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遅くて、退屈で、つまらない場所

SNSには書かない(書けない)ことを中心にnoteを月に4本更新します。中身は藝大院の話、プロジェクトの過程、アイデアの種、苦しんでいる葛藤の様子などを書き散らかしてます。
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2023年10月の記事一覧

フラヌール(遊歩)するように会話をはじめること、本当に話上手な人は、意図的に自分を話上手に見せない

10月もラストデイ。留学先の大学の講義がはじまり、そして色んなイベントが重なり…とても濃い1ヶ月だったので2ヶ月分くらいに感じるのだけれど、詳しくは先週のショートエッセイをご覧ください。いま読み返しても良いこと書いてるなと自分でも感じます。☜ とりあえず所属スタジオがおもしろくも鬼畜の所業。いまクッソ疲労を蓄積しながら図書館でこれ書いてます。 なんとなく、留学してから2ヶ月経って感じている疑惑があります。 めちゃくちゃ主観入ってますが日本(語)だと10分で説明できること

「世界にはたった1人でも自分の味方がいる」ってだけで茨の道のアートの世界でも闘っていけるかもしれない

今週のエッセイのお時間です。いやー怒涛の日々が終わった…本当にすごかった。ちな、先週のエッセイはこちらです。 世界中から友人がパリに集結!合計で10人以上かな?連日誰かと会っていました。 まずはですねー。川俣正さんの個展のオープニングが大学近くのギャラリーで開かれていたので、もしかして本人がいるかもしれないとの期待で覗きに伺いました。 ちなみに川俣さんは今僕が留学しているボザールで数年間教鞭を取っていて、なんなら所属している藝大の先端芸術表現科を作った一人も川俣さんです

予想外のスタジオ所属までの道のり〜マルセル・デュシャン賞と焦る気持ち

今週のショートエッセイのお時間です。先週はリアルな「お金」の話をお届けしやした。 ようやく大学の所属アトリエが決まり、初回の授業がスタートしました! 正直、Claude Closkyのアトリエになるとは微塵も思ってなかった。これが想像を超えていくこと、自分が好きなやつです。 そもそも願書では、 Pascale Marthine Tayou というアーティストを第一希望に書いて提出しているのですが、アポイント期間にアトリエの連絡先リストを見たら彼の名前がないという…すぐに

【留学のリアル】フランス・パリ1ヶ月の生活費を公開

あっという間に10月。今年も残り3ヶ月を切りました。 フランス留学も5週目に突入!早いね〜 こちらは暑くも寒くもないちょうど良い季節が続いております。 さて、留学から1ヶ月経ったということは、そうです。 かかった生活費を算出してみました。 というわけで誰の何の参考になるか分かりませんが、1€=だいたい158円のパリの世界線をご覧あれ!ドン! みなさんの体感的にはどんな感じでしょうか? 初月は学生寮の保証金やビザ有効化の手数料(なんで50€もすんだよ)、出生証明書の発