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東海カーボンの株主優待が届きました!

東海カーボンの株主優待は保有株数、年数に応じてオリジナルのカタログが届きその中からカタログ冊子から優待品を選ぶものです。
市販のカタログギフトよりは種類は少ないですが、それでもどれにしようかなと楽しく拝見できたカタログでした。
どんな企業かなどご存じない方もいる銘柄だと思いますので、これから紹介していきます。


東海カーボン(5301)とは

1918年に東海電極製造として発足。 タイヤ向けカーボンブラックでは 国内首位で、 タイ、 中国など世界3極で日系タイヤメーカー向けに材料を供 給。 電炉向け黒鉛電極でも業界大手。 半導体向けのファインカーボン (炭素 材料)も成長事業。 2016年に事業再構築に着手、 17年からの市況回復で利 益急増し、 収益構造は様変わり。 米国で黒鉛電極やカーボンブラック事業の 買収も実施。 エコカー向けリチウムイオン電池材料も事業拡大にらみ設備増 強。 19年に独COBEXを約1000億円で買収し、 アルミ精錬用カソード展開。
(四季報より引用)

電炉って?

電炉向けの黒鉛電極で業界大手と書いてあっても電炉をご存じない方もいると思います。
鉄を作るうえで必要な設備ですが、電炉と高炉と2種類あります。

高炉とは、鉄の原料となる鉄鉱石を溶かして鉄を作るための炉のことです。

電炉とは、鉄の原料となる鉄スクラップを溶かして鉄を作るための炉のことです。

私も専門家ではありませんので、細かい技術の話は割愛させていただきますが、日本は高炉の比率が圧倒的に高く、電炉の比率が低いのですが、他の先進諸国ではこの限りではありません。

なぜならば、電炉の方がCO2の排出量が少なく、また鉄のリサイクルになり、地球温暖化防止、SDGsの観点からも先進国では多く使われています。

高炉の方が質の良い鉄が作られることもあり、高炉がなくなるということは現実的に考えにくいですが、電炉の比率(需要)が高まる可能性は十分にあると思っています。

株主優待について

東海カーボンのカタログは電子カタログだったので写真に残していないのですが、私が選んだのは醤油の詰合せです。
無添加で国産のもので作られている質の良い醤油が届きました。
他にもいろいろな食品が選択肢にあったかと思います。

東海カーボンの株主優待のデメリットは1年以上保有しないともらえないことです。(1000株を除く)
ですが、長期保有できる資金や今後の業績期待等で何年も保有したいという方でしたら、最初の1年だけ我慢すれば毎年もらえます。

保有株数と優待内容は以下の通りです。

                       1年未満   1~2年    3年以上
100株以上   なし   2000円相当  3000円相当

500株以上   なし   3000円相当  5000円相当

1000株以上 3000円相当 5000円相当  8000円相当

まとめ

私がいただいた株主優待は100株の1~2年なので2000円相当でしたが、なかなか選べる物もあり、満足度は予想よりも高かったです。
東海カーボンは株主優待銘柄で見かけることもあるものではありますが、メジャーな銘柄とまでは言えず、また1年のハードルがあるために見送られている方もいる銘柄かと思います。
今後の業績期待や業界への期待含め長期保有でも面白いかもと思われる方はぜひ一度お調べしてみてください。


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