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「競って勝つ」を辞めて、見えたこと。

初めての転職を経験したので、備忘録としてここまでのキャリアについて振り返りをしたい

まずは簡単な自己紹介

○経歴
・法政大学卒→レバレジーズキャリア(レバテック配属)→ポジウィル
○どんな人か
・小学校から大学までずっとサッカーをやっていてポジションはサイドバック
・趣味は筋トレで最近はゴルフにどハマり中
・ロジカルタイプというよりは感情・パッションタイプ

新卒はメガベンチャーへ

新卒ではレバレジーズキャリア株式会社という人材系の会社に入社をし、その中でもIT系の人材紹介に特化したレバテックに配属された。

就活当時の自分の軸は下記2つ。
1.若いうちから活躍する機会、チャンスがある会社
2.自分自身が社会貢献性を実感出来る会社

新卒の就活の軸にありがちなもの(笑)

この2つを軸にしていた理由は、
当時の自分は本当にやりたいことが分からず、
自分がやりたいや夢が出来た時にそれが出来る自分でありたいと思い、方向性が分からないにせよ、活躍出来る人材になりたかった。

ただ、ちゃんと誰かのためになっているとか意義のある仕事だなと思える仕事かどうかは大事にしたかったので、この2つの軸になっていた。

意気込んで入社したものの、周りとの差に劣等感

入社当時の目標として2つ掲げていた。
・全社総会でベストセールスに選ばれる
・2年目でリーダーになる

何かロジックがあったわけではなく、
このイケイケメガベンチャーでこれだけの活躍が出来れば、どこでもやっていける自信が付くんじゃないかと思っていた。

とにかく、周りに勝ちたいという思いで入社したにも関わらず
同期は旧帝大・早慶と学歴が高い人がばかりで、かつ学生時代から
インターンや学生団体をやっているような人が多く、
自分はそこまで頭も良い訳ではなく、アルバイトしていただけだったので早々にとてつもない劣等感を感じ打ちのめされた。

さらに最悪なことに入社当時の自分は人差し指打ちでタイピング。
メールの文章内容を同期に笑われることもあり恥ずかしい思いもたくさんした。
かつ法人営業チームの先輩は、全員退職するというかなり修羅場な状況。
もう笑うしかなかった。
それでもとにかく周りに打ち勝ち、成果を上げなければという一心で、
根性と行動量でカバーしようと、朝6時に起きて会社に行き、夜は日を越えるギリギリまで働いた。

無駄な時間は作らないよう、通勤時間は架電のリストを作り、
メールの対応は外回りしている電車での移動時間でやり、
オフィスではその他の重要タスクや先輩からノウハウを教えてもらうためのMTGの時間に当てるなどとにかく行動した。

目標を達成するも、虚無感

やってきたことが少しずつ形になり、
2年目の秋の全社総会にてベストセールスにノミネートは出来、(全社で12人がノミネート、5名が受賞)2年目ギリギリで正式にリーダーになれた。

自分のことを笑っていた同期も一目置いてくれるようになった。
本当はこれで満たされるはずだった。でも、何かがおかしい。

本来であれば、ここまで来れば、
どこでもやっていける自信が付いていると信じていたし、どこか本当にやりたいことも見つかっていると思っていた。
しかし実際には特段自信が付いたわけでもなく、
やりたいことも見つからず、やってもやっても満たされないので、気づけば人生を見失っていた。

とにかく自分の人生を生きたかったが迷走

「目標が達成できたから、次なる新しい目標を見つけないと」と、とても焦っていた。

だからプログラミングの勉強してみたり、動画編集の勉強してみたり、副業が禁止だったのでWebディレクターの仕事を無給で始めたり。。。
色々行動したけれど、いつもどこか「やらないといけない」「何かに挑戦するべき」という強迫観念に襲われており、楽しめなかったし、続かなかったし、何も変わらなかった。

そんな時にふと、「敢えて今レバテックにいる理由ってなんだろう」と考えた。
仕事は楽しいし、上司、同期、部下全ての人間関係に恵まれていた。
無事入社時に立てていた目標は達成したけれど、何か満たされたわけではない。
その中で敢えて残り続ける理由を考えた時に、自分にとってこのレースをやり続ける理由が
消極的なものしかないことに気付いた。

中長期スパンで将来を考えると、多分これから結婚していつかは子供なども出来るんだろう。
その時に自分がどんな父親になりたいかと真剣に考えた。
自分の人生について真剣に向きあうために海にまで行った。(笑)
その時に考えたことは「自分が生きたいように生きろよ」と子供に心から言える父親でありたいと思ったし、
自分もそういう生き方をして生き様を背中で見せられる父親になりたいと考えた。
一通り真剣に考えて、そう思った翌日には上司に退職の話をしていた。

まだ転職先も決まってないのに。
馬鹿だと思われるかもしれないけれど、それくらい追い込んで次の自分の人生の意志決定を大事にしたいと思い、それは自分なりの覚悟だった。
そうして、去年2020年8月末退職が決定した。

追い込まれることで見えたこと

次なる道を決めないまま、初めて仕事を辞めると言う選択をした。
正直怖かった。
ただ、それ以上に自分の心に嘘をついて生きていくほうがもっと怖いと思った。

転職市場に放り出され、一通り波に飲まれた結果、
まずは「自分がどうしたいか、どう生きたいかが大事だな」と言う結論に至り、個人でオーダースーツを経営している人、IT系の営業で独立した人、保険の営業の人etc...
いろんな人に会うために先輩から紹介してもらったり、ビジネスマッチングアプリを活用した。

ただ、自分がこう生きていきたいと思える正解は無かった。
今思えば、「自分がこうありたい」というのは自分の内側から引き出されるものだけれど、この当時はずっと「憧れの人探し」をしていて、自分は自分の外に答えを求めていたんだと思う。
そこから自分の内面に向き合おうと思い、レバレジーズの大先輩との面談にて、
「自分のありたい姿」と「作りたい世界」が引き出していただいた。
そこで見えたことは、
・自分のありたい姿:
人の可能性を最大化出来る人
・作りたい世界:
本当に安心と繋がりを感じられる世界を作りたい
だった。
これは紛れもなく自分の本音であり、納得感があった。

これまで1位になりたいとか、周りに負けないように頑張るでやってきた自分だったが、初めて他者を意識せず、出てきたもの。

世界を作るということについて、
ビジネスというのはこれまでお金を稼ぐという漠然としたイメージをしていたが、
ある大先輩から「ビジネスとは世の中に新しい仕組みを作ることであり、つまりは世界を作ることなんだ」と教えていただいた。

そう教わってから初めて、自分が作りたい世界を作っていけるような、つまりは事業を作っていける人になりたいと思った。

これまでは「競って勝つ」ために頑張ってきたが、
次は自分の軸を持って次のステージに行きたいと思い、ポジウィルでの挑戦を決めた。

ポジウィルに入社して今思うこと

やりたいことのために入社して毎日仕事も楽しいが、
やりたいことをやっていくことの辛さはもちろんある。

自分はカウンセラーとして無料カウンセリングに来た方とお話しをさせていただいているのですが、
自分がやりたいことなのに、目の前の人ひとりを幸せにすることがこんなに難しいのかと、自己嫌悪になりそうな時もあった。

でもこの苦しさは、やりたい方向性に向かっていく上での必要なプロセス、痛みであると思えるので、自然と頑張れる。
昔のようによくわからない強迫観念で頑張っていた苦しさとは気持ち良さが違う。

少なからず、過去の自分と同じように、
自分がやりたいことの方向性が見えず、悩み苦しんでいる人っていっぱいいると思う。
自分も辛かったからこそ、その苦しい時間はもったいないし、
早く自分の人生を自分で舵を切れるようになって欲しいと思う。
悩んでいるくらいなら、一緒に考えた方が何十倍も早く前に進めると思うので、
ぜひ下記よりカウンセリングにお越しくださいませ!

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