映画『こわれゆく女』

映画『こわれゆく女』
(1974年/アメリカ)
原題:A Woman Under The Influence
監督・脚本:ジョン・カサヴェテス
出演:ジーナ・ローランズ、ピーター・フォーク

シアター・イメージ・フォームでJohn Cassavetes Retrospective Reprise(ジョン・カサヴェテス レトロスペクティヴ リプリーズ)を開催。『こわれゆく女』を観てきました。
原題が『A Woman Under The Influence』なので『こわれゆく女』という邦題がついたのだろうけど、内容的にはジーナ・ローランズは最初から危ないし、ピーター・フォークも激情な演技をしているし、両者とも壊れているじゃん、というのが正直な感想でした。
ピーター・フォークは刑事コロンボのとぼけた演技しか見たことがなかったので、この映画で見せる激情家のピーター・フォークは新鮮でした。こういった演技もできるんだな、といった感じです。
でもやっぱりジーナ・ローランズが凄いですね。精神的な病を患っている人が持つ感情の不安定さを見事に表現していました。
シアター・イメージ・フォーラムは予約で満席でした。コアな映画ファンが集まっているという感じでした。


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