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[作例] Leica M9-P + Helios 44-2 58mm F2 (前玉反転)

Heliosレンズは安価なぐるぐるボケ生成器として有名.バージョンや工場の違いにより様々な型が存在するが,型によっては前玉を反転することが可能.反転するとボケが増して,よりフィクショナルな写りを見せてくれる.

iPhone 13 Proで撮影

Leica M9-Pにつけてみたらどうなるだろう.みんなそう思う.僕だってそう思う.
(距離計は連動していないのでピントは,,,)

ƒ/2.4, 1/500, ISO 400
ƒ/3.4, 1/2000, ISO 400
ƒ/2.4, 1/4000, ISO 400

3枚だけで特徴がわかる.夢の中で"いつか"を追憶しているような,または体調不良で早退した"あの日"の帰り道のよう.


ƒ8, 1/25, ISO 400
ƒ2.8, 1/750, ISO 160
ƒ2.8, 1/500, ISO 160
ƒ2.8, 1/1000, ISO 160

なるほど分からん.たかだか100枚くらい撮った程度ではこのコラボレーションの癖を追いきれないのだろう.

Heliosのお株であるぐるぐるボケはどんな感じかというと,,,

ƒ2.8, 1/1500, ISO 400
ƒ2.4, 1/2000, ISO 400
ƒ2.4, 1/2000, ISO 400

明るさ・解放・接写,この条件でぐるぐるボケは発生するが,前玉反転となるとすごいフィクショナルだ.とても「写真」とは思えない.「絵」みたいだ.二つを包含する呼び名はなんだっけ.平面作品?現代美術?多分「Picture」だ.

そろそろセンサークリーニングに出さなければ...


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