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遅くて、退屈で、つまらない場所

SNSには書かない(書けない)ことを中心にnoteを月に4本更新します。中身は藝大院の話、プロジェクトの過程、アイデアの種、苦しんでいる葛藤の様子などを書き散らかしてます。
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2022年5月の記事一覧

Chim↑Pomのやり方は他人事じゃない

アートトで「Chim↑Pom展について語り合う会」みたいなのがありました。 森ビルで5月29日まで開催してたやつです。 Chim↑Pomについては渋谷駅の岡本太郎の絵の端にゲリラ的に絵を足したり、原爆ドームの上空に「ピカッ」という文字を飛行機雲で描いたりする「お騒がせ芸術集団」のイメージが強く、その活動は常に賛否両論あるので、美術やる前からなんとなく名前を聞いたことがありました。 自分は3月下旬に展示観に行って、これまであまり知らなかったChim↑Pomの17年の活動や

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講評は利用するもの。「その時に自分がどのような言葉を使うのか」客観視すること

前回の記事の続きです。 講評って怖いですよね〜。 言葉にできないことを追求するために表現やってんのに、なぜ言葉にして説明しないといけないのか、という誰もがみなぶち当たる疑問。 ブルーピリオドのこのシーンのイメージが強い講評会(トラウマもんです) 俺も、去年アートトで初めて自分の作品について講評されて散々言われたw もちろん未だに怖いけど、少し慣れてきたというか、講評に対して良い視点を捉えることができるようなった...と思う。

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はじめての映像作品(モンタージュ)と講評

ブログの方に書いてるんですが、映像演習という授業で、暗黒舞踏のダンサーを素材にした3分のモンタージュ作品をつくり、山城知佳子さんからの講評がありました。 ちなみに「モンタージュ(理論)」とは、視点の異なる複数のカットを組み合わせて用いる技法のことで 例えば今回は暗黒舞踏を撮影しました。加えて、日常にある様々な動きを撮影して、舞踏と関連性を見つたものを再構築し「クレショフ効果」を引き出すことを目的とした課題です。 クレショフ効果とは、映像や画像が編集されることにより、前後

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今のアートマーケットで「作品」と呼べるものは果たして

今年まで通っていたアートトの集まりが今でも定期的にあって

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