見出し画像

岡山県西粟倉村fw(パート1)

 昨年の11月、大学内で「おだやかな革命」というドキュメンタリー映画の上映イベントが行われ、その中でモデルになっていた西粟倉村を訪れた。

 岡山県と鳥取県と兵庫県の県境に近い場所にある、人口1600人ほどの小さな村。「百年の森林構想」を掲げ、森林を適切に管理・有効活用しながら、持続的な経営を試みている。また、ローカルベンチャーに力を入れていることや地域通貨を扱っている点など行政の取り組みにも特徴がある。

西粟倉市役所

 まず最初に訪れたのは、西粟倉市役所である。率直な感想としては、立派!!
人口1600人の村とは思えないほど新しく、地域資源である杉や檜を存分に活用した建物はとても良い木の匂いが充満し、働く環境としても快適であることは間違いなかった。

図書館

市役所には図書館が併設されており、地域住民が気軽に役場に立ち寄れるようにという意味が込められているらしい。地下はこども向けの本が置いてあり、階段の横に滑り台があるなどユニークな仕掛けも施されていた。

卓球をする地域民
さまざまなサークル活動

特に市が力を入れていることとして、サークル事業がある。市役所に併設されているホールは市民なら無料で利用することができ、サークルをやりたい人がいれば市が体育館やグラウンドを提供するなどサポートしてくれる。仕事や家庭ではない、新たなコミュニティを積極的に支援してくれることは住民が豊かな生活を送ることに加え、地域内での新たな科学反応が生まれる可能性を感じる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?