LOVE INDIA ~カレー側の世界~

カレーの学校5期、ヨシモトリョウコです。
"カレーの学校Advent Calendar2018"のためにnote登録しました。
https://adventar.org/calendars/3527
2017年の数奇な出会いと、カレーの学校へたどり着いたきっかけをお届けします。

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その日は見事な五月晴れ。
東京メトロ千代田線 湯島駅から歩いて5分。
3331 ARTS CHIYODAへと足早へ向かう。

開場までまだ30分。
もうすでにパラパラと人が並んでいる。
去年よりも早く到着できたため、前ポジションをキープ。
一番前の人はいつから並んでるのだろうか。

きょうはいつもよりちょっと特別な日曜日。

皆の心に住まうインド人たちが小躍りする日。

そう、LOVE INDIAだ。

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『ヨシモトー!ことしのLOVE INDIAは暑いねー!はい、お土産っ』
前職でたいへんお世話になった元上司。
颯爽と合流したカレー好きな彼女とは、毎年なにかしらのカレーイベントで会うようにしている。

近況報告や旅行の話を聞きつつ、楽しみでソワソワ。
胃袋へ運ばれるカレーの旨味を、想像してニヤニヤ。

そうこうしているうちに、いよいよ開場。

受付でチケットを確認してもらったあと、
いくつものカレーがすっぽり入る、専用のトレーをまず私が受け取る。

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ここでの楽しみはカレーのみにあらず。
カレーに関しては前売りチケットで数量確保されているため、必ず受け取れるからくりだ。問題は、美味しすぎるカレーの隣で誘惑してくる魅惑のサイドメニューたち。受け取れる人数が限られている。1つを2人でシェアすれば他の人にも行き渡るはずだ。
そんなことを考えながら、彼女がトレーを受け取るのを確認。

アイコンタクトを交わす。思いは同じ。
いざ!屋上へ!!(※カレーが提供される場所)

完全に前傾姿勢となった私たちの通り道へ、感じのよさそうなお兄さんが立っていた。

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数々のパワーワードが載ったチラシも掲げていた。
こ、これは...!

“なかまに なりたそうに こちらをみている!” 


瞬時に某RPGを思い出す。
だがこの前傾姿勢を崩すわけにはいかない。
胃袋が激しくカレーとの逢瀬を求めている。

お兄さん『カレーをありがとう、という看板をインドで...』
私「ちょ、あのすみません!話めちゃくちゃ聞きたいんですけど、どうしても上に登らないといけないんです!!ほんっとーにすみません!カレーがまってるんですっ!!またあとでっ..」
お兄さん『えっ』

大人の振る舞い放り投げ、階段を駆け上がる。
1年に1回集う、人気店の創作カレー。
1年に1回会う、大好きな人と食らう。
人を狂わせるには十分な材料が揃っていたわけで。

かなりの不躾を働いた甲斐(?!)あり、全メニュー無事ゲットした写真がこちら

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う、うまい!

何度も口に運んでは、うなった。

冷静さを取り戻したころ。
ようやく話をきけた証拠写真が、こちら。

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あれだけ失礼を働いたにも関わらず、改めて説明してくれた。
カレーにやたら詳しい紳士以外の何者でもなかった。

お互いのカレーバックグラウンドをあかし、
カレー談義に話を咲かせた。

カレー紳士へ、今度水野さんのカレーの学校へ行きたいと思ってることを話した。
ほぼ日が大学生の頃から好きで、生活のたのしみ展で話した水野さんと飯島奈美さんの掛け合いで人柄が気になり、
あとは元上司の彼女ともっとカレーネタで遊べるかなーなんて軽く思っていただけだった。

LOVE INDIA開催2ヶ月後、無事カレーの学校5期生となれた。

東京カリ〜番長のリーダーのドリンクが美味しすぎてスパイスドリンクゼミに入ったり。

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先輩カレーマスターたちによる10000人カレーイベントに参加させてもらったり。

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カレースター水野さんのうますぎるカレーに舌鼓をうち。

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カレーの学校には、感謝しかありません!

以上、たいへん長くなりましたが
最後までお読み頂き、ありがとうございました!

おまけです。
LOVE INDIA 2016の写真がこちら。
糸井重里さんが水野さんのことをカレースターと呼び始めた頃。
それに合わせてサッポロビールにしてます(普段はAsahiビール派です)
サイドメニューゲットできず、携帯もバキバキな恥しかない記念写真ですが..

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あしたは、2期の青木あやさんです。スパイスを使った素敵なアクセサリーを作っていたり多才な方!記事、楽しみです。

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