マガジンのカバー画像

遅くて、退屈で、つまらない場所

SNSには書かない(書けない)ことを中心にnoteを月に4本更新します。中身は藝大院の話、プロジェクトの過程、アイデアの種、苦しんでいる葛藤の様子などを書き散らかしてます。
購読開始した月から更新される記事がすべて読めます。購読月以前の過去記事を読みたい場合はメンバーシッ… もっと詳しく
¥680 / 月
運営しているクリエイター

2024年2月の記事一覧

大学院終了後のキャリアプランについて_流されていく場所にピンを指す

前回の続き〜。

自分の現在地を知るために「出す」ということ

今週は非常にエキサイティングというか、「動き出してきたな」と実感する1週間でした。気温が暖かくなり日照時間も伸びて来たパリと心の軽さが比例するように。 相変わらずClaude Closkyスタジオで毎週エキシビジョンを打ち返して(こういう感じでプレゼン&ディスカッションしています) 今期からセカンドアトリエを取ろうと思い、同じスタジオの子に紹介してもらう。結果としてJulien Prévieuxのアトリエに所属することに。ようやく学校に自分の作業場所ができた…! 早速来

同年代アーティストに追い付くために

前回のnoteを書いた直後に思ったこと。 自分は「流されずに流される」ということを大切にしているのですが、それで言うといま「流されてない」なと。 むしろ、「流されずに」の部分だけ強くなってしまっている感じがあります。 偶然性に対しては常にオープンでいる気持ちはあるんですが、もう騒がしい飲み会はいいやとか、語学の勉強ダリィとか、早く会話を終わらせてしまいたいとか、1人で勉強するか映画観てるほうがいいやで。 結局孤独を愛してしまっています。オープン・ダイアローグ、つまり対

本当に困った困った

気づけば2024年も2月6日、留学してから154日が経過。 年末に、念願のロードバイク(中古)を手に入れました。 運転が荒過ぎるパリのドライバー+信号無視しまくる歩行者を交わしながらの運転に慣れるのに1ヶ月かかりましたが、今では背中に羽が生えたような気分。スイスイと、どこにでも行けます。 しかし、肝心の行きたいところがどこにもないのです。 本当に、パリで行きたいところがない。3~4ヶ月で行き尽くしてしまったのかもしれない。いや知らないだけで魅力的な場所はたくさんあるだ