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【Part9】フュージョンギターが必ず弾けるようになる 10のステップ【モチーフディベロップメント】

割引あり

■はじめに

今回はモチーフディベロップメントについて。このアイデアは私もインプロビゼーションの最中にとてもよく使用しています。モチーフディベロップメントはインプロ中に弾いた"短いフレーズ""特徴的なアイデア"を少しずつ発展させ繰り返し弾いていく手法です。長いコーラスでソロを取る場合には勿論有効ですし、モチーフを発展させていくことで長いソロにストーリー性を持たせることも出来ます。

■モチーフディベロップメント

▶︎Motif ①

元になるフレーズ。
16ビートに乗せたDmのコードトーン。

▶︎Motif ① 発展形

モチーフ1の発展形。
1小節のモチーフを3段活用した例。4小節でフレーズがまとまります。

▶︎Motif ②

元になるフレーズ。
DmとAmのコードトーン。

▶︎Motif ② 発展形

モチーフ2の発展形。
2拍のモチーフを3段活用した例。2小節でフレーズがまとまります。
終止音は13thへ。

▶︎Motif ③

元になるフレーズ。
Dドリアン。

▶︎Motif ③ 発展形

モチーフ3の発展形。
息の長いフレーズなので音符の引き算も。

▶︎Motif ④

元になるフレーズ。
3連符の挟み込みアプローチ。

▶︎Motif ④ 発展形

モチーフ4の発展形。
3連符をタイで結んで浮遊感を演出。

▶︎Motif ⑤

元になるフレーズ。
インターバルのアイデア。
3,4拍目はDm7へのドミナントA7を想定。

▶︎Motif ⑤ 発展形

モチーフ5の発展形。
3段活用。

■まとめ

Part9の今回はモチーフディベロップメントについて解説を行いました。
ソロをリックのコピーアンドペーストで弾いてしまうと、リックの繋ぎが不自然になってしまったり、ペーストしたリックの部分だけが浮いて聞こえたりとストーリー性がなくなってしまいます。
その点、モチーフディベロップメントではインプロ中に自分の中から湧き出たモチーフを"発展させ"、"繰り返し弾いていく"ことでソロに統一感やストーリー性を持たせることが出来ます。
是非一つのアイデアとしてモチーフディベロップメントを取り入れてみてください。

■教材ダウンロード(対象記事をリポストで無料)

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