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『大都市の愛し方』

【大都市の愛し方】パク・サンヨン 著  オ・ヨンア 訳
※Instagramに投稿した内容をそのまま投稿しています。

本書は韓国文学のおすすめ本を紹介している某サイトを参考したのがきっかけで手に取りました。

この小説は同性愛の主人公男性の語り口で物語が進んでいくもので、もちろんそういった描写が多々あるので、BLなどそういうものに抵抗がある方は読むのを控えたほうがいいかもしれません。

ですが、ストーリーの内容はとても素晴らしいもので、一人の人物がいろんな人間関係で成長したり、その過程での葛藤に悩まされたりと考えさせられることが多かったので、おすすめ本として紹介されていただけあると僕は思います。

特に本書の中にある「あのとき、永遠だと思っていたジェヒと俺の季節が永久に終わってしまったことを悟った。」という言葉に今すごく共感しています。

『僕はこれからもずっと大好きな貴女と繋がっていられると思ったけど、今はもう繋がっていない。でも、繋がっていなくても貴女は僕の心の中で根付いているから貴女なしでも生きていける。また会いましょう。』本書を読んで経験から浮かんだ僕の言葉です。

Ryuki

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