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6、常識(偏見の塊)

こんにちは。リャンです。

本日は、常識について。

アインシュタインが言いました。

『常識とは、十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。』


生まれながらに朝鮮籍だった僕は、

「北朝鮮から来たの?」「北朝鮮で生まれたの?」

と聞かれることが多かったです。

それが嫌とかどうとかではなく、単純になぜそんなこといちいち聞かれるのか、不思議だったように思います。

僕の感覚としては、普通に、広島生まれ広島育ちです(^^)v笑


戦時中、植民地だった頃の❝朝鮮半島❞。

父方・母方の祖父母とも、南出身(チェジュ島とプサン)です。

焼け野原と化し、北に住んでる人々は、中国・ソ連に、

南に住んでる人々は、日本に渡ってきた方が多いそうです。

その後、第2次世界大戦、そして朝鮮戦争を経て、

北は、現在の北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)、

南は、現在の韓国(大韓民国)という2つの国が誕生することになります。


冒頭記載したように、よく聞かれた質問にいま返答する際は、

いま・そして日本に置き換えるとするならば、

東日本に住んでた人達が、北朝鮮として、

西日本に住んでた人達が、南朝鮮(韓国)として、

それぞれ国が出来たような感じと、伝えたりしてます。

置き換えると、比較的伝わりやすいみたいで、

なので僕の場合、両親は実家の広島にいるため、南朝鮮(韓国)人に、

僕は東京で住んでるため、北朝鮮人に、

その結果、❝離散家族❞という問題が起きたという風に、なるだけ大枠が伝わるように、聞いてくれる方々には伝えるようにしています。


人は、自分がわからないものに対しては、なんの悪気もなく、「偏見の塊」になってしまったりするもんだなーと、学生時代からよく感じてました。


大学時代、鍼灸の世界で活躍しようと決めて、努力してたときも、

ハリ治療を受けたことない人たちからは、とにかく一言目、

「痛いんでしょ?」「安全面とか大丈夫?」

と、鍼灸治療を受けたことある人なら、そんな訳ないでしょと思うような偏見の塊から、話をスタートしてました。笑


いまもそうかも知れません。

経営者になる。事業家になる。オーナーになる。金持ちになる。親孝行する。最高の人生にする。

そういうことを言うと、ふた言目には、

「危なそう」、「騙されてるんじゃない?」、「洗脳させられてる」、などなど、

偏見の塊から言われることが多かったように感じます。


そのたびに感じることは、僕は自分の人生に置いて必ず、

❝本質を見抜ける人になるぞ!❞ということです。


絵が詳しくない人は、ピカソの絵を見ても、他のプロの絵を見ても、違いがわからないことでしょう。

料理をあまり知らない人には、5つ星レストランの超一流シェフのフレンチと、近場のフレンチとの違いはわからないことでしょう。

治療の世界でも、全国から物凄いレベルの治療家に集まてもらい、皆さんに物凄く喜んでもらってますが、

そもそもあまり治療(鍼灸やマッサージなどなど)というものを受けたことがない人は、そのレベルの違いをあまりわからないのかもしれません。

オーガニックなものをあまり使ったことがない人には、style tableコレド日本橋に置いてある商品のレベルの違いを、わからないかも知れません。


偉そうに書いてしまいましたが、

僕は、❝違いのわかる男❞になりたいという願望があるように感じます。

そして、❝違いのわかる人❞と、今後もお付き合いしていきたいと感じております。

もちろん、関わるすべての人に感謝してることは、事実です。

ただ、人生には優先順位が大事になってきます。

そういった方々を第一優先に、今後も事業拡張させ、世の中にお役立ちしていきます。



株式会社アッティ

代表取締役 梁 燦久

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