ちょっとした移動時間に、ついに読み始めてしまった。
『街とその不確かな壁』を。

一行目から、くらう。
読み進めるにつけ、悶える。

いつもなら早く結末を知りたくて一気に読み進めるところだが、今は少しずつ味わい尽くしたいと思っている。

あくまでも、今は。
先のことは分からない。