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20代史上、最高の仕上がり~第1章~僕のヒーロー列伝キングコング編
第1のヒーロー「キングコング」。
僕の人生における最初の恩人。
オールザッツかABCか普通のテレビ番組だったかは覚えてないけれど、テレビで初めて漫才を見た時の衝撃は未だに鮮明に覚えています。
幼少期、暗かった人生における光を指してくれた梶原さんと西野さんには今でも本当に感謝しています。
おふたりが居たから僕の人生は明るくなりました。
たまに毎週キングコングを見ていて僕は涙が止まらなくなる時があります。
今、お二人揃ってコンビを見れるのは毎週キングコングくらいで、当時のことをふと思い出して泣いちゃう時があります。
面白いはずなのに、感動が勝っちゃう時が。
感動というか、感謝の涙というか。
それだけキングコングに救われたのに、僕はまだ生で漫才を観たことがありません。
吉本時代沢山ライブはしてくれていたけれど、一度も行ったことがありません。
西野さんが独演会のチケットを手売りしていたのは知っていたけれど、買いに行ったこともありません。
エンタメ研究所の西野さんのいる飲み会やクリエイティブ合宿も行ったことはありません。
武道館ライブも踊るハロウィンナイトも凄く行ってみたかったけど、僕はまだ一度も足を運んだことがありません。
理由は
「僕が何者でも無いうちは、行っちゃダメだ」
と自分に課しているからです。
これだけ人生を救ってくれた恩人に、まだ何者でもない自分が易々と近づくなんて恐れ多いと思っているからです。
お2人にお会いするその時は、僕も何かで結果を出して「オモロい」と思われる人間になれるまでは、一方的にでも生でお会いすることはしちゃいけないと決めて生きてきました。
そして、西野さんがいつの日かこんなことを言っていました。
「フリーランスからおもろい奴が出てこない」
これを初めて聴いたのは、高校生くらいの時だったと記憶しているんですが、これを聞いた瞬間に
「あ、フリーランスになってオモロい仕上がりになったら会える未来が来るかなァ」
と考え、高卒でフィットネス業界に飛び込みました。
そして、今年で12年目のフリーランストレーナーとなりました。
今では、僕より優秀なトレーナーは1人も見た事がないほどまでに成長しました。
紛れもなく日本一のパーソナルトレーナーはこの僕です。
一度も会社員は挟んでいません。
コロナ禍でフィットネスクラブがクラスターと言われてしまい、活動場所を失った時、「あ、店を出そう」
と思い、地元練馬に"パーソナルトレーニング&エステティック NOAH"というお店を出店しました。
パーソナルトレーニングジムとエステサロンを併設したお店です。
資金は自己資金とクラファンで集め、2年半行っていましたが、結果は僕の力不足&病を患い大敗。
抱えていた2人の社員にも迷惑をかけ、親父にも死ぬほど借金も迷惑もかけ、本当に見事に敗れました。
結果、29歳で自己破産。
のちに時系列に沿ってかきますが、今まで殺人未遂事件(被害者)、債務整理2回、頭の病気、店出店~閉店など、なんかむちゃくちゃ色んなことが起きました。
でも、全てに通じるのは
「これは面白い人間になるための布石だ」
と、捉え生きてきました。
大した事ないかもしれないことですが、僕にとっちゃ大きなことを経験してきました。
そして、今年30歳。
20代でついた差は一生かけても埋まらない、という西野さんの言葉の元、死ぬ気で全てを賭けて生きてきました。
生でお会いして恩を返すことはこれまで出来ませんでしたが、
20歳の時から一人旅を始め、西野さんの絵本を海外に5冊ほど毎回持っていって、恵まれない子供たちに寄付しています。
恩返しになっているかも分かりませんが、今やれているのはこれくらいのことです。
五反田のキャンディで、僕の絵本寄付活動を取り上げてもらい一日ママに呼んで頂いた時は、サロンメンバーさんが面白がってくれて、
「ああ、伝わる方には伝わるもんだな」
と思えて、少し報われた気分にもなりました。
映画プペルの時に、西野さんが幼稚園生の頃に川西に興行に来たプロレスに心踊ったという話をしていますが、僕にとっちゃそれがキングコングの漫才だったんです。
あれが僕の原動力で、あの頃から26年たった今でも変わっていません。
正直4歳の頃にその衝撃が走ったもんですから、芸人さんとか漫才とか理解していなかったので、気の良い親戚の兄ちゃんみたいに思ってしまってます。
もう伝えたいことがありすぎて、何を書いてるのか自分でもわからなくなってきました。
とにかく、キングコングが大好きです。
いつか生で漫才を見れるようにこっからまた頑張ります。
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