心と鏡 中身の私 嵐と境
本当の自分を隠して生きた先で出会った人々は
私の中の私と出会った時
これまでと同じように接してくれるのだろうか
人の世から少し離れて生活していると
かつての友人たちと話した時
過去に戻っているような気がする。
彼らからしてみればあの頃から進んだ先の
自分と話しているはずなのに。
私からすると今あなたと話しているのは
過去の私だと言いたくなる。
何も進んではいない。
もし今の私が地を這うような生活
あるいは天の上を漂うような生活を
していたならば、本当にあの時のように
接