ryakey

2年後ウケているのだろうか

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料理官能小説4(結)

私がヨー◯卵光だったらこんなことにはならなかったのだろうか。玉子は卵だったあの頃、スーパーで並んでいた高級な同業他社の娘達を思い出していた。 そんなことは無かった。値段が高かろうと栄養価が高かろうと皆んな何かしらに変わって生きていく。何にもなれずにゴミ箱に入らなかっただけでも喜ぶべき状況なのだ。 「ご主人様、私はマヨ◯ーズの便所です。ご主人様に食べていただけて幸せです!」 この家に来るまで着ていたパックも殻も全てをゴミ箱に捨てられ、丸裸で調理され、身体の中心部から溢れ出る

    • 料理官能小説3

      8枚切りのそれは乱暴に皿の上に2枚置かれた。玉子にはもう絶望しか残っていなかった。30分後にはこの男の腹の中に収まってしまうのだ。 スーパーで100円もしないような安物の8枚切りの2/8に乗せられて、グチョグチョになった全身を広げられていく。 ちょっとちょっとの工程で、何ともないような写真を撮られている。きっとこの男はこの後、しょうもない文章と共に玉子の赤裸々な全てをWEBで公開するつもりなのだ。 もうどうにでもなれと玉子は思った。耐えがたい感情とは裏腹に、この状況を楽しみ出

      • 料理官能小説2

        玉子はキミとシロミに分けらて、露呈されたキミから出る分泌物を、よく知らない気持ちの悪い男にジロジロと見られている。 当たり前だった毎日が今となっては遠い過去の出来事の様に感じた。そしてもうこの男に食べられてしまうということから逃れることは出来ないという事実をただただ受け入れて諦めるしか無かった。 男はシロミをナイフで丁寧に形を揃えて刻んだ。そして玉子の意思とは無関係に露呈され分泌物の溢れでたキミの元へと戻した。 あぁ、あの味◯素のアレを上からヌルヌルとかけられている。赤いキ

        • 料理官能小説

          玉子はこんなに綺麗に服を脱がされたのは、はじめてだった。風呂上がりの白くて弾力のある艶やかな肌が露呈され、年甲斐もなく恥ずかしさを隠しきれない。よく知らない男の前でこの様な姿になることは今までなかった。最近では旦那の前でさえそんなことはないのだ。 男は熱々の湯に玉子を…いやまだその頃は卵だった。卵を10分くらいつけた。パートで働いていた冷蔵庫の中から出てきてすぐに入れられたのに殻も割れずに温まれた。湯から上がるとすぐに冷水に浸された。冬の冷たい水道水が全身を締め上げ、今にも悲

        料理官能小説4(結)