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#3 マイセカンドアオハル

今クール、最初からなんとなく見ているマイセカンドアオハル
ドラマの感想を述べるわけではないのだが、主人公である万年貧乏疾患に侵されている佐弥子は、人生詰みを避けるべく、あるきっかけから夢を追っかけることを決め、一回り近く年の離れた学生と学生と共同生活を送っているようだ。

学生時代でしかできない経験や感情はあるわけで、今更だが、良い意味で無理して、もっともっといろいろなことを体験しておけばよかったものだと思う。ほぼ日本一周するくらい、遊びには力を入れていたような気はするが。それしか覚えてはいない。ぜひ今学生なら、法を犯さず、他人に迷惑をかけない範囲で、もうなんでもいい、存分にいろいろを体験してほしいと願う。

ふと、今の自分が、佐弥子のようにもう一度学生を送ったらどうなるんだ?と思った。
・・・いや、そもそもついていけない。頭も身体も、悲鳴を上げそうだ。
学びたい気持ちに限界はないというが、確実に悲しいかな、老化は進む。今日の自分が、物理的には一番若い。 
この季節の寒暖差にも、年々ついていけなくなっているし、健康診断の数値は、だんだん怪しくなってきている。
そして自分よりキメの細かい肌を見て、自己嫌悪してしまうのが想像に難くない。まぶしすぎる。


そういえば、ここで出てきたBは、当時、それなりの頻度で長距離移動しながら研究室に通い、会社での仕事もやるという生活を数年やっていたはずだ。

申し訳ないのだが、当初、Bを穿った目で見ていた。
企業との片手間でやる、いわゆる学位目的と思っていた。

がしかしBは、もちろん真面目にやっていたわけで、しかも憎たらしいほどに出来は良く、自分がひん曲がった考えをしていただけであったのだが、
その年に自分が到達したと、この苦労がわかった。

…普通に死ぬ。
真面目にやってようがやってまいが、そもそも体力が厳しい。よくやっていたものだ。

老化は誰もが避けられない。
だからこそ自分の知識を無駄に活用して、頭や体力の老化のスピードを遅らせられないかとは思ったりはする。

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