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ウォーホールのキャンベルスープも最初はNOだった

どれだけ制度を改革しても人の意識はなかなか変わらない、
幼稚園から始めなければ意識改革は無理だ、
とリカルド・セムラー(ブラジル、セムコ社のCEO。斬新な経営改革で有名)は言いました。

かつて缶詰や便器をアートとして見た人がいます。
当時は批判の嵐。
ミュージアムにこんなものは置けないと言われました。
(デュシャンの作品は確か捨てられたはず。)
しかし今、ウォーホールのキャンベルスープを知らない人がいるでしょうか。
デュシャンの泉も世界的に有名なアートです。
2人はモダンアートに新しいジャンルを確立しました。

思いも寄らないところに新しい視点は転がっているもの。
思い込みを捨てると、今まで見えなかった新しい視点が生まれることがあります。

ウォーホールやデュシャンの作品は「これはアートなのか?」
という世界への問いかけでした。
最初はNO!と返ってきたけど、時が経ってYES!になった。
世界中を意識改革したのです。

今世の中は問い直しで溢れています。「このままでいいのか?」「その働き方を続けられるのか?」
新しい考え方が生まれ、YESとNOが入り交じっている。

時々ミュージアムに行くとイノベーションの歴史を見るようで面白いです。
今は立派な額に入って飾られているけど当時は無価値とされたものや、
今見ても斬新で新しい作品など、
アーティストってイノベーターなんだなと思います。

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