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コトバの先を考える

今私は、クリスマスツリーを見ている。 カフェに飾られている、チープな装飾を施された、クリスマスツリーだ。 目の前にあるクリスマスツリーを見ているのだけど、 実際には、別のものを見ている。 クリスマス時期になると毎年飾られる、チープなクリスマスツリーのある実家の風景。 子供の頃の記憶。 記憶の中の風景も同時に見ている。 私は、このカフェで、カフェのクリスマスツリーを見ながら、別次元のものを見ている。 見るという行為が、何か情報を目という器官を通して認識するというものであ

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