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『傷つくだけなら捨てていい』

【傷つくだけなら捨てていい】ユ。ウンジョン 著  カン・バンファ 訳
※Instagramに投稿した内容をそのまま投稿しています。

僕が本書を手に取ったきっかけは【@kbookfes】さんのストーリーを観ていて気になったからだ。

本書の文面からは女性向けに書かれたものなのだと感じられることが多かったが、男性の僕も結構傷つきやすい性格でよく人間関係や自分の人生に悩むことが多かったので、本書のタイトルを読んだ時、自分が読むべきものだと思った。

プロローグにも『他人に期待しては、応えてもらえず傷つく。そんなことをくり返していれば、傷は化膿する一方です。』と書かれており、正に僕自身のことを書かれている感じがした。結構周りの人って適当に生きているからそんなに気にしなくていいんだと思った。「来る人拒まず、去る人追わず。」の精神で生きるのが1番だと思う。友達ってつくるものじゃなくて出来るものだし、これまでの自分の人生を振り返って友達や仲間がいつも僕の周りにいた時は、自分らしく生きて発信していて向こうから寄ってきた人ばかりだったと分かった。

また、韓国の女性は、ひときわ30という年齢にこだわる傾向があるとも書かれており、僕も30という年齢に嫌悪感を抱いている。しかし、冷静になって考えてみると年齢なんてただの数字で、20代から30代になると若者からオジサンになる気もするが、オジサンになるのが嫌なのではなくて自分らしく生きれず、冴えないオジサンになるのが嫌なのだと理解した。

実際、僕の友人や知人にも30代の方はいるが、かっこいい人ばかりだし、僕が好きな韓国俳優は皆30代だが、20代に負けないくらいかっこいい人ばかりだ。

本書には、自分のクローゼットの中や服装が物語っていることという章も登場し、その中に精神科を通院して回復に向かっている人ほど、季節を問わずファッションを楽しむようになると書かれている。

確かに、僕自身精神を病んでいた時は、無地で地味な格好をしていて母親にとても心配されたことがある。
その経験を活かして今はなるべく明るい色を身に付けるようにしている。

本書で学んだことが多いので、人間関係や自分の人生に悩んでるいる方は是非読んでみてほしい。

Ryuki

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