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「多動力」を読んだ。

堀江貴文氏の著書「多動力」を読みました。

堀江貴文さんはテレビやビジネスにおいて多方面で活躍している方です。
私自身この方は好きでも嫌いでもありません。笑

しかし、なぜこんなにも活躍できるのか、自分自身に批判もある中でなぜ自信に満ちているのかすごく気になりました。そこでベストセラーとなったこの本を読んでみることにしました。

多動力とはいくつもの異なることを同時にこなす力です。
これからの時代、インターネットの普及の加速で全ての産業が水平分業型モデルとなり、タテの壁が崩壊します。そして、次から次へと好きなことをはしごしまくる人「超境者」が生き残るそうです。

一つの仕事しかできない人はあまり価値を生み出せない

と堀江氏は述べています。

そんな多動力を身につけるとは、どういうことか本の内容を要約していきます。

1,寿司屋の修行なんて意味がない。日本人は「石の上にも三年」や下積みなどを我慢することを美学としがちですが、それは無駄な時間を費やしているだけ。とにかく自分でチャレンジしてはじめてしまおう。そうすれば勝手に必要な知識やノウハウは自ずとつく。インターネットで調べることや話を聞くこともできる。

2.三つの肩書きをもてばあなたの価値は一万倍になる。ひとつの仕事を定年までやるのは自分の価値が上がるとはいえない。ひとは一つのことに10,000万時間とりくめば100人に1人になれる。(大体5年程度) そこで別の分野に10,000時間取り組めば1/100 × 1/100 =10,000人に1人になれる。

別の分野にも取り組むことで自分の価値と給料は驚くほど上がる。つまり肩書きを掛け算をすること、二足、三足のわらじを踏むことでレアな存在に価値が上がる。


3.仕事は、人に、任せられるタスクは任せる。自分にしかできない仕事を、すればいい。

4.見切り発車は成功のもと。準備にかける時間は無駄である。すぐに始めてしまって走りながら考える。絶対に完璧なものを作ろうと長い年月を費やすよりも、不完全でいいからやってしまってトライ&エラーを繰り返して後から修正していこう。やりたいと思ったらすぐやってしまおう。

5.サルのようにはまり、鳩のように飽きよ
まず、一つのことに徹底的にハマる。その分野で80点くらい取れて飽きたら違うことに。「ハマっては飽きる」を繰り返すことで沢山の知識が得られる。別の分野ごとに点と点がつながり新しい考えや理解できることが増える。

6.自分の意思で自らがやりたいことをやっている時間を大切にする。他人に何かをやらされている時間はもったいない。

7,何か疑問が湧いたらその歴史を深く掘って根幹から理解する。それが教養である。そして仕事に落とし込む。

8.知らないことは恥ではない。専門外の知識は知らないのが当たり前。恥ずかしがらずに質問やスマホで調べる。理解して知識をつけられればそれでよし。

9.仕事の速さはリズムで決まる。スマホでできる仕事はスマホで済ませてしまい、仕事を早く終わらせることを意識しよう。

10.暇な人ほど返信が早く、忙しい人ほど返信が早い。メールやLINEは即レスが基本。溜まったメールには優先順位をつけて重要なメールを早く返したりして、工夫する。仕事ができる人は返信が早いという共通点がある。レスポンスをする時は躊躇や熟考せずどんどん処理していく。

11.隙間時間を活用して効率的に仕事をする。仕事はどんどん前倒して進めてみる。

12.仕事の質は睡眠で決まる。「多動力」を発揮するには良く寝ることが、マスト。それでこそ超人的な過密スケジュールを実行できる。眠いと効率も落ちる。

13.恥をかいた分だけ自由になれる。多動力を実行できない一番のハードルは「他人からどう思われるだろうか」たなどという感情である。人間は過去に他人が何をしたかなんて覚えていない。皆んな人には意外にも関心なんてない。周りのひとの目を気にしない恥をかく勇気があれば多動力を実行できる一番の近道になる。

14,永遠の3歳児たれ。未知なるもの、新しいものに興味がなくなったら人はどんどん老いていく。新しいものに触れるのは面倒、知らないからやらないなどをなくし、3歳児のように常に新しいものを求め続けて何かを発見し、刺激を受ける日々を。


私が個人的に大切だと思ったことを要約するとこのような感じでした。

この本を読んで感じたことは、自分のワクワクすること、興味のあることをすぐにやる。
そして、

とにかく動け。

という、ことだと思います。

嫌なことを仕方なく、ダラダラするよりも自分が心から興味があることを過密スケジュールでも何でもすぐやって、飽きてをくり返すことが多動力なのだと思います。

一つのことに思いっきり夢中になることで全然頭への入り方や学習速度は上がる。違うことが気になり始めたらそっちに今度は夢中になればいい。それが最終的に自分の価値を高めることができる。
そういうことなのだと解釈できた気がします。

私自身、今は給料を貰うためだけに仕事をしてる節が正直あります。

しかし、自分のやりたいこと、ワクワクするようなことを学んだり、すぐ実行してみたいとおもいます。

人生は有限なので限られた一日を仕事でも遊びでもハードスケジュールでこなすことを頭に強烈に叩き込もう。そう思えました。

上手くいかないことが多くて、嫌になる人生かもしれませんが、

多動力

この言葉を意識して、毎日必死に実行とスピードを意識して光の速さで駆け抜けていこう。

そう思えるすごい刺激の受けた一冊になりました。

やるかやらないかは自分次第。やれる方になれるようこんな自分でも頑張りたい。


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