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Starting Out: Grand Archive TCG Vol. 17 - Zanderについて

はじめに

やっぱりChampion紹介してるのが一番この記事っぽいですよね
……ね?
ということで、その流れに戻ってきました。

スターターデッキ(とRe:Collection)以外にも、このゲームには様々なChampionがいます。
どのClassを選んでも最低2種類以上の最上位レベルChampionを楽しめるようにプールが組まれているので、それだけでも組み方は幅広いです。
とはいえここまででスターター6種+Re:Collection 2種で(Tamer以外は)各Classで1種類ずつしかChampionを紹介できていないので、ここから数回かけて、残りのChampionを紹介します
もちろん、Championの紹介をするだけでは面白くないので、そのChampionをつかって構築する際に一緒にデッキにいれたくなるようなカードも紹介していきます(ただし、収録がRe:Collectionのみのカードは除く)。

Champion紹介

この非スターターChampion紹介シリーズトップバッターは、初弾でLv3がでているのに唯一スターターとしてデッキをもらえなかったAssassin、Zanderです。
……ひどい紹介(笑)
ちなみに、ZanderのChampionカードは、登場弾としては全てDOAに所属するカードです。
また、画像はあいかわらずのhttps://www.shoutatyourdecks.com からのスクリーンショットです。

Zander Lv1。実はLv1のChampionとしては破格に高性能。

まずはLv1から。
余談ですが、この(MRCまでの)非スターターChampionシリーズ、Lv1が紹介されるのは今回ともう1回だけです。
実はLv1のChampionはほとんどスターターにいるカードしかありません。
そういう意味では貴重な、ブースターのみから登場するLv1です。

効果を見ていきましょう。
もっているのはOn Enterの誘発型能力のみですが、その効果は2つあります。
1つはGlimpse 2、もうひとつはpreparationカウンターを1個置く、というもの。
どちらも地味ですが、どちらもめちゃくちゃ強い効果です(preparationカウンターがあると何がいいのか、この時点でどうしても思い出したい人は、ShadowdancerのRe:Collection解説を読んでもどってきてください)。

Zander Lv2。Re:Collectionが出て一番強化されたChampion、実はこれかも。

つづいてLv2。
Lineage制限以外は、とても地味、だけどめちゃくちゃ強いことしか書いていない効果を1つだけ持っています
レストしているunitを攻撃したときに限り、その攻撃のパワーが+1される、というInherited Effect
つまり、ここからレベルアップしても、レストしている相手になら常に1点多くダメージを与えられる、ということ。
ずっとLv2で戦ってもいいし、Lv3に上げて新たな力を手にいれてもいいけど、同期のRaiと違って、Lv2の時点で一切構築の制限をされそうにない効果をしているというのはかなりの強みです。

Zander Lv3。ようやく地味というほど地味ではない……かも?

Lv3では、その効果よりも新しい上級色が登場、というところが大きなポイントです。
DOAを紹介した際に、Luxemという色だけ触れましたが、今回はこのLuxemのカードも後で複数紹介します。

もっている効果については、ようやく地味さのかけらもない効果を得ます。
次の自分のターン開始時までstealthとspellshroudを得るため、端的に「相手がTrue Sightか全体ダメージをもたないなら、私は次のターンまでは死なない」といっているようなもの
おまけでpreparationカウンター1個を得ます。

……
…………
え?
Lv3がサムネイルの画像とお顔がちがうって?

Zander Lv3(バージョン2)。ちなみに、今まで紹介してきたスターターChampionはすべて、Lv3は2種類います。

はい。
Lv3は2種類あります。
今までのChampionと一緒ですね。
こちらは、スターターをディスプレイ(販売用展示箱)で買ったときの付録としてついているパックに入っているもののようです。
なので、実際にカード検索する時等はスターターのChampion扱いです(だから非スターターで最初に紹介となりました)。

効果は、Recollectionフェーズ開始時に、自分のMemoryを全部公開して、公開した枚数だけ相手の手札をMemoryに置かせるというもの。
Recollectionフェーズがはじまる前にカードを使いまくれば、自分のターンでは相手に一切動かせない、ということも可能な効果で、ちょっと派手ですね
ちょっと派手なんですけど、それの何がいいのか、まだちょっとわかりづらいです、というのもありますが。

実はZander、いろいろなところでカード検索すると、なんともう1枚いるっぽいです。

Zander Lv2(バージョン2)。実はLv2が2種類あるのは現状Assassinだけです。

入手方法はProxia's Vaultです。
なんとこのゲーム、プロキシーカードの使用が一部のカードに限り許可されています
Proxia's Vaultとは、Materialデッキのカードであり、かつ公式が指定している特定のカードに限り、フルカラーの同じ厚さのカードを公式の試合で使用してよい、という特別ルール。
カード右下のコピーライトの年の翌年末日まで使用可能です(Zander Lv2の場合は現状2025年12月31日まで)。
指定のカードはこれを含め5種類で、いずれもとても強力です。
ちなみに、実物のカードも存在しますが、入手方法がかなり限定的です(Nationals出場とか? よくしりません)。

もっている効果は、On Enterで、preparationカウンターを2個置いて、その後で1個取り除いたならAssassinのactionかattackであるカードを墓地から手札に加える、というもの。
……いや強すぎるが。

というわけで、最初から最近まで、ずっと環境に居続けていたAssassinのChampion、Zanderでした。

相性がいいカード

封入上のスターターChampion扱いとはいえ、実際にスターターデッキがない以上、Zanderを組みたいならば、1から組む必要があります。
スターターデッキがあるChampionとちがって完全に1から組むので、その指針になりそうなカードをいくつか紹介します。
また、ベースになる構築がない=完全に1から考える以上、可能な限りいろいろな色からカードをピックアップしていきます。

Luxemのカード

まずはChampionの事実上の固有色、Luxemから。
Lv3の効果がああいう効果である理由が腑に落ちるカードが多いです。

Lv3までレベルアップするZanderではほぼ4枚必須のカード。

Luxemのカードの一定数は、memoryから公開した時にも効果をもつカードがあります
このカードがその代表例で、これがmemoryから公開されたら任意のunitに2点のダメージを与えます
逆に、普通にプレイした場合は、自分のmemoryを公開して公開した枚数分のダメージを任意のunitに割り振って与えます
……ムダに強い。
他にも、memoryから公開したら3点回復したり、公開されたそのAllyを場に登場させたり、公開されたそれをゲームから取り除いて2枚ドローしたり、いろいろやりたい放題です。
しかも、

Grand Archive界随一の便利サイトと同じ名前のカード。

任意のカードを山札からmemoryにもってくることができるRegaliaまであります
出したターンでは起動できないけれど、1ターン待ったら本当になんでもOK。
Lightweaver’s Assaultのようなmemoryから公開の効果をもつカードをもってきてもいいし、それ以外のカードをもってきてもいいので、6枚Glimpse系Lv0 Championで山の下に送った後でだけ使いたいカードをもってきてもよし。
しかもAssassinなら0コストです。

ちなみに、Luxera's Mapというサイトがありまして。

Grand Archiveのトーナメントプレイに役立つ情報をいろいろとまとめている便利サイトです。
日本でもどうやらレーティング戦ができる店ができたっぽいので、それに参加するための情報収集にもどうぞ(なお、あくまでShopトーナメントレベルである日本のレーティング戦の情報までは掲載されてません)。
全文英語(当然)ですが、構築ガイドや、トーナメントで発生しそうな概念の解説もあります。

Luxem、本当に1弾目の上級色なのか怪しいカードがいろいろありまして、

正直Starting Outな目線ではこのカードは紹介するカードではない、と思います。

ライフ12というだけで破格なのに、そもそも最大24点回復相当のことをやってのけた上、全部の基本色が使えるようになるカードです。
こいつ、何をするかというと、自分のChampionを追放してかわりにこれをChampionにします。
解決の途中でChampionがいない状態ができても負けませんが、解決が完了した時にChampionがいない状態だとそのプレイヤーは敗北というルールなので、このカードのOn Enterが解決された段階でこれがChampionとなり、直ちには負けません。
Objectとして追放するためそこで受けていたダメージはすべて消滅して、これがChampionになるため新規に12点のライフをもつことになります。
ちなみにClassがAssassinからWarriorにかわります
だから、

Class Bonusは無視しても充分強すぎる1枚。

Assassinの上級色のはずなのにClass BonusがWarriorとかいうよくわからないRestriction Abilityをもつカードがあるんですね。
まあ、Class BonusなしでChampionでないObjectをFastスピードでなんでもいいので1枚破壊、というわけわからんくらい強いこと書いてあるので、Class Bonusはただのシミだと思ってもらっていいんですが。
ちなみにClass Bonusは相手に「次のターンNormだけしかプレイできないからなー」っていうだけです。
……いや強すぎるが。

Preparationカウンターがある限り、何回でもなぐる!!

Luxem最後の紹介カードは、preparationカウンターがある限り殴り続けることができるAttackカード。
それも0コストで(正確にはpreparationカウンター1個で)。
On Hitが誘発する条件は、そのアタックで1点以上のダメージを与えることなので、このカードによってアタックが成功して相手にダメージを与えたなら、Championがスタンドしてこのカードが手札に返ってきます。
アタック宣言の条件は、(パワーが1以上の)アタックを行うunitがスタンドしていることと有効な攻撃対象が存在することだけなので、このカードのOn Hitが解決された結果、そのアタック宣言条件は満たされています。
よって、Preparedになってダメージを与えさえすればいいので、preparationカウンターの数だけ何回でも殴れます。
Preparationカウンターが5個あれば5回、10個あるなら10回、30個あれば30回です。

Normのカード

基本色にくる時点でだいぶ余白を使ってしまいましたが、変わらぬペースで書きます。
まずはどの基本色を軸にしても使えるNormから。

Re:Collection収録カードですが、初出はDOAです。

追放したターンだけ与えるダメージを常に+1するRegalia。
どこにでも1点飛ばせる効果付き。
つまり、Thousand Refractionの攻撃は、そのカード単体だとパワー1のアタックですが、このカードの効果使用時に限り2点で殴り続けるに置き換えられます。
0から考えてpreparedを(TonorisとCrux Champions以外)25回必要なところを、13回で済ませられますね(極端だけど)。

事実上の4コスト8点のAttackカード。

イラストからしてZanderのために作られた、という感じのカード。
Criticalはたしか初出キーワード能力ですが、「相手がcriticalで指定された数字と同じ枚数の手札を捨てないなら、与えるダメージは2倍になる」という効果です。
サムネイルにしてるほうのLv3で手札をmemoryに置かせて、相手の手札がない状態で8点ダメージを叩きこむ、という使いかたが一番活きるプレイ方法です。

Normがこれしかいいカードがないというわけではないのですが、Zanderの場合、他の基本色のほうが構築の指針になるはずなので、Normは薄めの解説で次にいきましょう。
……Re:Collectionがでたせいでいれたい基盤のカードがRe:Collectionにある、というのも理由のひとつ(笑)。

Fireのカード

Fire Zanderというのは、環境に常に居座り続けたTier上位の一角です。
Creative ShockとかいうMageじゃなくても異常なほど使いやすいドローソースは今回特筆するカードではありませんが、ドローソースの基盤がそろっていながらダメージもばらまくFireという色恩恵を、全Championで一番享受するのがFire Zanderなのではないでしょうか(言い過ぎかも)。

これでCです。MRCのパワーラインは本当に高い。

2コスト2/1で、AssassinのClass Bonusでパワー+1。
アタックのたびに自分も1点受けますが、Lv3になってからはLuxem Sight(memoryから公開で3点回復)があるので、自分の被弾はあまり気になりません

2コストパワー3のラインではライフが一番大きいカード。

同じく2コストでパワー3のラインとしては、こちらも挙げられます。
Class Bonusでスタンド時Stealthもちになるので、アタックする意味が薄いターンは立ってるだけで相手が少し顔をゆがめるのではないでしょうか。

Fireでのpreparationの使い道筆頭かもしれない。

Re:CollectionのTristanでも見てきたpreparationを、Fireで使うとこうなる、という一例。
2コストで任意のunitにFastスピードで4点はかなりの優秀なコストパフォーマンスです(※要prepared)
4点当てればだいたいは破壊できます。
それでもダメな時は、

Assassinだと手札2枚(+ダメージソースのプレイコスト)でAllyはなんでも飛ばせる、ということになる1枚。

ダメージを受けているallyを問答無用で破壊します。
Class Bonusにより0コストで
複数体にダメージを与えたいときは、

全体1点をばらまく上に、このターン中に限りこのカードの対象になったプレイヤーのunitが破壊されるならかわりに追放します。

これが便利です。
しかも破壊時にかわりに追放になるし
……
いやこれ全部Fastなの冗談でしょ

入手しやすいほうのLv2が特に相性◎

Fire最後の紹介は、相手をコンバットで破壊する限り永久に使いまわせるweapon
しかも、Materialize以外のタイミングでも、墓地からFireのカードを3枚追放するだけで登場させられます。
……
そりゃひたすらFireでAlly並べて殴り続けるLv2どまりのデッキがでてくるわけだ(現在主流のFire Zander構築型のひとつです)。

Waterのカード

Waterのデッキの特徴は、相手の動きを妨害したりパワーを下げたりしながら、自分は可能な限り既知の情報で戦えるようにしていくことです。
Zander、ないしはAssassinもその流れに逆らいません。
FireやWindのAssassinが多く、Water固有のWeaponがないだけで、Water Zanderというデッキもちゃんと存在します。

WaterでAssassinを組む理由にできる1枚。

たしかにAssassin固有で有効活用できるweaponがないWaterですが、Regalia Itemには超高性能カードが存在します。
多くのRegaliaの起動能力は、そのカード自体を追放する必要がありますが、このカードは墓地のFloating Memoryを追放することで毎ターン3点のダメージを軽減します。
Assassin以外でもその効果を使用できますが、Assassinでは1ドローつき。
Assassinとして特筆はしましたが、他のClassでもかなり高性能な準汎用カードです。

繰り返す。これでCというのがこのゲームのクオリティラインだ。

InterceptもちのWater Allyは優秀すぎるカードが多いといわれるこのゲームですが、それにあてはまるAssassin限定のカードといえばこちら。
通常はパワー1なのに、Retaliate中(反撃中)だけはパワーが上がるという効果です。
相手がChampionを狙う攻撃をしかけるなら、すぐさまこれが4点で反撃します。
しかもFloating Memoryつき(直前紹介のRegaliaととてつもなく相性がいい)。
場にいればChampionを守るし、なんならほぼ道連れ保証で、破壊されても手札を減らさずプランの下ごしらえをするタネになる。
Water全体を見渡してこれが霞むレベルなの、控え目にいって意味がわかりません。
しかもこれ、Cですからね?

このゲームで山札の一番下送りは、追放の次にその試合では触れなくする方法。

Waterでのpreparationカウンターの使いかた代表選手はこれ。
対象のAllyを山札の一番下に送ります。
基本的に山札半分くらいまでで勝負するゲームなので、山札の一番下に送るのは破壊されたのと一緒。
でも破壊されてはいないのでOn Deathが誘発しません(On Leaveなら誘発します)。
なお、このゲームではAttackステップの開始がUnitによるアタックの宣言(=そのアタッカーのレストはコスト)となるので、このカードによってアタック自体を防ぐことはできません

Tauntの無視はできません。

Waterでのpreparationカウンター活用方法その2。
こちらはInterceptされない攻撃を実現します。
WaterにAssassinのweaponがないのでちょっとパワーが低めに感じますが、Water自体はパワーがあるweaponを数多くもつ色ではあるので、逸らせない大ダメージを与えることは充分可能です。
というか着実に打点を積み重ねるので、そんなに大ダメージが要る色じゃないし。

ちょっと吸血鬼っぽいけどHumanです。

Water Assassinとして最後の紹介はこのカード。
相手のmemoryを見てから、指定のカードのコストをこのカードが場にある限り+1します。
カード名の指定はmemoryにないカードでもいいので、プールを覚えていれば覚えているほど有効活用できる1枚です。
Allyとしてのスペックも、Class BonusでStealthもちの1/3なので、かなり優秀といっていいでしょう。
Unique Allyじゃなければ許されないハイスペックです。

Windのカード

Windは一言で表しづらいテクニカルな行動が多いです。
Suppressしたり、バウンスしたり。
追加でMaterializeまで許しちゃう色です。
そんな中で主観たっぷりに声を大きくしていいたいのは、Re:Collectionの存在を抜きにしても、Assassinの最も相性がいい色はWindかもしれないということです。

WindでAssassinを組む理由となる1枚。

Championがスタンドしてさえいれば、Endフェーズに毎ターンpreparationカウンターを獲得できるRegaliaです。
他の色だといまいちpreparationカウンターがたまりづらいのですが、Windだけはこれのおかげでかなり簡単にたまります
しかも、preparationカウンターが5個以上あればドローソースにも早変わり。
Zanderなら歪みなくZephyrを積む余裕もあるはずなので、これを守るためにZephyrもいれて万全の態勢をととのえる、というのも一興です。

どう考えても、いくらGAであっても、Uのスペックではない。

WindでAssassinを組む理由のNo2ともいえるのがこれ。
登場時にpreparationカウンターを得るだけではなく、自ターンのみの起動で相手にカードをプレイさせない上にGlimpse 1までやってのける優れものです。
自ターンのみ、としか制約されていないので、例えばカードのMaterializeで発生する優先権を使ってこの効果を起動して、相手の出方をうかがいながらそのターンを悠々すごす、ということも可能です。
しかも、preparationカウンターを取り除く以外の起動コストはありません
正直いってバグ(褒めてる)。

一般的に相手ターンで全体除去、ってできないことが多いですよね。
このゲームだと0コストでできますけど。

WindでAssassinを組む理由No3はこの全体除去。
除去、といっても全部手札にバウンスするだけですが、それをFastスピードでプレイできます
しかも、0コストで
……正確にはpreparationカウンターを3個取り除くことで、ですが。
Wind Assassinは、ここまで見た2枚でわかるように、preparationカウンターが簡単にたまります。
3個カウンターつかうだけで相手ターン中に全バウンスを提供するのは、非常に守り性能が高い。
とはいえ、自分のAllyも巻き込まれるので、使いどころはよく考える必要がありますが、Corhazi Outlookは登場時効果も使いまわしたいので、気にならずにプレイできるシチュエーションは多いです。

Zander、というよりはWindのデッキ全般で有効な汎用カード。

Zanderと特別に相性がいい、というわけでもないのですが、ZanderおよびLuxemの"memoryのカードを公開するとなにかできる"という特徴を活用するための1枚としてピックアップするWind汎用はこれ。
デッキの大部分をWindにする必要があるものの、Imbue(プレイ時のコストを全部公開して支払い、それのうち指定枚数が指定の色なら追加効果)でプレイした場合は登場時にmemoryに1枚引くカードです。
これもEnsnaring Fumesで使いまわせるし使いまわしたい1枚なので、Wind Assassinで組む理由を阻害しないで組み込めます。
あ、ちなみにですが、Imbueは、裏面で置かれたカードを公開するのではなく、はじめから公開して置くので、Lightweaver’s Assault等の"memoryから公開するとなにかできる"効果の誘発はしません

対象不在でも、preparationカウンター1個のためにプレイが可能です。

Wind Assassinとして最後の紹介はこのActionカード。
テクニカルなWind、ということを象徴するSuppressをもちながら、Class Bonusでpreparationカウンターを1個獲得します。
他の2色に比べてThousand Refractionが簡単に決まるWindでは、そもそもThousand RefractionとLightweaver’s Assaultの終局性能に頼って守ることだけを考えても紙束がデッキになるので、Windのカードはテクニカルで制御しづらいものが多いのに、Zanderは1本の線になりやすいカードプールをもらっています

まとめ

さて。
この後宣伝コーナーもあるので、史上最長ですね。

Zander、本当にいろいろなことができる上に強いので、個人的には非スターターChampionでは一番のオススメです。
Lightweaver’s Assault以外は高いカードが多くなく、Lightweaver’s Assaultを使わない(=Lv2までで組む)構築も結構多いです。
しかも、ピックアップはしていないLuxem Sightで半永久的に3点回復し続けるので、いくつかの本当に苦手な相手以外にはほとんど五分以上の戦いができるChampionです。
Re:Collectionが出て以降はAssassinの筆頭デッキはTristanにその座を譲っていますが、Tristanよりも早い段階で戦うことができるのは、今でも愛用するプレイヤーが多く、充分選択肢になる性能といえるでしょう。

非スターターChampion紹介シリーズでは、特別色が指定されるようなChampion以外は、各基本色で紹介していく予定です。
その中で、Zanderは文句なく3色全部ちゃんと有力なデッキになるので、ぜひいろいろと考えてみてください。

ちなみに。
これから数回非スターターChampion紹介シリーズが続きますが、早めに書いてほしい、というChampionがいたら、私までご連絡ください。
次回は、DOAで登場したLv2しかいないChampion、Mordredを予定しています(今回よりはだいぶ短い予定です)。

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2. Grand Archive日本Discordサーバのお知らせ
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こちらのリンクから入っていただければ、Grand Archiveについての日本語での議論/会話がいつでも可能です!
(この記事の読者にいるかわかりませんが)日本語に限らず英語でも参加可能なので、本当に気軽にご参加ください!!
(というか、英語での議論も日本サーバで活発に起きてます)
こちらも質問は発起人でサーバ管理者でもある私までご連絡ください。

3. デュナミス会 8月定例会について
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8月はすでに開催日程確定で、8/3に開催です。
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