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映画 グッドウィルハンティングがあまりにも良すぎた

先日、知り合いにお薦めされたとある映画をみた。それがグットウィルハンティング。
下町育ちの天才ヤンチャボーイ ウィルハンティングが心理学者マグワイア先生と出会いまともな人間になっていくお話。
様々なテーマが散らばっていて、様々な思いを持った人たちに響くと思う。

今これを描いている私は2回目を視聴し終えたが、1回目と2回目でまたみる視点が変わったので、それについて書こうと思う。

視聴1回目

これは一言で表すとALL YOU NEED IS LOVE. 

愛という贈与を幼少期から得られてこなかったウィルはマグワイア先生から愛を受け取る。

彼らが2回目にあった時、噴水広場の前でマグワイア先生はウィルそのものに興味があると本人に伝えた。

それから数週間ウィルはそれでもなかなか心を開かず、上部だけで人と接していたが、時間が経つにつれて徐々に心を開く。

ガールフレンドのスカイラーもウィルに対して正直でいることを伝えた。しかしウィルは他人に嫌われたくないからと正直になれずにいた。
結局それが喧嘩別れにつながるわけだ。

他人に心を開くのは本当に怖いことだと思う。
自分もウィルと同じ。人が怖い。嫌われたくないし、傷つきたくない。大学で上辺だけで接する技術は身に付けたけど、やっぱり腹を割って話す術を知らないし、勇気もない。

俺を大学4年ずっと近くで見ていた師匠にも言われた。
お前は傷つきたくないだけだって。

なんだろうな。言葉では問題の本質がわかってても、行動に移せないモヤモヤ。

でもスカイラーやマグワイア先生のように相手に敬意と興味を持って接していこうかなと思った。

視聴2回目

印象的だったのは「自分の頭で考えろ」っていうセリフ。

映画で最初に出てくるのはウィルとハーバード生の口喧嘩のシーン。ウィルは本の引用ばかりしてあたかも自分の考えかのように知識をひけらかすハーバード生を論破する。
ウィルは自分の頭で考えることに、プライドを持っていることが見てとれる。

だけどもウィルもハーバード生も実は同じで、本の知識しか知らない、ただのコピペマンだった。
これがわかるのがマグワイア先生との噴水広場での会話。
マグワイア先生はウィルに実体験をもとに感情が、揺れたことがあるか聞いた。
マグワイア先生は自分の頭で考えることっていうのは実体験に基づいて生じた感情について深掘りすることなんだと思う。

「君は僕に朝、愛する女性の隣で起きるという、心からの幸せがどんなものか教えることができない」
-ショーンマグワイア

俺も感情で動いていこうと思った。
それはロマンチストだし、夢想家だし、厳しい人生になると思う。
だって今の世の中は感情を押し殺した方が安定した人生を送れるし、それなりに幸せになれる。
感情は主観的なものなわけで、他人から完全に理解されるものではない。
孤独にもなるだろうし、何やってるんだろって自己否定をする日もあると思う。

けど、感情と真摯に向き合って、自分のこのクソみたいに要領悪い頭で考えて悩んで決断していくことで、多分自己実現に近づいていくのかなと思った。

驕りも良くない。ウィルは自分の頭で考えてると思い込んでいたが実は違った。
ハーバード生をあんなに馬鹿にするのは多分同族嫌悪だったからかもね。

正直俺もほとんど周りは物事を考えてないって前提で話してしまうことがある。完全なる驕りだし、周りを無意識に見下しているのかもしれない。それは絶対やってはいけない。自分のためにならないし。戒めていこうと思う。


まぁ愛と感情を大切にしていこうかな〜ってお話しでした。

あとこのシーンは最高だった。
かっこよすぎてインスタとトプ画ベンアフレックにしてしまった。
プライベートで色々あったみたいだけどアフレックみたいなイケおじにもなりたいな〜なんて思いました😁

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