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日清食品のCMってどこの広告代理店なのかと思ったら自前だった件。

「卵スポットに卵は乗ります、乗らない言うてるやつ集合」と娘が歌っている。チキンラーメンのCMである。以前にあった女子学生が走っているCMの歌も歌っていた。小学1年生でも興味を惹かれるということは、やはりそれだけインパクトのあるCMなのだろう。

最近の日清食品のCMはいつも面白い。どこの広告代理店が手掛けているのだろうと思っていたが、なんとほとんど自前で企画を出しているらしい。あくまで広告代理店は協力を仰ぐ形だそうだ。

日清食品の安藤社長曰く「流行のネタと商品の世界観を合わせて『日清のもの』に変える。そのプロセスを普通だと数か月かかるものを2週間くらいのスピードでやる」とのことだ。恐ろしいくらいのスピード感である。これが社員数名のスタートアップならまだしも、創業は1948年で従業員数は15,000人を超える大企業が、である。(日清食品ホールディングス。日清食品株式会社はその傘下である)

確かに日清食品のCMは「今」のネタに乗っかっているときが多い。人気が急上昇していた投稿動画「強風オールバック」とコラボした「夏は食っとけシーフード編」は動画再生が1300万回再生の大ヒットである。

また「謎肉」のキャラなど、そもそも人が食するものを、食品会社自ら「謎」と表現する自虐的なところも珍しいというか、ぶっ飛んでいると思う。意識高い系のお父さんお母さんは決して子供に食べさせないのではないかと思う。

私も以前カップヌードルを食べていた娘から「これ何」と謎肉のことを聞かれ「うーん・・・謎だね」としか言えなかった。

そんなところも含めて日清食品は面白い会社だなあと思う。そちらにハンドルを振り切ったまま、これからも子供が喜んで口ずさむようなCMを作っていってほしいものである。

ただ、私個人的には大沢誉志幸の「そして僕は途方に暮れる」が流れて『君の次にあったかい。日清カップヌードル』のCMが好きだけど。子供心に「素敵なCMだな」と思った。

今日はここまで。

引き続き、どうぞよろしく!

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