龍太郎

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昭和34年生まれ64歳!O型 射手座!創作作品集 https://www.berrys-cafe.jp/member/n1227736

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  • ビジネス!起業へのストーリー

    精神病歴40年 統合失調症は。百人に一人の割合で発症する誰でもかかる生やさしい病気ではない。 激しい陽性症状を起こすと、全てをリセットする。それまでの、経験や体験も、奪い取る。 私は、22歳で発病して33歳までに四度の激しい陽性症状で全てを失った。 それでも、37歳で、自動車部品工場で会社の顔で働いた。 精神障害でも健常者と渡り合えると言うこと。 それでも45歳で力尽きた。 45歳から社会的に引きこもる。10年間。 それでも55歳で宅配のアルバイトをする。 還暦を前に社会復帰を断念。 その集大成

  • 令和の芸術家

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告白 あらすじ 第一話 出逢い

告白 荒瀬康二(45)は、障害年金を狙いに人生を修正し、車瑠美(36)との出会いで生活が一変する。しかし、親族との遺産相続問題が勃発し、悪徳弁護士のせいで裁判に敗北。康二は精神病院に通いながら、荻野真子(29)と出会い、彼女の存在が彼の心に影響を与える。 康二は精神病院から退院後、自動車工場で働くが、厳しい労働環境に悩まされる。そこで増田浩美(30)に出会い、彼女に恋心を抱くが告白は失敗。康二は転勤を決意し、新しい環境で自分を再発見しようとする。 この物語は、康二が愛と

    • ドラマチックに社内恋愛

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      • 告白 第17話 再会

        再会 康二は、自分の心に巻き起こる不思議な感情の波を無視することができなかった。真子との再会から始まった一連の出来事が、彼の内面を再びかき乱していた。しかし、彼は過去の経験から学んだ。「追求しても意味がない」と。シンクロニシティのような偶然の一致が重なるたびに、康二はかつての浩美との経験を思い出さざるを得なかった。しかし、今度は違う。彼は自分の心を守るため、過度に深入りしないと決めていた。心の奥底では再び不安が芽生えかけていたが、それに飲み込まれることを避けたいという強い意

        • 告白 第16話 沈黙

          沈黙 被害妄想から解放されて一ヶ月が経ったある日、康二は久しぶりにデイケアに足を運んだ。そこには真子がいた。康二は、心の中にあった不安を抑えきれず、「俺、おかしくない?」と彼女に声をかけた。しかし、真子は軽く笑うだけで、それ以上の反応はなかった。その笑顔にはどこか距離を感じ、康二の問いかけは空回りしてしまった。その日を境に、真子はデイケアにまったく姿を見せなくなった。康二は、これまで以上に彼女の存在を意識し、彼女との繋がりが一層遠ざかっていくことに対する寂しさと虚しさを抱え

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        記事

          メタバースとはなんぞや?起業ビジネスストーリー36日目

          メタバースとはなんぞや?起業ビジネスストーリー36日目

          告白 第15話 幻覚

          幻覚 新聞配達のバイクを走らせていた康二は、配達を終え、精神病院の隣にある老人ホームへと向かう坂に差し掛かった。天気は晴れ渡り、静かな朝の風景だった。しかし、その静けさを破るように、突然眩しいライトをつけたバイクが横から現れた。耳をつんざくような爆音を響かせながら、坂の頂上へと進んでいく。 「奇妙なところから現れたな…」と康二は思った。他の新聞販売店の配達員だろうかと考えながら、バイクを追いかけるように坂を登っていった。しかし、頂上に到着した瞬間、そのバイクは忽然と姿を消し

          告白 第15話 幻覚

          告白 第14話 既読スルー

          既読スルー この日は同じ日にやってきた男友達と寿司屋に行く話をしてると、真子が「私も行きますと」声をかけてきた。その瞬間、康二は得体のしれない衝動を身体が感じたのであった。その日、LINEでも、断ると。真子は、体調がいいときに行きましょうねと返信を入れてくれた。毎日のようにカラオケをデイケアで、一緒に歌いいつしか康二は惹かれて行くのである。そんな折に、職員の電話の声が飛んできた。真子はデイケアを卒業して働きに行くみたいだ。直接真子の口からは入らなかった情報である。彼女がデイ

          告白 第14話 既読スルー

          告白 第13話 出逢い

          出逢い 康二が社会復帰を断念した最大の要因は、精神障害が二級に等級が上がったことだった。この変化は彼にとって大きな意味を持ち、再び働くことへの意欲を奪った。彼は、自分の心の状態を受け入れることで、無理をせずに生きていく道を選ぶことにした。精神科デイケアに通うようになり、康二はそこでの支援を受けながら、少しずつ心の安定を取り戻していった。瑠美も彼を支えるために一緒に通院し、二人で安住の地を求める生活を築いていった。デイケアでは、他の患者たちとの交流や、心のケアに努めることで康

          告白 第13話 出逢い

          告白 第12話 引きこもり

          引きこもり 康二は、この三年間ほとんど人と会うことなく、瑠美以外の人間関係を完全に失っていた。パチンコに没頭する毎日が続き、現実から逃避することで、自分を守っているつもりだった。しかし、心の中では孤独と虚無感がどんどん膨らんでいった。時折、アルバイトに挑戦してみるものの、続くことはなく、すぐに辞めてしまう。仕事のストレスや人間関係に耐えられず、再びパチンコの快楽に逃げ込むのが常だった。生活費が不足すると、クレジットカードを使ってその場をしのぐが、借金が増えていくことに対して

          告白 第12話 引きこもり

          告白 第11話 堕落

          堕落 康二は、診断書が決定打となり、精神手帳二級と障害年金三級の認定を受けた。さらに、会社側が彼の病気を認めたことで、ボーナス、傷病手当金、失業保険といった金銭的な社会保障を手に入れた。しかし、その代償は大きかった。病気の影響で仕事への就職が停滞し、転職先もなかなか見つからない。気力が奪われ、次第に毎日の生活にも支障が出始めた。暇な時間が増え、康二は日々の目的を見失っていった。そんな中、瑠美の非番の日には、彼女とパチンコに興じるようになった。パチンコに逃避することで、現実の

          告白 第11話 堕落

          告白 第10話 社会保障

          社会保障 康二は、退職後に傷病手当金が支給されることを見込んでいたが、会社側がその支給を認めようとしない事態に直面した。傷病手当金は、健康保険から支給される制度で、病気やけがで働けなくなった場合に、最長で1年半の間、給与の約7割が支払われるものである。しかし、会社が康二の病状を正式に認めないことで、彼はその手当を受け取れない状況に追い込まれた。 「どうして、こんなことになるんだ…」康二は、無力感を抱きながらも、諦めるわけにはいかなかった。彼の生活は、障害年金の申請とこの傷病

          告白 第10話 社会保障

          告白 第9話 心の穴

          心の穴 康二は瑠美と再会してから、彼女の表情にどこか影があることに気づいていた。しかし、彼女がその影を隠すように振る舞っていたため、康二はその理由を聞くことができなかった。ある日、瑠美がふとこぼした言葉が康二の胸に引っかかった。 「最近、パチンコに行くのが日課になっちゃってね…。打ってると、いろんなことを忘れられるの。」 その言葉を聞いたとき、康二は彼女の孤独や寂しさがどれほど深いものなのかを理解した。夫を失った瑠美は、心の穴を埋めるために、パチンコという一時的な逃避に依存

          告白 第9話 心の穴

          告白 第八話 再会

          再会 康二は、仕事での責任を任されながらも、心の奥底に抱えていた葛藤が徐々に解消されつつあるのを感じていた。あの受取拒否の手紙から、不思議なことに彼を長い間縛り付けていた感情が少しずつ薄れ、まるで蜘蛛の巣が消えるかのように、束縛から解放された気がした。浩美への執着が消え、心が軽くなったことを実感する中、康二の中には新たな考えが浮かび始めた。それは「退職」という言葉だった。仕事の忙しさが増す中で、彼はかつての抑うつ状態を再び感じるようになっていた。精神科の治療を中断していたが

          告白 第八話 再会

          告白 第七話 束縛

          束縛 康二は、浩美に出した手紙から二週間が経過しても返事が来ないことに苛立ちを感じていた。毎日彼女のことを考え、返事を待つ自分がいたが、同時に書かずにはいられない衝動にも駆られていた。手紙を書くことで、自分の思いを整理できる気がしていた。しかし、東京に来てからというもの、浩美のことを思い出させる出来事が次々と起こり、彼の心をさらに乱していた。特に、あのスズキアルトのプレートナンバーが目に入るたびに、浩美との思い出や未練が沸き起こってくる。まるで自分を束縛するかのように、その

          告白 第七話 束縛

          告白 第六話 赴任

          赴任 康二は新しい赴任先で、同僚たちと共に今後の業務について語り合っていた。楽しい雰囲気の中、突然、植松直人(27)の携帯が鳴り響く。「浩美」という名前が画面に表示された瞬間、康二の胸が苦しくなった。 その声を聞いた瞬間、康二は思わず耳を澄ませたが、会話の内容は聞き取れない。まるで自分の心の奥に何か不気味なものが忍び寄ってくるような感覚に襲われ、彼は不安でいっぱいになった。浩美の声が、彼の心に微妙な影響を及ぼしているのを感じた。同僚たちの声や笑い声が耳に入ってこなくなり、康

          告白 第六話 赴任

          告白 第五話 怪

          怪 空港への旅立ちを一週間に控えたある日、康二は帰りの車の中で、浩美と同じスズキアルトのプレートナンバー「89-14」と遭遇した。特に気には留めなかったが、どこか胸に引っかかるものがあった。次の日、康二は別の場所でまた「89-14」を見かけた。今度は偶然とは思えないほどの頻度で、浩美の愛車と同じナンバーが彼の目に入ってくる。徐々に不安が募り、「これは何かのメッセージなのだろうか」と考え始める。 その後も、康二はあちこちでそのナンバーを目にすることが続き、心の中で何か特別な意

          告白 第五話 怪