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【確定版】個人的2022年秋アニメランキング

はじめに

今年も終わりですが、秋アニメの総括記事を書きます。
まだ終わってないアニメとか、クール跨る作品はあるけどあくまで秋アニメクールに放送があった作品を評価します。
異世界おじさんの最終回が飛んだため、急遽スケジュール前倒しで仕上げました。

夏アニメランキングはこちら。

評価項目の説明です。
自分の感覚を数値化できるようにしてるので、要は好みの点数化です。

[評価項目解説]
1.シナリオ(全体印象)...全体を通しての話の筋の通り方、トータルで見た時の盛り上がり、印象度、一貫性。
2.シナリオ(単話単位)...一話ごとの面白さ、脚本のクオリティ、継続性、爆発力、惹きつけられる内容かなど。
※評価内に記載している「単話平均点」は各話の評価(10点満点)を話数で割ったもの。
3.キャラ・アフレコ...キャラクターのパーソナリティ的な魅力・個性、キャラデザ、声優のアフレコ。
4.作画・音楽・演出...作画のクオリティ、OPED/劇伴のクオリティ、アニメーションとしての演出の技量等。
5.世界観・構成・設定....世界観や設定のうまさ、組立のうまさ、台詞回し、テンポ、アニメへの”引力”

※全て主観なので、認識異なる点あってもご容赦ください。異なる意見や賛同は是非コメントで。
※単話の累計と継続的な印象の側面を掛け合わせ、総合的な観点で評価しています。
※基本的に評価対象は執筆時点での最新話(クール内最終話)まで視聴している作品なので、途中で視聴を取りやめた作品は評価対象外です。

2022年秋アニメランキング 確定版 1位~10位


1位 ぼっち・ざ・ろっく!
きらら枠、久しぶりの大当たりどころかきらら史上最高のアニメが誕生してしまったね。素晴らしかった。冷静に考えるとシナリオがめちゃくちゃ良いわけではないのかもしれないけど、とにかくこのアニメを見ると出てくるキャラのことが音楽のことが、ひいては作品のことが大好きになるそんな”観る娯楽”の原点を追求したアニメでした。アニメーション観点だと細かい演出を入れて視聴者を飽きさせない工夫が本当にすごくて、毎回笑いどころがあってハマってた。プロモーション観点でも音楽もめちゃくちゃクリエイター陣にこだわって作ってもらってたり、話題性の作り方もうまかったね。アルバム買います。
アジカン好きな自分としては作者のアジカン愛が伝わるような設定や各表題や最後のエンディングも沁みた。2022年、このアニメに出会えて良かったです。自分は全員好きだけど喜多ちゃんのことが大好きになりました。

2位 チェンソーマン
珍しく自分も原作通ってる作品。放送前から期待度いろんな方面で高まってたけど、期待通りのクオリティで放送してくれたね。映像面ではMAPPAの安定のクオリティにCGの混ぜ方もチャレンジングだったし、音楽面でもオープニングに米津玄師、エンディングは週替わりというニンジャスレイヤー方式(と呼んでいる人はほぼいない)でかなり気合入ってたしそれに見合うクオリティがあった。懸念されていたアフレコ面も自分的にはあまり違和感なく観れた。
シナリオ面は原作既読なので評価が難しいけど、やっぱりデンジのキャラクター性がこの作品の魅力だと思うから色濃く出る回は面白かったね。1番面白いところは今クール内ではなかったので続きを是非やって欲しい。

3位 うたわれるもの 二人の白皇
うたわれるものシリーズ、ここに堂々完結。時間は掛かったかもしれないけど、ファンの期待に応えるアニメ化を最後までやりきってくれたことにまずは感謝だね。感無量だ…。
今クールは終結に向けたクロージングパートなだけあって、重要な要素の種明かし回が多かったけどうたわれはその世界観の謎の開示の仕方が個人的には凄く好きだし上手いと思う。シナリオの解像度が一気に上がってくる感覚がたまらない。そしてなによりも1番やはり良かったのはハクオロの、ハクの、オシュトルとしての意志が最後まで貫かれていく様を藤原さん亡き後利根さんが魂のアフレコで継いでくれたことが本当に良かったね。クオンの種ちゃんや他のキャラも負けじと気合入ってた気がするし、Suaraさんの挿入歌の挟み方も素晴らしい。このあたりの相乗効果含めて製作陣のファンの期待に応えようとする気概が感じられた。
今や化石と化してしまいつつあるエロゲ、ギャルゲのアニメ化だけどやっぱり自分はこのジャンルが大好きなのでもっと増えてほしいな。

4位 モブサイコ100 III
モブサイコこれにて完結。最終章も面白かった。
2期からだいぶ間空いてたのでキャラ思い出すの厳しかったりもしたけど、モブとエクボ、モブと霊幻、モブとモブ自身などとにかく向き合うことを徹底した3期はメッセージ性も強く、感じるものも多かったね。最終盤でモブが暴走状態になった時は絶望感エグかったけど、それを止めるのがずっと時を共にしてきた霊幻の嘘の告白、というのも着地点として凄く良かった。終わってしまうんだなぁと言う寂しさもあるけど、モブたちには平穏に暮らしてほしいと切に願うような愛着の湧くキャラたちだなぁと改めて感じた。
唯一モブサイコの弱点としてはあまりにも作画が凄すぎてアニメへの没入感の阻害になってない?ってことかな。(これは個人差ありそうだけど..)

5位 TIGER & BUNNY 2 part2
タイバニのためにネトフリ再登録して視聴。2クール目もちゃんと続編らしい続編で脚本への落とし込みが良くて面白かったね。
テーマとしてはキャラの深掘りはそこそこに、ネクストと非ネクストの共存を描いた形。ネクストの暴走をXと称される形で「感染症かも?」みたいな不安感を煽るような雰囲気になっていたのは時節柄もタイムリーだった気がする。あとは会話の節々や1クール目にしっかりと伏線が張り巡らされていたのも良かったね。終盤の虎徹さんのネクスト能力云々の持って行き方は賛否ありそうだけど、個人的には悪くなかった。
2期全体としてはバディというヒーローの形をしっかりとじっくり描き切っていて見てよかったなぁという感想。やっぱり全幅の信頼を置ける相棒がいるのはいいよなぁ。

6位 ロマンティック・キラー
ジャンプ+原作でNetflix独占配信アニメ。ジャンルはラブコメにあたると思うけど、一癖も二癖もある作品で1クール分一気に観てしまった。面白かった、もそうだけど個人的にはすごく「好き」になれたアニメだったなぁと感じる。
“非ヒロイン属性”の主人公杏子が魔法使いリリの策略により無理やり恋愛シチュエーションに陥れられるという設定も新規性があったし、そこで出てくるキャラクターたちに魅力があったのが良かった。司も淳太も聖も、それぞれ違った角度から杏子と接近していくんだけど、みんな根はすごくいいやつなんだなぁっていうのが節々から伝わってきてキャラクターへの愛着が湧いたし、いい意味でリリの非現実的な魔法要素が入っているからこそ、ドタバタ感も加速されていて飽きなかったね。
シナリオ面も中盤ちょっとダレたかなと思うところもあったけど、終盤の司の過去を中心に深掘りしたエピソードは杏子の魅力が最大限に出ていたし緊迫感もあり凄く好きだった。原作は完結してるみたいだけど、全然続きも作れそうだし杏子がついに恋愛に…みたいな展開も見てみたいなぁ。
あとは、なんと言ってもオープニング。自分が世界一好きなアーティストであるYURiKAの約3年ぶりのアニメ主題歌『ROMA⭐︎KiRA』。彼女の歌唱がなければ、自分はこのアニメに出会うこともなかったかもしれない。繋げてくれたYURiKAに、起用してくれたスタッフに本当に感謝申し上げたい。毎回食い入るようにオープニング観てたし、サビのクレジットでYURiKA表記出てきて泣いてた。作品の世界観を最高に表現してるよね。
いいアニメに出会えたなぁと思えました。

7位 僕のヒーローアカデミア(第6期)
ヒロアカにとっても大事な局面だし、かなり気合を入れて作ってきたことが感じられる6期だったね。めちゃくちゃ面白かった。ヒーローとヴィランの全面戦争。それぞれの陣営の抱える思いを回想なども交えつつ熱いアクションの中で表現しきるのはさすがボンズといった感じ。
これまでヒーローたちが重ねてきた特訓の集大成でもあるし、ヴィランにとってはまさに命懸けの猛攻だった。ヒロアカの評価されてるポイントはそんな個人の想いがあって二元的な善悪だけではない部分をちゃんと描いてるところだと思ってるので、”らしい”クールだったなと。特に爆豪のところはアツすぎるよな….。続きも楽しみです。

8位 不徳のギルド
※AT-X版ではなくテレビ放送版で観てるのでそのあたりを考慮しての評価です。
お色気ギャグアニメとしてめちゃくちゃ良質で毎週かなり楽しんで見ることができた良作だった。この手のアニメあんまりハマらないこと多いだけどやっぱりキャラの魅力が素晴らしかったね。自分はひたむきに頑張ります!のひたむきちゃんとデカすぎるハナバタちゃんが好きです。エノメさんもいいよね。傾向が分かり易い。
あと何気にこのアニメ、オープニングが佐咲紗花さんエンディングが栗林みな実さんとかいう古のオタクにブッ刺さるメンツだったのも強かったよなぁ!?

9位 アキバ冥途戦争
サイゲ×PAWorksの超おふざけアニメ。マジでぶっ飛んでて最高。単話単位では毎回めちゃくちゃ面白いんだけどシナリオがいいかと言われるとかなり微妙なので、訳のわからなさをそういうものとして楽しめる人にはオススメ。勢いがハンパないので毎回勢いに笑ってしまう。
アクションばちばち決めてきてたし、キャラクターはみんな個性的で良かったよね。個人的にはなごみちゃんがめちゃくちゃ好きです。キャラデザも性格も含めてね。こういうオリジナルアニメは印象に残ってナンボな気がするので大成功ではないでしょうか。

10位 Do It Yourself! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-
雰囲気アニメかと思わせておいて中身もちゃんとしてるしキャラクターも魅力的でとてもいいアニメだった。観終わった満足感がすごい。ゆあせるふとかいう名前の主人公が出てきた時は出オチアニメかと思ったけど負けない個性強強なキャラが多かったね。特にせるふの幼馴染であり、最後に部に加入したぷりんがめちゃくちゃ良かった。せるふへの友情も、ジョブ子との関係性の描き方もとても丁寧だったね。全編通してDIY描写を主軸でしっかり描いてたのも高評価。
観終わった後にあぁいいアニメだったなぁとなるタイプの良作でした。
最後に、キャラデザ面で髪の色が外側と内側で違うように描いてるのめちゃくちゃ好き。

2022年秋アニメランキング 確定版 11位~20位

11位 弱虫ペダル LIMIT BREAK
インターハイ3日目の終盤を描くクール。めちゃくちゃ放送期間空いたけど、弱ペダの良さはそのままに特に手嶋さんの人間味が際立つパートだったね。やっぱり努力系の人はスポーツ系アニメにおいて1番応援したくなるし、心動かされるよね…。
めちゃくちゃ面白いんだけどテンポ面は相変わらず区切りが悪く、引き伸ばし感があるのは気になるところ。そこがエモさにつながる部分もあるので一概に悪くはないんだけどね。決着が楽しみだ。

12位 ヤマノススメ Next Summit
ヤマノススメがついに30分放送になって帰ってきた。前半の4話は過去の総集編という構成で久しぶりに見るオタクにも優しかったね。新作エピソードに突入してからは映像面のクオリティも上がってたし、富士山エピソードを過去でやってたからこそ最後の富士山リベンジへのつながりの意味が強調されていて良かったね。
何よりヤマノススメのキャラクターたちの日常をまた見ることができて良かったと親のような気持ちになったな。親のような気持ちといえば、Next Summitで1番良かったのはオープニングだよ。サビ直後の朝早く山に向かっていくみんなを家族目線で送り出す映像、あれ天才じゃない?曲も相まって最高のオープニングに仕上がってたね。本編ももちろん良かったけどオープニングが果たした役割は大きい。
最後に何か言うとしたら、ここなちゃんは相変わらず可愛かった。

13位 機動戦士ガンダム 水星の魔女
自分にとってオルフェンズに次ぐ二作目のガンダム。ガチのガンダムファンには怒られそうな通り方してるけど…笑 印象としてはガンダムの予備知識がなくても全然楽しめる要素が多く、特にキャラクター面はかなり魅力。スレッタがめちゃくちゃ天然可愛いのに強いギャップがいいね。市ノ瀬加那ちゃんのアフレコもかなりハマってて驚いた時の声とか癖になる。世界観的にしょうがないがひたすら決闘してたら1クール終わったのでシナリオ面はこれからって感じだけど、クオリティは言うことなしかな。2クール目は4月かららしい。

14位 ブルーロック
かなり尖ったサッカーアニメ。デスゲーム始まったと思ったよ。作画面は過去のサッカーアニメで一番いいと思うし、設定も面白いので序盤は1位にしてた。中盤ちょっとだれたけど、終盤の潔覚醒のシーンとかめちゃくちゃアツくて、決めの絵を描く力は凄くある作品だなと思った。
絶対1クールだろと思ったら連続2クール放送・・・やるじゃないか。結構街中での露出も多いし、女子人気狙ってるのかな?サッカーW杯との相乗効果でめちゃくちゃ原作も売れてるらしいし、その辺のマーケティングはうまいなぁという印象。

15位 夫婦以上、恋人未満
終盤に向けてぐいぐい面白くなっていった良作。最初はかなりキャラデザや演出など作りが古めかしくて設定は面白いけど大丈夫かな?と懐疑的だったのだけれど、シナリオとキャラの強さで終盤になるにつれて魅力度が増していったよね。夫婦役として日々過ごすドキドキ感と、ずっと抱えている幼馴染への恋慕の情。局面が変化していく中で主人公を中心とした気持ちの変化が絶妙に交差したりすれ違ったり、キャラのことが好きになる作りで好感。自分は詩織みたいなキャラ大好きだけど、さすがに星も報われて欲しい。最終回の階段ダッシュからの老夫婦演出はめちゃくちゃ刺さったね。続きが観たい。

16位 ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン
ジョジョ6部2期は1期を受けての正統派の中間エピソードって感じだったね。めちゃくちゃ盛り上がるポイントがあったわけではないけど、最終クールに向けて必要なピースを集めていっていたと思う。個人的にはここまでのジョジョで1番ハマれてなくてなんでだろうなと思ったんだけど独房の閉鎖的な空間での盤面変化の少なさが理由かな…?これも最後まで見てみないとわからないので最終クールを楽しみに待ちたいと思う。

17位 異世界おじさん
ポプテピピックと真っ向勝負をするために放送クールを夏から秋に移したという(言わない)本作。そしてまた最終回延期…ついてないね…。
なかなかのイロモノ作品だけど、おじさんのキャラクター性や細かいネタの仕込みが素晴らしく、面白かったね。特にSEGAネタは自分があまり通ってないから全部はわからなかったけど、だいぶ徹底されていて愛を感じた。後半はパターンがおじさんが回想写してツッコミ、みたいな感じで一律となっていったので若干マンネリ化したけど、子安さんのアフレコ力の高さを改めて感じる過程となったね。

18位 うちの師匠はしっぽがない
爆発力こそそこまでだったけど毎週安定して面白かったし1クール内でよくまとまった良作アニメだった。たぬきの化け術とかの不思議要素も混ぜつつ、基本はまめだの頑張り物語だったね。文子師匠との関係が徐々に変化していく様や、しららとの友情、破門からの試験などいろんな角度で描いていて丁寧だった。結構この手のアニメは主人公が暴れすぎてヘイト買っちゃうことが多いけど、まめだはMAOさんのアフレコもあってか絶妙なラインで応援したくなるキャラに仕上がっていて良かったよな。
落語のクオリティとか、盛り上がりどころの見せ方とか気になる部分はあったけどまぁ総じて言えばそんなに気にならなかったのでいいアニメでした。

19位 SPYxFAMILY 第2クール
1クール目含めてかなり今年のアニメの中で最も話題性のあった本作。マイナンバーカードとのコラボはワロタ。マジで国民的アニメじゃん。肝心の中身については、相変わらずキャスト、スタッフ陣の力は素晴らしくアフレコも良いし作画演出も安定しているしでアニメーションとしては流石の一言だったね。ギャグがメインのアニメだと思うのでその点は良かった。一方で構成面とかシナリオの区切り方とかはかなり勿体無い点が多く、テンポや没入感にも影響してしまっていたかなと思うのでそこは玉に瑕だったかな。
次からの展開も楽しみです。

20位 マブラヴ オルタネイティヴ
1期に比べてだいぶ持ち直したかな、と思わせつつやっぱり何か物足りなさを感じさせる絶妙なアニメ化なんだよな。ただ2期はまりもちゃんのシーンとか伊隅大尉のシーンとか盛り上がりどころ(ショッキングなシーン)があったからかなり気合の入っていた回は良かったね。原作やってた時の気持ちが蘇ってきて辛かった…。3期やるのか続きは劇場でなのか分からんけど、純夏のあのシーンをどう描くのだけ、私気になります!

2022年秋アニメランキング 確定版 21位~30位

21位 新米錬金術師の店舗経営
シナリオ面が薄味すぎる以外は凄く丁寧に作られているいいアニメだった。なんなら薄味のシナリオが1番の個性になっているまである。サラサちゃんとロレアちゃんはじめ女の子キャラみんな可愛いし、時折見せるめちゃくちゃ細部にこだわるような作画、オープニングもエンディングもキャッチーで全体のバランスが素晴らしい。サラサのキャラクター性が、かなりハイスペックで一歩間違えるとかなりムカつくキャラになりそうなところを絶妙なバランスで可愛く描いてたのが1番良かったかな。全然期待してなかったけど、いいアニメでした。

22位 宇崎ちゃんは遊びたい!ω
テイストは変わらずだけどラブコメのラブの部分を周囲が本格的に進展させようとしてくるという意味では結構動きがある2期だったね。終盤の桜井と宇崎の家族を巻き込んでのエピソードは良かった。いつまで焦ったいことやってんやんというモヤモヤは結局今期も解消されずだけど、安定感はある作品だったので毎週楽しんでみれたね。

23位 陰の実力者になりたくて!
正直この作品をどう楽しむのが正解なのかはいまだに分かりかねてる部分ではあるけど、シュールギャグアニメがベースなのでそこがハマる回は面白く仕上がってたね。謎の設定モリモリなシリアス要素は正直あんまり面白くないんだけど、主人公を中心にした厨二パートはなかなかいいんだよね。OxTのオープニングもかっこいいよな。
そしてまさかの2クールらしくて笑ってる。

24位 うる星やつら(2022)
昨今はやりのリメイクもの。元のアニメはちなみに観てないので、みるか迷ったけど継続視聴中。良い意味で昔っぽさは残しているけどそこまで古っぽさは感じない絶妙なテイストに仕上がっていて、見る分の違和感は全然ない。特にアフレコのクオリティは流石で、いま全盛期の声優陣が軒並み起用されてるから毎回追加されるキャラのキャストが豪華すぎるんだよな。
ギャグアニメなのでシナリオ面であーだこーだはそんなにないんだけど、テンポもいいしストレスなく見れるので多分最後まで見ると思う。

25位 不滅のあなたへ Season2
高いアニメーションクオリティは変わらずなのだが、シナリオ面が本当に評価が難しいアニメになっている…。1話のハードルを永遠に超えられないな。2期序盤のトナリとの再会あたり
意外性もあって良かったが、その後は盛り上がりの継続性に欠ける展開。最終的な着地点が見えてくるとまた印象が違うかも?


26位 虫かぶり姫
序盤は毎回毎回盛り上がりどころを作って1話の中でちゃんと着地させるし、演出もいいしでかなり面白かった。エリアーナ嬢の無垢な振る舞いもいいし、それに対しての王子の真摯な対応も良かったよね。中盤以降は甘々な演出が多めでかなりお腹いっぱいだったけど、全体的に安定はしているアニメだった。
エンディングの歌詞太郎さんの曲、アニソンデビューしてから唯一好きな曲かもしれないわ。

27位 勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う
異世界ファンタジーものだけどかなり主人公のレインに嫌味がなくてクセも少なくてとっつきやすく仕上がっていたアニメだった。メインヒロインのカナデ中心に、最強種の仲間たちもみんな可愛いし主人公パーティの一体感は良かったね。最初に設定見た時から予期できたことではあったけど、レインが追放された勇者パーティを一回ギャフンと言わせるまでがピーク感はあり、その後はシナリオ的な見どころは特になし…。キャラもやっぱりカナデとタニアだけの時くらいのが埋もれず良かったかな。このあたりの塩梅は難しいところよね。
あとはMADKIDのオープニング爽やかですき。

28位 忍の一時
忍者を題材としたオリジナルアニメーション。1クール内でのシナリオのまとまりや着地点の見つけ方は良かったしアニメーションとしても割とよくできてたと思う。
一方でかなりキャラの魅力や序盤の惹きつけが弱く、多分この作品印象に残らないだろうなぁと感じてしまっていた…。終盤、一時が党首になるくらいのエピソードは衝撃展開の見せ方も含めて良かったんだけどね。最終話はキャラの心情や動きに違和感もあったな…。

29位 転生したら、剣でした
その名の通り転生したら剣だった作品。テイストとしてはかなり自分が苦手だった蜘蛛ですがなにかみたいな感じであまり最初は好きじゃなかったんだけど、フランと師匠が合流してからのエピソードは2人のほっこり感と成長が感じられていいまとまりだったね。特に良かったのはやっぱり最後のアマンダ絡みのエピソードかな。最後に両親とリンクさせてアマンダの想いが叶う演出は良かった。
めちゃくちゃハマるわけではなかったけど、2期も放送決定したし継続して見ると思う。

30位 悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました
悪役令嬢作品の系譜。これ結構ハマる人はハマりそうだけど、個人的にはそこまで刺さる要素がなかった。男側のキャラの魅力かな…。この作品は設定の奇抜さとアイリーンのキャラクター性が噛み合うことで面白さを発揮する作品だと思うので、どっちも発揮されていた序盤と終盤とかは結構よかったね。
あと個人的に気になったのはりえりーのお嬢様系キャラのアフレコ。全然悪くなかったとは思うけど、やはり適正なのかというとちょっと声の質的に違うんじゃないかなーとは思ってしまった。これは好みの問題かもしれないけど、アニメ見る上で結構大事よね…。
オープニングのりえりーはめちゃくちゃ難しい曲歌っててすごいなと思った。アニソン大賞声優歌唱賞おめでとう。

2022年秋アニメランキング 確定版 31位~36位

31位 ポプテピピック 2期
まじめにレビュー書くかも迷ったけど一応まじめに書くか….。1期+スペシャルでだいぶやりたいことやり切った感あったので2期何すんだろうと思ったら同じテイストだったので一貫してたのは評価したい。あとAC部のヘルシェイク回は素晴らしかった。
それ以外の部分は正直1期の斬新さから比べるとだいぶネタのクオリティや全体的なキャスティングの刺さり度も劣っていたのと、テンポが悪かった。細かいネタをジャブで打ってくるスタイルが面白い作品だと思うので構成部分が微妙だったかな…。まぁこういうぶっ飛んだ作品は賛否あるだろうから、レビュアーとしては辛口にもちろんなるけどいちファンとしては楽しめたよ…笑

32位 恋愛フロップス
バカラブコメかと思いきや終盤にかけてシナリオ面で捻りを大きく入れてきたオリジナルアニメ。構成面での工夫はすごく感じられたので後半は好印象だけど、前半はキャラ魅力もあまり感じられずギャグもキツかったので個人的な全体的な評価は高くはつけづらいかな…。良い部分もあったけどその反面で突出できない部分も多かったので、人によっては刺さる作品であったのは間違いないかな。

33位 ピーター・グリルと賢者の時間 Super Extra
15分アニメの2期。まぁ良くも悪くも相変わらずだったので特にいうことはないのだが、全体的に1期は新鮮さがあったが2期はマンネリ化したのでこんなものかな…。

34位 4人はそれぞれウソをつく
設定の出オチ感と最後のまとめ方は面白かったけど、かなりワンパターンな展開が多くてハマれなかったな…。キャラクターも個性が強いので好きになるというよりは舞台装置感が強く、そこも自分としては気になるポイントではあった。全体通して緩く見る分には悪くない作品ではあったし、好きな人は好きな作品なのではないでしょうか。

35位 農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。
冬アニメの自分が見ている通常放送枠で最初に最終回を迎えた本作。なかなかに虚無作品だった…。設定も脚本もキャラも全般的にかなり薄味なのであまり集中して見なくてもなんとなく内容がわかってしまう始末。主人公の過去回とか、見所がある回はあったのだがそれも12話のうち1話のみだったのが個人的な感想。農民要素がギャグ的に使われている序盤とかは結構笑えたのだが…。最後のまとめ方もかなり雑だったなぁ。
音楽面と、中原麻衣さんをお母さん役にキャスティングしたのは評価したい。

36位 ハーレムきゃんぷっ!
5分アニメでひたすら女の子とキャンプ中に情事に勤しむ物語。もはや物語ではない。
自分がテレビ放送で観てたというのもあるけど、肝心のお色気シーンも対して直接的に描写されずだったので割と虚無の5分間だった。可愛い女の子….というには描写が浅いので特に思い入れもなく、まぁこんなものか…。

まとめ

前評判的にもかなり期待度高めだった22年秋アニメだったと思うけど、期待に違わぬ豊作クールだったよね。20位くらいまでは毎週ちゃんと面白かったし、個性も出ていて良かった。個人的には虚無枠になりがちななろう、異世界ものが奮闘してくれたのが大きかったように感じる。

さて、残すは年間アニメランキングのみですが、31日に公開します。
それでは皆さま、良いお年をお過ごしください!

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