ポジティブな思い込みが未来を変える
なぜ、正しく伝わらないのか?
コミュニケーションにおける問題の1つとして
「相手に正しく伝わらない」というのがある。
問題は、伝える側にあるのか?
それとも、伝えられる側にあるのか?
正解は「伝える側の問題」というのが一般的。
伝える側が、伝えられる側の立場になること。
相手の前提知識や理解度を踏まえて話す。
時々相手の反応をみたり確認しながら、
端的かつシンプルに、事例を盛り込みながら、
情報の粒度と抽象度を調整して説明する。
上記はいずれも「伝える側」の対策である。
だがそれでも、伝わらないことが多くある。
なぜ、正しく伝わらないのか?
正しく伝わらない根本的な理由。
それは個人の「思い込み」によるものだと
僕は考えている。
全ての勘違いは思い込みから始まる
自分でも偏見が入ってると思う気もするが、
見知らぬ相手のことを想ってあえて言う。
「思い込みが世の中を狂わせる」
思い込みというのは言い換えれば、個人の都合に合わせた希望であり、時として事実と反する願望のようなものである場合もある。
たとえ何かを伝えようとしても、聞き手の思い込みは、聞き手にとって都合の良い部分だけを切り取り、話し手の文脈に反した理解を促す。
この繰り返しで、伝えるべき情報は話し手の意図とは全く異なるものとして共有される。
ここに情報共有の難しさがある。
ネガティブな思い込みがもたらすもの
例えば、事業計画を伝える際、どれほどの戦略や方針をチーム、メンバーに正確に伝えたとしても、個人のネガティブな思い込みは全てを無駄にする。
ファクトが大事。
そう言って聞かせても、思い込みはそれに勝り、微動だにしない。
ここで気付くことがある。
思い込み自体がネガティブでなければ、
それはどう作用するのか。
ポジティブな思い込みは未来を変える
ネガティブな思い込みというのは、個人の都合の良い願望が邪魔をして、ファクトをねじれて理解し、結果的に情報共有の妨げにしかならない。
思い込みは悪か。
経験上、世の中で成功していると言われている人ほど、ポジティブな思い込みの持ち主だと感じることが多い。
ポジティブな思い込みは、
自分自身の心を燃やし、
周囲にモチベーションを与え、
時として世界を変える。
もちろんファクトから導き出すのが基本だが、
ポジティブな思い込みはファクトを超える。
一方で、ネガティブな思い込みは、
自覚もなくその人を蝕み可能性を消していく。
ネガティブな思い込みこそが悪なのだ。
「ネガティブな感情はすべて思い込み」
そんな風に、客観的に自分自身を見つめる。
ポジティブな思い込みに変換できたら勝ち。
未来は変わる。
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