TEAM SAHICHI野外ワンマイライブ「SHACHI SUMMER2024 in 東武動物公園」の感想
2024年8月11,12日(土,日)に開催されたTEAM SAHICHI野外ワンマイライブ「SHACHI SUMMER2024 in 東武動物公園」に行ってきた。DAY1は「〜サマースプラッシュ!やんちゃで自由な真夏の祭典〜」と、DAY2は「〜沸騰!リアルサウナHOLA!〜」と題される夏の大型ライブだ。
DAY1、DAY2ともにコンセプトを体現した素晴らしいライブで、ただただ体を揺らし踊り飛び跳ね叫ぶ、楽しいライブだった。特にDAY2は、これまでのTEAM SAHCHIのライブの中で最も熱狂したライブだと感じた。
全体の感想
2日間を終えた感想はシンプルに「TEAM SHACHI 最高!!!続けてくれてありがとう。」これしかない。2週間経ち、このテキストを書いている今でも余韻たっぷりだ。
良いライブは全てを解決する。
TEAM SHACHIのライブに行くようになってから3年半ほど経つ。その中で、ライブにしても曲のリリースにしても自分に合うものと合わないものがあった。『笑う門には服着る』の感想でも述べたが、特にここ1年ほどはリリースされた曲の対象が自分ではないという感覚や、内容が内向きだという印象を持つことが多かった。
また、2023年12月〜24年2月に行われたアルバム『笑う門には服着る』を引っ提げたライブハウスツアーファイナルで、心待ちにしていた「FANTASTIC MIRAI」が披露されなかったことはかなりショックだった。(ツアーファイナルから約一月後に行われた振替公演で披露されてはいる。)その後もいくつかのリリースイベントやライブに行ったが不運にも「FANTASTIC MIRAI」を聴く機会はなかったため、リリース当初のワクワク感はすっかり失われてしまった。
そういうわけで、これまでのシャチサマに比べるとライブ前のテンションは低めだったように思う。(単に自分が現場慣れをしたということかもしれないが)
「沸き曲」を軸に据えたカラッとしたライブ
今回のシャチサマはTEAM SHACHIの現在のキラーチューンである「沸き曲」とグループが元々持っている「ライブが強くて楽しい」という強みが噛み合った、カラッとしたライブだった。
咲良菜緒は、インタビューで「沸き曲」の良さにメッセージ性の無さを挙げている。
そういえば僕も以前『笑う門には服着る』の感想で「沸き曲」の良いところとして歌詞にストーリーがないことを挙げた。
思い返すと、自分がこれまで観たTEAM SHACHIのライブは「エモさ」を喚起させようとするシーンがある構成が多かった。2021年豊洲PITやパシフィコ横浜の「START」、2022年10周年公演の「Rainbow」、2023年名古屋城シャチサマの「勲章」など。
だけどシャチサマ2024では、MCで目下の目標である武道館や今回のシャチサマが2DAYSになった経緯についての言及こそあったものの、そこに「エモ」さを押し出した曲をつなげる演出はなかった。
「START」や「DREAMER」のようなファンなら自然と涙が溢れそうになってしまうような曲にもエモさを強化するような役割は与えられていなかったし、屈指のエモ曲である「勲章」はセットリストにすら入っておらずエモい要素は意図的に排除されていると感じた。
一瞬エモくなりそうな雰囲気のあったDAY1「Rainbow」も(意図的かわからないが)大量の銀テ放出によってナチュラルに笑顔が出るような楽しい雰囲気になった。
ではライブに感情的に昂る場面やメッセージ性がなかったのかというと、そういうわけでもない。なぜなら、僕たちは演出によって作られたわかりやすい「エモ」がなくても、歌声・ダンス・MCなどメンバーの一挙手一投足、曲順や客席の様子など様々なところから勝手にメッセージを受け取ってしまうからだ。実際僕なんてDAY2は2曲目でもう泣いていたし笑。
意図的に渡されるメッセージも素晴らしいが、演者から偶然何かを感じ取ってしまい(しかしそこには偶然を起こすための準備があり)結果的に何かを受けとることはなんとも素敵でなことで、これぞライブの醍醐味だと思う。
秋本帆華が言った「なんかよく分かんないけど楽しかったー!って言ってもらえたら嬉しい。」というのは上記のようなことをいっているのだと(勝手に)受け取った。
このようなライブは改名前からのチームしゃちほこの十八番のような気もする。これは原点回帰なのか、それとも試行錯誤の末の新境地なのか改名後のファンである自分にはわからない。おそらく両方なのだろうが、自分がシャチを観はじめてからの試行錯誤がひとつ実ったように感じられて嬉しく感じた。
以下、時系列に沿ってDAY1DAY2両日の感想を書いていく。
東武動物公園HOLA!へ
8月11日は午前中の仕事を終えて横浜から東武動物公園を目指す。慣れない路線で特急の存在を忘れ、各停に乗ってしまったため、予定より少し遅れて15時半ごろ東武動物公園駅に到着した。
駅から東武動物公園まで、無限の汗をかきつつ歩くこと10分ほど。園内のロッカーに荷物をしまって、開場時間直前にHOLA!に到り着いた。
DAY1 ~サマースプラッシュ!やんちゃで自由な真夏の祭典~
開場時間が迫っているといっても指定席だから急いで入場しなくていいのが嬉しい。MIZUNOブースやFCブースに寄って協賛のサントリーのノンアル飲料をもらって一休みしてから入場する。
席はB6列、後方のサブステージから左へ5列ほどの場所だ。番号的には幸運な席ではないが、サブステージを間近で見ることができ、ステージも十分見える良い席だった。
DAY1のセットリストは以下。
ソーラン節からスタート
Blur「Song 2」が鳴りライブスタート。OPムービーに続いて、ステージ中央上部からシャチの4人のメンバーに加えて10数人のダンサーが登場した。ワンマンライブでは初披露となる「TEAM SHACHIのソーラン節」だ。
秋本帆華の「ヤーーーーー」という力強いロングトーンが会場全体に響き渡る。「ソーラン節」では秋本・咲良・大黒の3人が順番に歌唱するが、ここからはじまる「ヤーレンソーラン」にそれぞれの歌唱の特徴が出る。特にライブだと音源の数倍、声の個性が感じられて嬉しい。3人のどのパートを聴いても気持ちいいが、やっぱり自分は咲良菜緒のパートで「この歌声を聴くためにシャチのライブに来てるんだ」思わされる。
一方で昨年の『松隈EP』以来、秋本帆華の歌声(強め)の存在感が増し続けていることを強く感じる。直接のきっかけは松隈ケンタのディレクションだろうが、2021年のパシフィコ横浜公演に向けてのドキュメンタリー Episode2「それぞれの現在地」の中で、チームとして以前から試行錯誤されていたことが示唆されている。未聴の人にはお勧めしたい。
衣装はセーラー+チェック。セーラー→帆走→航海で「VOYAGE」確定演出だと思ったけど全くそんなことはなかった。
Twitterををみているとあの人はこういうの好きだったなみたいなのがわかってくるが、ライブ中のいろんな場面で、あの人喜んでるだろうな〜。と思ったりする。誰とは言わないが、この衣装をはじめ2日間のライブで思い浮かべるアイコンがいくつもあった。
数曲挟んで「雨天決行」でスプラッシュ開始!しかし、このときは自分の席にはそれほど水が飛んで来ず、こんなもんか…大して濡れんじゃんと…と思っていた。
待ち望んでいた Back 2 the Wild
その後は「じりじり夏活委員会 feat.しまじろう」→「ケモノノハナミチ」→「 あなたのトリコ~究極の愛~」→「Back 2 The Wild(Japanese ver.)」と会場の動物園にちなんだ曲が続く。
個人的にめちゃくちゃ嬉しかったのが「Back 2 the Wild」。以前から大好きな曲で、2021年のダイナーシャチといのししツアーのシャチBOX(クジでアンコールの曲目を決める企画)で観たことがあるが、大きなステージで観れる機会はないだろうと思っていただけにめちゃくちゃテンション上がった。しかもフル!!!嬉しすぎる。
サブスク音源がないゆえ曲自体を知らない人もいたんじゃないかと思うし、会場全体の盛り上がりもそこそこだったけれど、個人的にはめちゃくちゃ楽しかった。
この曲の中盤に秋本帆華が「っだぜ 」と8回連続で歌うパートがあるのだが、独特のグルーヴ感のようなものがあって好き。ちなみに今回は最後「っだぜ 〜ぃ」の小さい「ぃ」がなかった。(だから何というわけではないが)
続いて「ごぶれい!しゃちほこでらックス」。初期の好きな曲。この2曲でグッとライブの世界に引き込まれて声を出したり踊ったりするようになった。
Rainbowの紙吹雪
ライブの前半と後半の区切りは「Rainbow」。スプラッシュで雨を降らせたあとだったので、もしかしてリアル虹とか出しちゃう!?と思ったが、実際の演出は中央サブステージからの紙吹雪(銀テープ)だった。
一番の見せ所である終盤の落ちサビから撒き始められた銀テは、最初は感動的なシーンを演出しているように見えた。しかし、よく見るとメンバーの姿を隠さんとばかりのもの凄い勢いで放出されているしやたら長い。客席へ降ってくる様子も「花びらが待っているみたいで綺麗だね」でなく「ギラギラしたやつが大量に落ちてきた笑」みたいな雰囲気になってきた笑。
2023年のシャチサマに行った人なら「勲章」の「銀テープが風下に全部流れる演出(演出ではない)」を連想しただろう。真剣に感動シーンを演出しているはずなのに、なぜか可笑しいシーンになってしまう。そんな魔法がかかったかのようなシャチらしい一幕だった。
ユニット曲
一旦ステージから4人がはけたあとは、ユニット曲が披露された。まずは、はなおん(咲良菜緒・坂本遥奈)の「CABRIOLET」。チルめの曲調、ラップ、懐かしい雰囲気のメロディーを組み合わせた、シャチにしては珍しめの王道J-POPよりの曲。個人的には、海辺を走る車のMVとサビのヘイ〜でSOUL'd OUT「DreamDrive」を思い出した。(あと一瞬 Orang Range「花」がちらつく)
一方、冷めたポテトの復活方法(秋本帆華・大黒柚姫)「きっと神回クライマックス♡」はアニメを楽しみにしている主人公の曲でこちらは王道アイドルソングという雰囲気の曲。キャラクターがを活かした遊びがあっていい感じ。
ライブが終わったあとに、そもそも一般的にユニット曲やソロ曲はどういう狙いでやるものなんだろうと思った。パッと思いつくのは、普段グループではできない曲をやって、客・演者ともにマンネリを打破し、新しい魅力を発見をする。うまくいけばソロデビューする。みたいなこと。
TEAM SHACHIの場合はどういう経緯でソロやユニットをやることになるのか知りたいなと思った。(リソースの配分…みたいな余計なことを考えてしまうので。理由は別にメンバーがやりたいだけみたいなのでも何でもいいんですが。)
大放水
「Rocket Queen feat.MCU」→「のんあるすいけん feat.炒飯」のゲーム音繋がりの2曲から「エンジョイ人生」で再びスプラッシュ!「遊ぼうぜ!」という歌詞にのせて大量の水が放出された。客席全体が子どもにかえったようにはしゃぎ出す。
自分の席の少し前では、本来50人くらいに向けてスプラッシュするはずの水量が(おそらく不具合で)放水器具近くの5人くらいにぶっかかっていた。かかった人はもうどうにでもなれという様子で、後ろで見ているこっちも楽しくなってくる。
「エンジョイ人生」は鉄板の人気曲だが自分にとって特別思い入れのある曲ではない。だけどライブとなるとよく鍵となる役割を任されて「思ってたより楽しい!」と思わされる。
続く「JOINT」→「アサガオ」→「沸き曲」も鉄板の盛り上がりをみせる。僕も楽しみながら、そろそろくるぞと待っていた。
FANTASTIC MIRAI
本編最後は「FANTASTIC MIRAI」。イントロがかかった瞬間から、一気にスイッチが入りめちゃくちゃテンション上がった。坂本遥奈の最初のフレーズで「あ〜良すぎーーー!!」ってなったし、咲良菜緒の歌唱も痺れまくった。
冒頭で述べたように、アルバムの中で一番好きな曲だったにもかかわらず、リリースから半年間ライブで聴くことができなかったストレスが解消されて憑き物が取れたような気分だった。
アンコール
アンコールは撮影可能の「おとなりさん」だったので休憩タイムとして観たり撮ったりする。撮影可能ゆえ盛り上がり辛いけど、ライブの思い出を動画に収めることができるのは嬉しいことだし、いったん着席してクールダウンした後でもあるので、アンコールの1曲目の撮影可能は、ありだったのかなと思う。
最後は「光」→「乙女受験戦争」で締め。新曲の「まつりびと〜カキツバタ〜」がなかったのは意外だった。
初日終わりの感想
初日の感想は「全体的に楽しく、部分的にめちゃくちゃ楽しかった。そして明日がますます楽しみ。」だった。
コンセプトとしては2022年のシャチサマ@大阪城野外音楽堂に近いものだったと思う。メンバーが客席に降りて、できる限り多くの観客にレスを配り、どの席も神席にする。それにスプラッシュやダンサーを加えてお祭り騒ぎ感を出し、双方向的に楽しむライブという感じだ。
2022年は元々予定されていたの7月から10月に延期されたため制限が多かったという事情あるが、このライブはあまり良いとは思わなかった。当時TL上での評判とのギャップがもの凄くストレスで、こういうコンセプトのライブならもう行かなくていいかなと思った。(行くのやめなくて良かった!あのとき話を聴いてくれた二人のタフ民に最大の感謝!)
じゃあなぜ今回は良いと感じたのかというと、水の演出や声出し解禁したことや客席降りの選曲や演出のバランスが(自分にとって)ちょうど良かったのかと思う。メンバーが客席に降りて散っていることも多かったけれども、誰も見えないということはあまりなかったし、どこを見れば良いのか困る場面もほとんどなかった。
また、ライブ全体の質を支える歌唱の安定感も印象に残った。この暑い中常に踊りながら歌っているにもかかわらず、ピッチは安定していて、しかも余裕を持って歌っているという印象さえ受けた。良コンディション時のTEAM SAHCHIのライブ歌唱は、音源より圧倒的に良い。
あとモニター見やすくて良かった(画質は悪かったが無問題)
DAY2への期待
タイトルからしてDAY1はわちゃわちゃ盛り上がる構成、DAY2はバチバチに盛り上がる構成と受け取っていたので、当初からDAY2の方が好みの曲が多そうという期待があった。
また、DAY1は「ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL」「DREAMER」「ROSE FIGHTERS」「AWAKE」「MAMA」などをやってなかった。その中から何曲かやってくれるだろうと期待も高まっていた。特にパワボ。
ライブ後は数人の仲間と飲む。2DAYSということで、普段は一人参戦が多い僕もライブ後に感想戦をしてから翌日を迎えられるというのが嬉しく、話をすることで翌日がますます楽しみになる。(少人数でじっくりしゃべりたいという気持ちといろんな人とお話ししてみたいという気持ちが両方あって困る)
DAY2
一晩空けて翌日。昼に物販にいったがTシャツなど売り切れ続出でタオルだけ購入。東武動物園を楽しみながら開場時間まで待つ。ライブだけじゃなくて動物まで楽しめるの最高。
席は下手側ミニステージ右の通路側、どのステージも見やすく水放出器にも近く神席だった。今回のシャチサマは演出の巧みさゆえ、両日ともかなり神席率が高かったのではないかと思う。
DAY2のセットリストは以下。
DAY2はリアルサウナのタイトルよろしく、サウナ→水風呂→休憩のように、アゲ3曲→クールダウン1曲→MCのサイクルを回すような構成になっていた。(ただし必ずしもクールダウン曲でクールダウンできるわけではない)
第1クール
開演時間の16時に今日もBlur「Song 2」が鳴る。OPムービーで前方に注目していると「ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL(以下パワボ)」のギターリフが鳴り響き、後方からメンバーが現れた。昨日ですっかり暖まっていたうえに、期待していた「パワボ」始まりで、もう一気にゾーンに引き込まれた。「パワボ」イントロのギターリフのぶち上げ力は凄すぎる。最初から、思いっきり拳を上げ、全力で叫び、ヘドバンした。
そういえば「パワボ」の声出しは初めてだった。「パワボ」のコールはリズム隊との噛み合わせが良く感じられてコールに慣れていない人でも入っていきやすい。自分自身興奮していたので冷静に観察できていないけれども、周りの人も最初からフルパワーだったと思う。
TEAM SHACHIに限らず、ライブ開始後の数曲はウォーミングアップ的な曲で会場を温めてから2~5曲目くらいでキラーチューンを投下し、会場を最初のピークにもっていく流れになることが多い。ところが今回は1曲目から完全にピークの盛り上がりだった。こんなことは滅多にない。(パシフィコ横浜の「番狂わせてGODDES」や10周年記念公演の「ごぶれい!しゃちほこでらックス」も感動的ではあったがまた違うものだった)
スパンコールが施されたキラキラした衣装は10周年記念ライブ衣装の夏服版のよう。
2曲目の「そこそこプレミアム」のイントロがかかると客席全体が跳ねるように喜んでいるのを感じる。そこからたった4秒の間に最初の「ウッ」を叫ぶ準備をする人プロすぎる。僕は「オイ」のほうを叫ぶ。
曲の後半にふと思ったのが、パワボは2016シャチサマ、そこプレは2014シャチサマでキーになっていた曲で、両方ともそのときの会場が武道館だということ。ただアゲ曲を並べるというだけでなく、過去と現在のつながりと未来への目標を同時に提示する選曲に感動して早くも涙が出てきた。(だが大量の汗で誰にもばれない)
続く3曲目は意外にも「沸き曲」。序盤から会場に最大音量の「WA WA WAI」が響きわたる。キラーチューンを惜しげもなく序盤に披露するのはパシフィコ横浜公演の3曲目が「抱きしめてアンセム」だったことを思い出させる。
正確にはいつか記憶していないが、この辺りで隣の秋本さん推しの方と「今日やばくない?」みたいな言葉を交わした。それくらい、楽しすぎてこれを誰かと共有したい!という状態だったのだ。
4曲目の「You!」では曲名にちなんで大量の湯(水)がまかれた。僕の席は水放出器のすぐ側だったこともあり、ここでビッチャビチャに濡れ、楽しすぎて色々どうでも良い気分になってくる。
ビーサンで臨んだ足元は、放出された水と汗でツルツル滑るようになり、うっかりジャンプするとこけてしまいそうだった。シャチのライブは運動といわれたりもするが、実際にライブ中に体力の心配をすることはこれまで一度もなかった。しかし今回初めてこのままだと体力やばくないかと感じた。
第2ブロック
軽くMCを挟んで次のブロックへ。初日は声を出さなかった「TEAM SHACHIのソーラン節」もこの日は勢いに任せて叫び、踊る。
この曲では坂本遥奈はマイクを持たずにダンスに徹する。マイクを預けて真ん中に位置取る坂本遥奈のなんと凛々しいこと。曲中の動きはどこをとっても爽快感に溢れていて観ているだけでめちゃくちゃ楽しい気分になる。
6曲目は「FANTASTIC MIRAI」。もうここでやるのか!!ヤバ!!!初日のとっておきだった「沸き曲」と「FANTASTIC MIRAI」を序盤から惜しげもなく投入するシャチさん格好良すぎる。しかも初日とはステージの使い方が違うからまた違って見える。
この辺りから、楽しい!!はもちろんだがシャチさんありがとうございます…みたいな気持ちがだんだん湧いてくる。
ここまで最高潮をキープしたまま駆け抜けてからの7曲目の「DREAMER」がまたヤバい。エモい。でも湿っぽいエモじゃない。最っ高に楽しくて、カラッカラのエモさ。「俺の好きなシャチやってくれるシャチさん好きーーー!(意味不明)」という心中。もうここでライブが終わってもいいってくらいの満足感だった。
サマラバ
メンバーが一人ずつタオルをキャッチする演出から「サマラバ」が始まる。一昨年の大阪シャチサマでも披露されていた夏曲だ。そのときは、ダンサー民は素晴らしかったものの、全体としては乗り切れなかった思い出がある。ステージ上で魅せる曲にするのであれば男性ボーカルを生歌にしてほしいと強く感じた。
けれども今回はパフォーマンスとしてみせるというよりは客席降りのBGMような扱いだったのと、ここまでがあまりにも熱かったのでクールダウンしたかったのもあってちょうど良く感じた。
ただ、もし今後「サマラバ」をシャチサマのキー曲にし続けるのであれば、やっぱり男性ボーカル部分はゲストボーカルにするか、メンバーが歌うか、タフ民が歌うということにしてもいいので、歌にもスポットを当ててほしいと思う。
第3ブロック
次のブロックは「OEOEO」→「縁爛」→「抱きしめてアンセム」と続く。このあたり無意識で楽しんでいてあまり記憶がなく「ソイやっ!」をうまく言えなかったことくらいしか覚えていない。でも「抱きしめてアンセム」はもう何も意識しなくても踊れるようになった。成長したもんだ。
12曲目は「レースのカーテンを揺らした」。これもめちゃくちゃ意外だった!サブスクで聴けないため「隠れた名曲」的扱いを受けていてライブで人気にもかかわらず滅多に披露されないという印象があった。僕が生で聞けたのは、シャチカーニバル@渋谷とサンデメ2マン@新代田の2回だけだったと記憶している。
そのレアで大好きな曲が聴けるだけで嬉しいのだが、野外で風がよく通る会場に「冷たい風が吹いた〜」から始まる歌詞があまりにもピッタリすぎて最高。会場の温度が下がり、体はクールダウンするが心はあたたまったままでライブは続いていく。屋根を見上げると鳥も気持ちよさそうに佇んでいる。
第4ブロック
次は「のんあるすいけん feat.炒飯」→「おとなりさん」→「Kissy-麺」と曲調は軽めで曲数も3曲という、ランチ休憩のようなブロック。
前ブロックまでの勢いで飛ばし続けていたら倒れる人が出ていたのかもしれない(比喩)というくらい激しいライブだったので、これがまたありがたい。
特にもともとブラスサウンドが多く使われている「Kissy-麺」をブラス民参加で聴けたのは嬉しかった。
あと、どの曲か覚えていなかれど、前方の坂本遥奈推しの方がみごとレスで撃ち抜かれてるのを目撃して和んだ。
第5ブロック
「まだまだ盛り上がっていけるよね〜。」の煽りから秋本帆華の「音…」とつながる16曲目は「いけいけハリウッド」だ。この選曲もまた意外に感じた。僕の認識では「いけハリ」はいわゆるアゲ曲ではない。僕がシャチに通い始めた2021年ツアーではライブの前半でよくやっていた印象だ。
後半「オンとオフはちゃんと切り替えていたい」が「お豆腐はちゃんと切り分けていたい」に聞こえてしまうところが個人的にツボ。
続いて「いいくらし」これまた最後のアゲパートとしては意外な選曲だ。個人的には2021年の東名阪でオトすツアーの印象が強いが、そのときはシャチメンとブラス民のフォーメーションダンスを強調する見せ方だったと記憶している。
一方、今回はブラス民の音が加わることにより「いいくらし シャチサマ2024 ver.」と名付けたくなるくらい、新しいカッコよさのある曲になっていた。また、2021年と状況が変わり、ブラス民が仮面を外して演奏を楽しむ表情を見せてくれたことも気持ちを盛り上げてくれた。
2021年のツアーの時期はチームしゃちほことTEAM SHACHIの融合、ライブとショーの融合をテーマに掲げて訴求しようとしていた時期に重なる。ドキュメンタリーの中で「いいくらし」のシャチメン・ブラス民のフォーメーションダンスに言及されており、演出の拓哉は「面白いことをキレイに」と発言している。
当時、それはそれでカッコ良いと好評だったと記憶しているが、今それをやってもきっとそこまで盛り上がらなかっただろう。だって、僕たちは基本的にはTEAM SAHCHIにショー要素を求めていないのだから。
同じ曲でも、状況にあったアレンジを加えたアップデートを行ない新たなアゲ曲として仕上げてくる。良いチームだなと思う。
番くる〜START
本編最後は「番狂わせてGODDESS」と「START」。両曲ともライブ終盤によく披露される馴染みの曲だ。ここまでの勢いにまかせて、声を出し、拳を振り、体を揺らした。
これらの2曲の歌詞はともに、ネガティブな感情をポジティブに昇華させるような内容だ。パシフィコ横浜公演やdot yellフェスの「START」をはじめ、エモさによって曲の強さが増幅されるような曲だった。
だけど、今回の「START」は何も考えることはなかった。ただただ、熱く拳を振り、声を出しただけ。(実は僕は去年のシャチサマでも「START」に対して似たような感想を書いているが、去年よりもより強くそう思った)ここまでで本編が終了。とんでもない満足度(と疲労感)のライブだった。
アンコール
まばらにアンコールの声が上がりはじめる。僕もありったけの声をふり絞った。予定されているアンコールではあるが、この日は特に心からのアツいシャチコールを叫んでいる人がたくさんいたように思う。
アンコール1曲目は「まつりびと〜カキツバタ〜」。最新曲にもかかわらずDAY1・DAY2ともに披露されていなかったうえに法被をつけての登場はもう確定演出。音源で聴いたときはライブだとそこそこ楽しそうかなくらいの印象で、とくに予習もしていなかったが、縦ノリが気持ちよくて楽しかった!
どまつりテーマソングだから、振りコピが基本だとは思うのだが、振りコピができなくても問題ない。サビはリズムに合わせて縦にジャンプして「わっしょいしょい」で3回拳振るのおすすめだ。
咲良菜緒「光る明日へ〜」のところの歌が綺麗でしっかり鳥肌たった。
続いて「尾張の華」これも驚き。前曲から 花(カキツバタ) / 華 つながりということか。前方で「尾張の華」好きの方を祝福する雰囲気があってちょっと和む。
最後の曲の前に秋本帆華から今回のライブが2DAYsになった経緯や武道館への想いが語られた。この武道館への想いから「勲章」へと繋げるのが2023年シャチサマ〜2024年アルバムツアーで頻繁にやっていた流れだが、今回は「勲章」は披露されなかった。
この辺りの流れがとても上手かった。
もし、この日も同じ流れで「勲章」やっていたら「またか…。」と思ってしまう人もいただろう。しかもここまで「エモさ」に頼らない楽しいライブをしてきたのにコンセプトが崩れてしまう。
だから「勲章」はやらないのが正解と思いつつも、お預けになってしまった形になるゆえ「次は「勲章」も聴きたいな」と感じた。想いをコンパクトに伝えつつ、ライブのコンセプトを保ち、しかも次への期待もつくっている。凄い。
ちなみに、MC中は夕方18時ごろで会場には夕陽が差し込んできていた。僕は「もしかして…夕陽をバックにHONEY!?幻の2021年7月シャチサマで匂わせてた。もしそうなら嬉しい…。」などと思っていた。しかし、コロナ禍ならいざ知らず、現在の無敵状態のTEAM SHACHIがそんな綺麗にライブを終わらせるわけがなかった。
秋本帆華から大黒柚姫にマイクが移るといまや定番となっている煽りが始まった。そう「沸き曲」だ。
無限「沸き曲」
この日2回目の「沸き曲」はお祭り騒ぎのライブの締めに相応しい盛り上がりをみせた。僕はそれにも感動したが、真に感激したのは別のことだった。
それは撮影可能を事前に伝えるのではなく、曲が始まるともにテロップを流し、大黒柚姫が「(言うの忘れてたけど)撮影していいよ〜!」と言ったことだ。
撮影可能と盛り上がりの両立
「おとなりさん」がリリースされてから、ワンマンライブでもリリースイベントでも撮影可能曲が1曲用意されることが多くなった。
ライブにおいて、その日のステージの様子を客席の目線で記録できるのはとても嬉しいことだと思う。その日その瞬間の観客視線の記録はかけがえのないものだから。
また、それをSNSで共有できるのもありがたいことだ。僕もライブ後に素敵な写真や映像がSNSに上がるのをいつも楽しみにしている。
アイドルのライブにおける撮影可能が一般的なのかわからないが、TEAM SHACHIのライブにおいては貴重な機会だ。また、これはアイドル特有だと思うのだが、撮影の本気度が高い。みんな真剣に写真を撮影しようとする(しかも上手)。それを皆が享受できるようにと前の人が座ったり中腰になったりする文化もある。その様子を見るたびに、なんて思いやりのある現場なんだと思う。
しかし、それゆえに撮影可能曲は多くの観客が動かずフロアが凍りついてしまう。メンバーから「みんな好きに楽しんでね〜」と声ががかるにもかかわらず。
「ライブで楽しく踊ったり声を出せること」を武器にしているTEAM SHACHIがそれを拡散するために撮影可能にすると、それゆえにその良さを失ってしまう。
僕はこれをずっともどかしく思い、しょうがないことだと諦めていた。だから撮影可能曲は休憩時間だと思うことにしていた。
だけど今回は、あえて(これは僕の憶測だが)撮影可能を告知しなかったことで、客席をある種のハプニング状態にした。
慌ててカメラを準備する人。撮影は諦めて踊ることに徹する人。そして踊りつつカメラを構える人。僕も最初はカメラを出そうか迷った。でも放水対策でいつもよりカメラを出すのが面倒だったこともあり撮影はやめることにした。
ハプニングだったからこそ、いつもは完璧に準備して撮影している人も準備が不十分にならざるを得ず、それゆえ撮影と盛り上がりのバランスが変わったように思った。この「沸き曲」が撮影と盛り上がりの両立のきっかけになった。
そうして、撮影と盛り上がりの両立にそれなりに成功した本編最後の「沸き曲」だったが、客席から出ている声は1回目の「沸き曲」より明らかに小さい。(それでも結構大きいんだけどね)
それで満足するメンバーじゃない。秋本帆華が「伝説の無限沸き曲」お立ち台の説明を始めると咲良菜緒「じゃあ乗らない方がいいね」と茶番的に返し坂本遥奈が前傾姿勢でお立ち台に向かって走る。「とりあえずこういうことだよ〜。と試しにね…。」とお立ち台にのると「沸き曲 Short ver.」が流れる。
ここから計8回「沸き曲 Short ver.」が繰り返された。曲間ではメンバーの煽りが客席の盛り上がりを後押しする。
大黒柚姫は次のツアータイトル「友達万博」にかけて「声ちっちゃい友達やだな⁉︎」「動画撮りながら声出してくれる?」と煽りつつ「LOVE & TECHNOLGY」のコールアンドレスポンスで盛り上げる。秋本帆華は直球に「自分の声が入るからってちっちゃい声で言ってない⁉︎」「WA WA WAI は言って」と、咲良菜緒は「もう十分撮ったでしょ!」「自分の声の大きさに後でびっくりしてください!」と煽る。
シャチメンの言葉の一つ一つを受け、だんだんと観客の心の壁が崩壊していき、客席の熱狂が増していく。客席にいた柚姫の部屋の名MCである(足の親指でしかノらないと言っていた)瀬戸口俊介もマイクを向けられて絶叫した。何回目からだったか記憶していないが隣の人はカメラをしまい声出しに専念し始めた。最後まで撮影していた人もいるし、撮影しながら叫んでいる人もいた。
ミニステージ上でメンバーを中心に観客が取り囲むようにしてパフォーマンスをする場面もあった。視線が交錯し、撮る人撮られる人踊る人騒ぐ人、対面している人の実に幸せそうな表情まで互いに見えて、みんあで「ああ〜楽しい。最高だね。」と確かめ合うようにして盛り上がる。
最後の3回の「沸き曲」は僕が諦めていた、撮影可能と盛り上がりが完全に両立した瞬間だった。これが究極完全態沸き曲だぁーーー!!!という感じ。
無限「沸き曲」によってこれでもかと、最後の最後までHPを削りきったところで夕暮れとともにライブは終了した。
DAY2終わりの感想は「くっそ疲れた!!!TEAM SHACHIさん最っ高ーーーー!!!なんて爽やかな疲労感!!!」。
2日目は大宮に足を伸ばし、CAFE &DINING SHACHIで感想戦のち帰宅。
ライブのための音源と長く続けること
最後に、シャチサマ2024を終えてシャチについて改めて感じたことを書きたいと思う。
僕は先のアルバムの感想でコンセプトを持ったアルバムを作って欲しいと書いた。しかしここで、ジャンルを絞らない曲をつくっていることを肯定することを再度試みたい。
プライベートレーベルになってからの新曲のうち僕が音源で聴いて凄く好きだといえる曲は、率直に言って2割くらいだ。だけど、ライブに行ってライブの流れの中で体感すると全然違って感じることがある。それから音源をもう一度聴くと印象が変わって好きになっていることもある。
ともかく好きな曲が2割ということは、一見ネガティブな表現に感じられるかもしれないがあえて「それこそがTEAM SHACHIが目指しているものなのかもしれない」と言いたい。
もしTEAM SHACHIがこれからもっとファンを拡げ、例えば武道館公演を成功させるのであれば、そこまでにどんなファンを獲得していくのだろう。
FRUIT ZIPPERや超ときめき宣伝部が新しいアイドルファンを開拓して人気を得ていることは本当にすごいことだと思う。そしてTEAM SHACHIもここ1年くらいはそういった路線の曲を出しながら試行錯誤をしているように見える。どれくらい成果が出ているのかわからないが、SNSで見る限りではこれまで少なかった層のファンも増えているように思う。
じゃあ、そういう路線に突き進むのかというと、今回のシャチサマDAY2を観てそんなことはないだろうと確信した。TEAM SHACHIは自分たちの強さや魅せ方をわかっている。
だから流行にのりつつ、のらない。色々なタイプのファンを少しずつ獲得しながら、ライブでTEAM SHACHIの魅力を刻み込ませていく。そうやって「ゆっくり」拡大する道を歩んでいるのではないだろうか。
そのような活動は、活動を長く続けることが前提になる。TEAM SHACHIが期限を設定して活動しているのか僕の知るところではないが、少なくともできるだけ先の予定を見せることで活動を継続する意思を示しファンを安心させたいという意思は伝わってくる。
(もしそうだとして、そういった活動が許されるための経営基盤が必要だと思うが、その辺りは想像で話すべきではない気がするのでスルーします。また、むしろ改名前にそういう活動をしてきたからこそファン離れを招いたと言える気もするので詳しい人がいたら教えて欲しい。)
爆発的な人気を得ることは難しいかもしれないが、ファンの基盤は確かなものにすることができる。実際に僕は音源が気に入らないと感じることがありつつも、FCを続けているしTEAM SHACHIの大箱ライブにはできる限り行きたいと思っている。
普遍的な楽しさ
僕の経験の中でいうと、DAY2のライブはArctic MonkeysやSUM 41といった洋ロックのライブに近い。
「ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL」や「FANTASTIC MIRAI」のライブ中の感覚はArctic Monkeys「Brianstorm」やSUM 41の「The Hell Song」と同じだ。
また「沸き曲」で声を出したいのは、The Killers「Mr. brightside」やOasis「Don't Look Back in Anger」をみんなで歌いたいという気持ちとほとんど変わらないと思う。(こちらは現地に行っているわけではないが)
(これを読んでいる人の多くにとってよく知らない固有名詞を出していることを申し訳なく思うが、これらのファンの人に少しでもみてほしいという気持ちで入れているということで許して欲しい。)
別に洋楽と比較したいわけではない。要はシャチサマDAY2をみて、TEAM SHACHIのライブは音楽の趣味を超えて、音にのせて体を動かしたり声を出したりすることが好きな人は誰でも楽しめる普遍的な良さがあると思ったということだ。
(他にも皆さんのシャチのライブは〇〇と同じだを色々聞けたら嬉しい)
でもそれを体験してもらうためには、特定のジャンルが好きな人に響く曲が必要だ。いくらライブが楽しくても響く曲がなければ、僕も友人をライブに誘うことはできない。
だから、TEAM SHACHIはこれからもいろんなジャンルの音楽を取り込みながら長く活動していってほしい。
(もちろん僕の好きなインディーロック系、ビッグビート系の曲も待ってますよ…)
フィードバックを受け取る力
最後に(これで本当に最後だ)TEAM SHACHIの普遍的な美点をもうひとつあげて締めたい。
それは、ポジティブフィードバックを受け取るということだ。ポジティブフィードバックネキ。
ライブ翌日の柚姫の部屋の一場面で瀬戸口俊介の「シャチさん凄くないですか?」に対する大黒柚姫の「うん」に象徴されるように、シャチメンが自他問わず褒められたものをストレートに受け止めるという場面をよくみる。
(2021年豊洲のライブ直後のテンションの自画自賛など)
フィードバックというとフィードバックする側にスポットが当たりがちだ。確かに相手をよく観察してポジティブな側面に光を当てるフィードバックは素晴らしい。
一方でフィードバックを受ける側の姿勢も非常に重要だ。多くの人はポジティブフィードバックを受け止めることが苦手にしている。なんか妙に謙遜してみたり、お世辞なんじゃないかと考えたりしてしまう。
しかしシャチメンは、とりわけライブ後のシャチメンはポジティブフィードバックをそのままに受け取っている。しかも誰かに褒められなくとも自分たちで自分たちを褒めることもできる。僕はこのような精神的態度がシャチが長く活動を続けることができる理由のひとつだと思っている。
グループのスローガンである「super tough strong energy positive exciting soul from nagoya」は伊達じゃない。
より多くの人がポジティブフィードバックネキことTEAM SHACHIからポジティブなエネルギーを受け取ることを願ってやまない。
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