見出し画像

LINEは時と家族の絆を超えるか。

田舎の母親と、同じく田舎の兄貴が相次いでLINEを始めた。

兄貴の方は以前からiPhoneを使っていた筈だが、遂にLINEに手を出したらしい。
敢えてこの辺逆張りで「流行りものには手を出さない」を何年も通してきたと思っていたのだけど、まさか母親が始めたから慌てて・・・と言う訳でも無いだろうに。

そして母親の方はというと、これまではガラケーで通していたのが、遂にドコモショップからのしつこい「お誘い」に落ちたらしい。
まぁ、そろそろ頃合いだったのかもしれない。

まだLINE慣れしていない二人とのやり取りは気恥ずかしい反面、思いもしないスタンプが送られてきたりして面白い。
なんとなく心に残っていた「親、兄弟」の印象とは違う一面を、今になって知るような。

小さい頃に父親を亡くし、3人が川の字になって寝ていたあの頃からはもう、気の遠くなるようで ついこないだのような時間がたったけれど、その3人の距離がLINEで縮まるなんて思ってもみなかった。

兄貴も私も家庭を持ちそれぞれの生活を歩んでいて、おまけに距離も遠く離れて生活している今となってはもう、あの頃のように戻ることはできないけれど、これは最後のチャンスなのかもしれない。

また、川の字になって寝るような、あの親密さで。

スキやシェアやフォローしてもらえたりすると、サポートしていただけるのと同じぐらい嬉しいのです!