄が一瞬ではじけてしまうかもしれないこの世界は弾ける前の泡にすぎない。

そんな世界ならもう少し積極的になれそうだ。

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