定点観測

目まぐるしく移り変わる外部環境、今を通り抜けた先にあるのは幸せなのだろうか?

日々生活をしていると、仕事でなかなか困難な問題が立ちはだかることがある。お客さんからのクレームだとか、社内の人間関係だとか、事業環境の悪化だとか。

一般的には事業成長に寄与するものことのみが仕事と呼ばれたりするのかもしれないが、それらすべてに必死で立ち向かっていくのが総称しての"仕事"なんだろうと思う。

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仕事の選択をするとき、「自己成長」ができる環境、というのを重視する人は多いのではないか。

ただ「自己成長」ができる環境には、セットで下支えする必要条件がある。

多くの退職者と面談してきたけど、退職理由の多くは、

・給与水準への不満
・好きなテーマの業務じゃない
・人間関係への不満

このあたりに集約される。あって当たり前と多くの人が思っている、給与水準/好きなテーマの業務ができる/満足できる人間関係がある、ということは多くの人にとって、前提にある必要条件なのだ。そしてそれを整備するのも"仕事"。

多くの社員がその基盤の元で「自己成長」を感じることになる。

だから、必要条件に直結する人事評価や人員配置、会社のルールなどの整備は、とても大切。

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つまり、このあたりの整備をしていくことも"仕事"なわけである。事業だけにフルコミットするだけが仕事じゃない。そして、この"仕事"をやらなければならない立場の人間も存在する(コミット割合はあれど、一定のレイヤー以上は全員)。

"仕事"をしていて「自己成長」できているか、と定期的に見返すことが大切だ。当然離職を促しているわけではなくて、今の自分の置かれている立場を客観的に見て、この状況を抜けた先に自分の考える幸せが訪れるうるのか、自分の考えをしっかりと持っておく。そうすることで社内のポジションチェンジも含め決断の軸を定期的に確認できる。

言わずもがな、企業に所属している以上、会社も日々変化してくれるけど、求めすぎず、基本的には自分が変化して自分の幸せにフォーカスしてチューニングしていくのが当然です。

今日から仕事はじめですね。自分のこと定点観測していきましょう。


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