ブックレビュー~vol.6~努力をやめるノート
こんばんは、RYOHEIです。
今日まで読んだ本のレビューを書きます。
タイトル:自分の本音と対話すれば催促で目標が達成される 努力をやめるノート
著者:ジョイ石井
発行所:フォレスト出版株式会社
2019年8月5日 初版発行
(概要とレビュー)
・この本の概要
筆者が自分で行った、自分自身の心の本音や欲求といった潜在意識を大切にし、これらを"エゴリスト"として毎日ノートに書き出す。そのことで、"努力"をすることなく目標を達成することができるといいます。この本では、
(1)日々のエゴリストの書き方
(2)書いてきた内容の集計の仕方と考察法、
(3)自分自身の日々の心の持ち方(ポジティブ思考に持っていくための日々の過ごし方、マイナスイメージが出てきたときの払拭の仕方など)
について書かれた本です。私としては、(2)や(3)について興味深く読みました。
・レビュー
この本を読み進む中で、私が思いついた本があります。"さあ、本当の自分に戻り幸せになろう"(マーク&エンジェル・チャーノフ Discover社)です。
自分自身を100%ポジティブに持っていく手法として、日々の生活の中の"小さなイエス"を習慣化しようという箇所があります。私が入塾している勝間塾のコミュニティでいつも"毎日うまくいったことを3つ"書いています。それとよく似たもの、むしろ"小さなイエス"の方がより細かく、たとえば、"目が覚めたぞ、イエス!"、"ベッドの上で寝ていたぞ、イエス!"といったような、日常生活の本当にささいなことに着目し、少しでもうまくいったことに対して"イエス"を積み重ねていこうとありました。向いていない・苦痛・我慢・気苦労が絶えない仕事や連休明けの出勤など、通勤が億劫になることもよくありますが、そんなときこそ、通勤途中に"小さなイエス"をたくさん見つけていくことで、仕事を始めるときにはポジティブ度が高い状態で始められるのではないかと思います。また日々の生活や仕事において自己肯定感が上がった実感があります。また、この章では、"幸せは小さければ小さい方がいい"という記載が印象的でした。言葉ではわかっているつもりですが、ついつい大きな幸せばかり目が行ってしまいます。この本を読んで改めて、"小さな幸せ"を積み重ねようと思います。
日々のエゴリストを月一で集計すると、同じキーワードが出てきます。これこそ、自分自身の大事にしている価値観や心からの欲求です。この章を読んでいるとき、コミュニティの月一で開催している、その月のGood&Newを書いていこうというイベントを思い出しました。私は毎月参加していて、"うまくいったこと3つ"から集計してコミュニティに投稿しています。これも、先ほど同様、月一で振り返ることで、"この月はどんな月だったかな"、"どんないいことがあったかな"と振り返るとともに、"今月は仕事でいいことが多かったな"とか"新メニューの料理が多いな"とか"イエス"の傾向が見えること、今自分が一番幸せだと思うこと、大切だと思っていることが見えてきます。本書では、このような言葉の蓄積が潜在意識による行動に変わり、うまくいくと書いています。
この本で一番伝えたいことは、"日々の小さなイエス"・"小さな幸せ"を蓄積して、自己肯定感をあげよう。そうしていくことで苦手や苦労することでも意外となんとかやれちゃうよということではないかと思いました。同時に、毎日のイエスや幸せを月一回振り返って、自分自身が一番大切にしている事柄や考え方を見つけよう。そして、自分の気持ちに正直になって行動をしてみようということではないかと思いました。
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