新型コロナウイルスの影響が深刻な中小企業経営者のみなさまへ

こんにちは。ライトライトの齋藤です。
先日こちらのnoteに書きましたが、これからの大廃業時代に向けて、事業承継の新サービスを準備しています。

そんな最中、新型コロナウイルスの感染拡大によって地方の飲食店や観光産業を中心に多大なる被害が報告されてきており、大変心を痛めております。

愛知県の旅館や北海道のコロッケ店などが廃業に追い込まれたというニュースはみなさまも目にされているのではないでしょうか。

5,000億円規模の経産省の支援策

この時代を受け、経産省は新型コロナウイルスで影響を受ける事業者へ5,000億円規模の支援策を発表しています(2020/2/14発表)

こちらが支援策全体の詳細PDF

また、本日(2020/2/28)より上記支援策の中の資金繰り支援の「セーフティネット保証4号」の相談が全国の信用保証協会において開始されたようです。PDFを見ればわかりますが、サマリにしておきます

「セーフティネット保証4号」対象の要件

(1)1年間以上継続して事業を行っていること
(2)災害の影響を受けて、最近1か月の売上高等が前年同月に比して20%以上減少していること
(3)その後2か月を含む3か月間の売上高等が前年同期に比して20%以上減少することが見込まれること
(4)売上高等の減少について、市区町村長の認定が必要

こちらがセーフティネット保証4号の概要PDF

さらなる拡大を前に、冷静な判断を

Twitterやfacebookでも、今回の新型コロナウイルス感染拡大がきっかけで、地域の中小事業者の廃業がなし崩し的に起きるのでは?という声が散見されます。ただ、この事象は

・子どもたちが集まる学校はヤバい!
・全国の学校全部ヤバい!
・念を入れて、全国の小中高校全部休校だ!

と、突然に起こってしまった全国一斉休校と同じ発想をしたらまずいです。

感染確認されていない地域までひっくるめたことや、取り巻く保護者の行動まで視野にいれないまま唐突に強制的に行われたことによって、混乱が生じています。

すべての中小企業がこのタイミングで大打撃を受けるというわけではないはずです。また、逆にすべての中小企業が新規貸付を行う必要もないはずです。ぜひ取引先や金融機関のみなさま、従業員のみなさま、ご不安かと思いますが、今回の支援策も必要に応じてうまく活用しながら(でも不要なら借金を増やさずに)、目の前の数字をしっかりみて落ち着いて対応していってもらえたらと思います。

どうかこれがきっかけになりませんように

冒頭の廃業してしまった事業者のニュースにもある通り、このコロナウイルスが最後のきっかけで廃業に追い込まれたのかもしれませんが、このような数年に渡り厳しい経営状況だったということです。
全国にはたくさん、厳しい経営状況の中小企業があると思います。ですが、今回が「ちょうどいいやめるきっかけ」にしてしまいませんように。

やめるときは、自分の意思でしっかりと廃業する、事業承継する、選択していくのがみなハッピーです。どうかどうか、きっかけになりませんように。

私自身、事業承継に関する取り組みを開始していたり、もともとクラウドファンディングが専門ですので、悩める事業者さま、できることは無料でご相談に乗ります。全力で取り組ませていただきますのでご相談ください。

株式会社ライトライト
齋藤 
saito@light-right.jp

古巣のクラウドファンディング最大手CAMPFIREが出したリリースも貼り付けておきます。私も引き続き関わってサポートしておりますので、影響が出た事業者さまなど、お気軽にお声掛けくださいませ。






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