なぜTikTokが話題なのか調べてみた!?

最近、よく話題になっているTikTokが、どうしてバズっているのか調べてみました。

まず、TikTokとは??

2016年にサービスが開始されたショートムービーSNS。中国企業のByteDanceが運営し、日本国内のユーザー数は950万人、世界150ヶ国では5億人以上が利用している。誰でも簡単に動画の撮影から編集、投稿までできき、おすすめ動画が次々に流れてきて、見ているだけでも十分に楽しめる。2017年11月、中国企業によって開発され、その後、アメリカに拠点を移動した同様のムービーSNSであるMusical.lyを買収し、アプリを統合。北米でのユーザーを獲得し急成長。

TikTokのなにが問題なのか??

中国政府がTikTokを介して、個人情報や国家機密を入手するのではないかと疑われてる。中国では、2017年6月から国家情報法が施行されました。その中には、中国の全ての個人および組織は、国家の情報活動に協力しなければならないとある。2019年10月、アメリカの上院議員が政府の情報当局へ、TikTokがアメリカのユーザー情報を集め、中国共産党と共有しているか調査を依頼。同年12月には、アメリカ国防総省が米軍関係者全員に、国が支給したモバイル端末からTikTokを削除するよう指示。2020年に入り、TikTokがユーザーが入力した内容などから情報を集めていることが発覚し、Amazonなど多くの企業が従業員にスマホからTikTokを削除するよう促す。中国と国境紛争をかかえるインドでは、今年6月からTikTokの禁止を発表。また、オーストラリアではTikTok禁止が検討されている。

どうして買収するのか??

アメリカ国内の事業をアメリカ企業が買収し、運営することで安全性を確保するため。トランプ大統領は今年7月に、新型コロナに関する中国の責任逃れへの報復として、TikTokの利用を禁止すると発言した。しかし、アメリカには7000万人のユーザーがいる。突然のTikTok禁止は、今年11月に控える大統領選挙で、主なユーザーである若い有権者が反発すると考え、買収が検討されている。トランプ大統領は、9月15日までに買収が完了しなければ、TikTokは利用禁止としている。

感想

すべてのSNSは、開発当初の目的は様々ですが、ユーザーの情報を集めることが目的に含まれるではないでしょうか??SNSはユーザーが増えることで、多くの情報が集まり、発展していきます。ユーザーを獲得し、さらなる発展の為にも、ユーザー情報の収集は必須です。このTikTokにおいては、中国政府への情報漏洩が疑われていますが、トランプ政権の次期大統領選挙への思惑が見え隠れしているように感じました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?