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令嬢と執事の艦これプレイバックチャレンジ~プロローグ~

それは十月も半ばに差し掛かり、間もなく大規模反攻上陸!トーチ作戦!が終わろうとしていた日のこと。

執事「さてお嬢様、イベント進捗いかがでしょうか」
流水古愛「E3いけるかいけないか、ですわね……いずれにしても完走は今回も無理ですわね」
執事「まぁそんなところでしょう」

流水古愛「……うぉあっっっ!!?」
執事が見やると、まさに北上が高速軽空母水鬼をカットインで倒し、E3をクリアしたところであった。

E3突破!!(注:ちょうど書いているときに突破しましたの!)

執事「なるほど書けば出る、とはこういうことですか」
流水古愛「それはたぶん違うと思いますけれども」

執事「おめでとうございます、しかし完走は出来なかったと。私が察するに、とにかく色々と足りていないのではと思いました。時間、資源、レベル、装備、……まぁ色々とありますが、やはり一番足りてないのはでしょう」
流水古愛「何故そこで愛!?」
執事「正直、今のお嬢には艦これを楽しむソウルが足りていないように見えるんです。かつてのお嬢はパッションに満ち溢れておいででした、他の強い艦娘の育成を後回しにし、旧5-4で延々と鳳翔さんをレベリングし、着任してから3か月でケッコンカッコカリまでした……あの情熱を、お嬢には思い出していただきたいっ……!」
流水古愛「はぁ」
執事「あと半月もすれば艦これアニメが、そしてあと半年もすれば艦これ10周年!そこでですよ、お嬢にはこんな企画をご用意いたしました!」

執事はどこからか持ってきたフリップを裏返す。そこにはこう書かれていた。

令嬢と執事の艦これプレイバックチャレンジ

流水古愛「引用ってそういうときに使うものではないように思うのですけれど、それは置いておきますわ。……どういうことですの?」
執事「お嬢にはこれから艦これの歴史を追体験していただきます。具体的には、時系列を追いかけながら艦娘のレベリング、装備の改修、次にやる任務、そういった方針を決めていく感じです。お嬢、よく言ってますよね?『——ああ、足りてないことばかりで何をすればいいのか分からないですわ』と。なので艦これの歴史を指針に据えることで鎮守府の運営方針を大雑把に決める、と」
流水古愛「なるほど、ありがとうございますわ」

執事「というわけで早速ですが、次回は2013年3月から5月にかけての動向をおさらいしていこうかと」
流水古愛「あれ?艦これって2013年4月からですわよね?」
執事「クォータリー任務に合わせてあるんです」
流水古愛「なるほど」
執事「というわけで新しい企画を始めますが、よろしくお願いします、ということで」
流水古愛「よろしくお願いしますわね」


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