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もう少し今年を振り返って(ヒット商品番付+α)の件。

以前日経MJの「今年のヒット商品番付」をこちらでも書かせていただいたのだが、その後もちょっとしたヒット商品番付(小分け分野にて番付)が出ていたので、こちらでも書いて考えていきたいと思う。

〇まずは「大型小売・ファッション編」
横綱 お出かけコスメ
大関 コスメデコルテ
関脇 クワイエットラグジュアリー
小結 服のリユース
前頭 エッセンスインヘアミルク
同  クラゲメーク
同  ファミマファッション
同  大振りヘッドホン
同  UGG再燃

こうしてみると、自分で聞いたことがある言葉の方が少ない。年代的にそれほどファッションには興味がないので・・・。
聞いたことはないが、横綱の「お出かけメイク」はリップがたくさん売れた、ということらしい。まあ、マスクをしなくなってきたから当然と言えば当然だが、私自身マスクが嫌いなこともありこれが横綱なのは嬉しい限りだ。しかし、UGGってまた人気になってたの!?しらんかった・・・。

〇続いて「ライフスタイル編」
横綱 5類移行レジャー
大関 猛暑関連消費
関脇 都心の大型開発
小結 睡眠芳香剤
前頭 RRODUCE 101 JAPAN GIRLS
同  ワーナーブラザーズスタジオツアー東京
   (ハリーポッター)
同  興行収入100億円超えアニメ映画
同  AIイヤーブック
   
ライフスタイルになると知ってる項目も多くなってくる。しかしながら都心の開発やハリーポッターはあくまで関東首都圏の話題になってくるので、私ら地方都市に住む人にはあまり実感がない。
一方でアニメは本当に大きなコンテンツになっいると思う。今年はスーパーマリオが100億円超えをしているが、日本の興行収入上位にはアニメ映画がずらりと並んでいる。昔はアニメというと子供が見るものだったが最近は大人向けアニメや、親子そろって観れるアニメなど、対象年齢層が幅広くカバーされている。オープニングや主題歌もお洒落で有名アーティストが歌っていることがほとんどだ。日本が世界に誇れるコンテンツである。ちなみに映画「スパイファミリー」は楽しかった。でも、映画館子供より大人が多かったなあ。スパイファミリーって子供向けってより大人のファンのが多いのかな?

〇続いて「フード・外食編」

横綱 平成レトログルメ
大関 おにぎり専門店
関脇 プチ贅沢品
小結 ノンアルコール飲料
前頭 ゴディバ本店
同  10円パン
同  ちいかわ売れ
同  ホタテ応援消費
同  マイドミノ

衝撃は「平成レトロ」である。昭和はもうレトロを通り越しているということだろうか?年代的に私は平成のモノや出来事に「ちょっとだけ懐かしい感じ」を抱いても「レトロ」は感じない。今の消費の中心を作り上げている年代が平成生まれになっている証拠だろうか。まだ自分では若いつもりなのだが・・・。もうそんな歳なのだなあ・・・。でもこれからも努力して頑張ってヒアルロン酸や植毛に頼らす生きていきたい・・・と思う今日この頃である。

最後は「コンビニ・スーパー編」である。

横綱 オーケー銀座店
大関 PB商品・大容量PB
関脇 プラントベースの環境配慮職
小結 ユニバーサルバッグ
前頭 チョコっとグミ
同  メロンパン
同  冷凍おにぎり

都心にできたとはいえ、私も「銀座オーケー」は知っている。銀座に安売りスーパーができるんだなあと少々驚いた。スーパーもよく行くのでPBや大容量PBもよく知っている。なんでも値上げをされている中PBは値段も安く据え置かれている商品も多く、家計としては助かっている。

いかがだろうか。個人的にはコンビニ・スーパー編が一番なじみがあったのだが、皆さんはどうだろうか?それぞれ関心が向かう先は違うので、各々思たことも千差万別だろう。私は特にスーパーコンビニ編で「銀座に安売り」「PB・大容量PB」と出ていること、昨今のインフレに対抗するような消費が盛り上げっていることが気になった。
今日も娘の美容院のためにショッピングセンターに行きついでにフードコートでお昼を食べたのだが、どこも値上げが半端ない気がした。(そう思わないですか?)ひと昔はフードコートと言えばワンコイン+αで食事ができた気がするのだが、今では1,000円出してやっと食べられるものが見つかる。ほとんどの商品は1000円を超えてくる。この1年、フードコートの食事めっちゃ値段上がってないですか?

と、いうわけでしみじみインフレを感じて帰ってきたのだが、その一方で銀座オーケーやPBなどの価格を抑えた商品も増えている。

これは「買える人は高いものを、そうでない人はそれ向けの商品を」といった流れを促進させないだろうか?いわゆる「格差社会の増長」である。

これ以上日本が住みづらくならないようにしてほしいなあ・・・などと、年末にふと願ってみたのだった。

今日はここまで。

引き続き、どうぞよろしく!

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