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ブックレビュー~vol.25~世界のビジネスエリートが知っている 教養としての茶道~

おはようございます。
今日は年始に読んだ本のレビューです。

(タイトル)世界のビジネスエリートが知っている 教養としての茶道
(著者)竹田理絵
(発行日)2021年10月22日
(発行所)株式会社自由国民社

(概要とレビュー)
茶道の歴史や知識、お茶室でのマナーなどについて写真もあってわかりやすく書かれています。茶道に対する堅い、難しいイメージが払拭され、興味を持つことができる一冊です。

何より、茶道の精神や準備などは普段の仕事や生活にも通じるものだということがわかりました。
例えば、事前準備や何かあっても動じない心、相手への気遣いといったこと。

中でも私が一番印象に残ったのが、”一期一会”の解釈です。一期一会というと、”会う人は一回しか会えないかもしれない、だからその出会いを大切に”という解釈で使われる言葉だと思います。
しかし本書では、それだけでなく、”一緒にいる家族などよく顔を見かける人と過ごす時間も一期一会である”、”その過ごした時間と全く同じものは二度とは来ない。”とも書いています。
一期一会とは、出会いを大切にするだけでなく、”時間を大切に”という意味も込められているということです。
今日から仕事始めですが、今年はこの”一期一会”を大事に過ごしていきたいと思います。

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