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料理官能小説

玉子はこんなに綺麗に服を脱がされたのは、はじめてだった。風呂上がりの白くて弾力のある艶やかな肌が露呈され、年甲斐もなく恥ずかしさを隠しきれない。よく知らない男の前でこの様な姿になることは今までなかった。最近では旦那の前でさえそんなことはないのだ。
男は熱々の湯に玉子を…いやまだその頃は卵だった。卵を10分くらいつけた。パートで働いていた冷蔵庫の中から出てきてすぐに入れられたのに殻も割れずに温まれた。湯から上がるとすぐに冷水に浸された。冬の冷たい水道水が全身を締め上げ、今にも悲鳴をあげそうだったがグッと堪えた。湯や冷水に入れられている間、男はスマホゲームをしながら時々玉子を見に来た。
「そろそろ脱がしちゃおうかな」
男はキッチンのシンクで乱暴に玉子の殻を脱がした。脱がしたというよりは剥かれた。真っ白な肌を露呈されIHの上に乱暴に載せられた器の中でジロジロと眺められた。

男は塩化ナトリウムの粉をかけてそのままいただくか、オイルと酢と玉子の分泌物を乳化させてできたヌルヌルでいただくか少し迷った。
「今日はとっておきの布団があるんだ。8枚切りのな。」
太った気持ち悪い男の口から赤裸々なワードが次々に吐かれる。
玉子は絶望の眼差しで男を見つめた。
「俺はな、コイツが大好きなんだよ。ハーフじゃダメだ!純正のやつがいい。そしてできれば味◯素のやつがいい。キュー◯ーも捨てがたいがな!」
男の手には赤いキャプの柔らかいボトルが握られ、中にはなみなみと黄色がかったペーストが入っていた。

玉子は思った。
もうダメだわ。私はアレでヌルヌルにされちゃうんだわ。

細い口からか、星型の口からアレを大量に出されて、あのヌルヌルの中に沈む自分を想像し身震いした。
「その前に玉子さんの秘密の部分を覗かせてもらうよ」そう言うと男の指は玉子の肌を優しく摘み、切れ目の無い皮膚から玉子の玉子たる部分を剥き出しにした。
「凄く黄色くて丸い。とっても綺麗だ。
そのままむしゃぶりつきたくなるくらいだ」
外身に比べたら少しザラザラした玉子のキミが空気に触れ、敏感さを増していた。パックリと開いた秘部をさらに男は摘みキミまでパックリと開いた。
「おやおや、少し色が濃くて中央部がドロっとしているね。」
玉子のキミの中央部から固体になりかけの濃い分泌液が滴り落ちる。男は自分が求めていた硬さを出せた様で満足げな顔で玉子の分泌物を眺めた。
今日の玉子は硬くもなりすぎず、柔らか過ぎもしない。男は我慢できずに口に溢れ出した唾液を飲み込んだ。

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