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【Part7】フュージョンギターが必ず弾けるようになる 10のステップ【リックやフレーズ】

割引あり

■はじめに

Part7の今回は、フュージョンギターを弾いていく上で必要なリックやフレーズについて。ロックギターでよく聞くようなペンタフレーズとは何が違うのか、ジャズのような響きはどうやって出すのか。解説していきます。

■リックやフレーズの作り方

コードトーンを中心に

バックで鳴っているコードの構成音を中心にフレーズを構築します。[コードトーン]+[テンション]と考えます。

Dm7のコードトーン+テンション(9th,11th,13th)を使用したリック
Dm7のコードトーン+テンション(9th,11th,13th)を使用したリック

スケールアプローチ

流れの中で速いパッセージを弾いていく場合は、スケールアプローチも一つの手段となります。上行、下行で使える音数のアイデア、インターバルのアイデアなどをご紹介します。

D Dorianの5音フレーズを6連符へ
スケールの折り返しの位置がポイント

クロマチック

コードトーンやスケールトーンをクロマチック(半音階)で繋ぐアプローチ。クロマチックを挿入するタイミングに注意しましょう。

コードトーン同士や挟み込みのアプローチ(チェンジングトーン)へクロマチックを挿入
コードトーンとネイバートーンへもクロマチックを挿入

ペンタを再考

ペンタがペンタに聞こえる原因は隣の音程を頻繁に使用する事。インターバルを変化させると斬新なサウンドに。

異弦同音フレーズ
ペンタトニックの組み合わせ

■リックやフレーズのまとめ方

終止のタイミング

拍頭、拍裏で終止するのか、フレーズの終止が不自然にならないように。
拍頭で終止するとフレーズが終わったかのように聞こえます。拍裏で終止するとフレーズがまだ続きそうな聞こえ方に。16beat感を出すために16分裏を狙っての終止もとてもクールです。

終止音の処理

スライドアウト(グリッサンド)やクォーターチョーキング、ビブラートなど。音を切る時の処理やタイミングはとても重要です。

■まとめ

今回ご紹介したフレーズはそのまま使用しても良し、アイデアを盗んで弄ってもよし、ご自由にお使いください。さらに踏み込んだアイデア等は追々。。。一先ずはPart10までしっかり書き上げます。
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■教材ダウンロード(リポストで無料)

今回使用した教材のオリジナル版(PDF)や追加のアイデアなど、まとめてダウンロードが出来ます。教材を印刷をして練習を行いたい方、筆者に「投げ銭をしてもいいよ」という方はページ下部よりダウンロード下さい。
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