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公認心理師試験(2021/9/19) わたしの勉強法②

体力の衰え、脳の退化を日々感じながら、自分にむち打ち始めた時期。家事の手を抜き家は荒れ、イライラマックスの私にビビる家族(夫+9歳、5歳男子s)は犠牲者。でもそんなの気にしません。

1 本腰入れ期 6月〜7月

本番まで約3ヶ月。問題演習を取り入れ、「記憶」にフォーカス!

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『公認心理師 絶対合格テキスト&問題集』(以下「絶対合格』)を読んだりまとめたりしていても、記憶につながらないと焦り始め、下の『一問一答』を購入。

各単元のコンパクトな解説ページ(2〜4ページ)のあとにその単元の一問一答が掲載されていて、使いやすかったです。

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このテキストのおすすめポイントは

参考書を読んでいるよりは飽きない、眠くならない

できなくて焦るので、覚えようという意識が働く

1分あれば1題解けるので、スキマ時間に便利

『絶対合格』2読目と並行し、2読終わった分野から『一問一答』を解きました。ノートは使わず読み流す感じでどんどん進めるのがポイントです。ほぼ解けないページもありますが気にせず読み流し、2回目へ。

朝の勉強時間(5時半~6時過ぎ)で『絶対合格』を読み、それ以外のスキマ時間は『一問一答』。だから持ち歩くのは『一問一答』のみ。荷物が重いと疲れて気力と体力が下がるので、参考書を複数持ち歩くのはやめた方がよいと思います。

『絶対合格』系の参考書は一読目よりは二読目の方が内容は頭に入りやすくなり、さらに『一問一答』など問題形式のもので定着を確認することで、徐々に記憶が補強されていきます。

一度でしっかり覚えようとするより、全然わからん、と思いながらも何回も繰り返し読んでいくうちに、薄い紙が重なって厚みが出てくるように、記憶が出来上がっていくというイメージです。

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この勉強のイメージは、この本から得ました。お勧めです。

公認心理師の勉強は常に、こんなに覚えられるのか?!という恐怖感との戦いでした(私の場合)。

著者は私より年上だけど記憶力日本一だし、私でも覚えられるかも、と勇気づけられました。

2 1分のスキマ時間の使い方

大スキマ時間と小スキマ時間を使い分ける

『絶対合格』や『一問一答』をやっていると、覚えていないことだらけで焦ってきます。何度も読むうちに自然と暗記されるものもありますが、例えば心理検査の種類とか、薬の副作用とか、少年法の細かいルールとかは無理です。

それを地道に覚えていくために、スキマ時間を活用しました。

ちなみに、私のスキマ時間は、通勤時間、学校の授業と授業の合間の休み時間(5~10分)、自宅の最寄り駅についてから、保育園のお迎えリミットまでの時間、夕食準備中、お風呂の中でした。これを大スキマ時間とします。

大スキマ時間に対して、小スキマ時間は、さらにたくさんあります。例えば、通勤時間の中でも、バスを待っている時、保育園のお迎えに行き、息子がのろのろ靴を履くのを待っている時、買い物してレジの順番を待っている時・・・など、1分単位のスキマ時間です。

大スキマ時間は、『絶対合格』や『一問一答』など、参考書を開く時間がありますが、小スキマ時間は、参考書を開く時間もスペースもありません。

そこで使ったのが、メモ帳や付箋です。

例えば、少年院の種類。付箋かメモ帳(私は8㎝×6㎝ぐらいのメモや付箋を利用)に書き、持ち歩きます。

1分でもあれば、取り出して、「第一種は〇歳まで」とかブツブツ呟くようにします。これだけ覚えよう、と量を絞れば、意外と覚えられます。メモは、覚えたら捨てる。大スキマ時間にメモを作り、小スキマ時間でメモを覚える、というのを繰り返します。

メモを作る時間が無ければ、手に書いてもOK。知能検査のWISC とかWAISとか、何歳から何歳だっけ?とかなりますよね。それを手の平に書いて、ちょいちょい見ていると、消えてくるころには覚えています。忘れたら、同じことを繰り返します。

重要なのは、忘れることを気にしないこと。身体も脳も日々老化し、エビングハウスの忘却曲線どころじゃないペースで忘却します。でも、忘れたら、また繰り返せばOKです。このメモ方式なら、繰り返す手間もそれほど大きくありません。繰り返すほど記憶は強化されるので、心配しないことです。

3 まとめ

本番3カ月前、勉強に本腰を入れ始める時期です。

参考書を「読む」+問題を「解く」ことで自分を焦らせ、「記憶しよう」という意識を作る。

大スキマ時間と小スキマ時間を使い分ける。覚えたいことをメモや手に書いて、小スキマ時間にブツブツつぶやいて覚えよう。

この時期に、覚えきるのは全く不可能なので、そこは気にしなくて大丈夫です。というか、最後まで、「覚えきる」なんてできません。

次回は、本番2か月前、過去問演習について書きます。

4 おまけ

焦り始めると、むやみに参考書を買いたくなってしまいます。そこでつい買ってしまったのが、Z会の『スピード暗記』。これはこの時期には難易度高め&解説が少なかったので使えず。でもコンパクトで持ち運びに便利だったので、本番2ヶ月前頃に流し読みしていました。


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