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今更、超軽量な富士フイルム X-E3を購入

富士フイルムのX-E3は2017年9月に発売された、ちょっと前のミラーレス。α7IIIとEマウントレンズ一式を手放して、乗り換えました。普通に考えたら凄く格下げになりましたが、かなり気に入っています。

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■軽い

子供を抱っこしたり降ろしながら片手で写真を撮ることが多かったのですが、片手持ちが楽になりました。またα7IIIよりかなり軽いため、持っていくのが億劫ではなくなりました。

α7III ボディ 約650g + SEL55F18Z 約280g = 約930g
X-E3 ボディ 約340g + 約180g = 約520g

■安い

新品のボディ+単焦点レンズセットが、約87,000円でした。マップカメラの中古品(良品)で同じボディとレンズを選んでも87,000円くらいだったので、新品にしました。

α7IIIは、本体約200,000円 + SEL55F18Zが約68,000円。約3倍。

■勝手に良い色

フィルムシミュレーションにより、勝手に良い感じのJPEGを生成してくれるのが魅力的でした。リアルすぎる写りになることなく、ちょうど良い色合いです。

α7IIIは物凄い解像力と極めて現実的な色が出る高性能カメラという感じでしたが、そのままの色があまり気に入らずRAW現像に悩んでいました。

↓フィルムシミュレーション『クラシッククローム』で撮影。

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X-E3が、プライベート撮影のRAW現像から開放してくれました(但し仕事用の商品撮影はRAW現像必須なので、開放からシャープなα7IIIが圧倒的に楽ですが…)。

■適度にゆるい

レンズ次第だと思いますが、キットのフルサイズ換算35mm相当の単焦点(FUJINON XF23mm F2 R WR)は開放付近がふわっとしがちです。SEL55F18Zは開放から猛烈にシャープで、子供の肌のカサつきも目で見るより強調されてしまっていましたが、適度にゆるくなりました。

↓開放で撮影。伝わりにくいですね…。

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■欠点

AF-Cの追従は、食らいついたら離さないα7IIIとは違い結構曖昧な動きです。それでも3000枚ほど草津で撮ってみたところ、子供を撮るのにもそれほど苦労はしませんでした。

ボディも防塵防滴ではなくなりましたが、レンズは防塵防滴対応のものを選んだので、まあ気を付けていれば大丈夫かな…。

ボディ内手ブレ補正も無くなりました。とはいえ子供を撮ることが多く、遅くても1/125秒くらいのシャッタースピードであることが多いのでさほど問題なし。

高感度性能の低下は、ノイズ耐性と低照度AF共に明らかに見劣りしますが、これまで求めすぎていた感も。

■総評

欠点に書いた部分がもう少し性能アップすると嬉しいものの、総じて満足の行く買い物になりました。

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