常識を植え付ける特訓

自分の世界は、自分だけの世界。
誰にも邪魔されない、自分がよいと思うことが“よいこと”になる、自分の好きなことを好きなだけ噛み締めることが許される、そんな世界。
その世界の住人であることは間違いないのだが、もう一つ“常識の世界”の住人でもあることを忘れてはいけない。自分一人では生きていけないのだから、当然こちらの世界にも慣れておく必要がある。

“常識の世界”になれる訓練として、街で美味しそうなご飯屋さんを探すことにチャレンジした。今まで調べたことがなかった分、とてもつらい。だが、電車に乗ってもうすぐ着こうかというくらいで少しだけ負荷が軽くなった感じがした。なんだか、今まで調べたくなかった気持ちがスッとなくなって、調べてもいいと思えるようになってきたのだ。この感覚が常識の世界への入り口なのであれば、喜んで向かうことにする。

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