結局のところどの牛丼チェーンのカレーが美味いのか
今朝、わが家のリビングでこんな話があった。
A「吉野家の黒カレー美味しいらしいからお昼に食べたい」
B「牛丼チェーンはすき家が好き。行くならすき家のカレーにしよう」
C「カレーといえば松屋なんだが?」
D「そもそもカレーはカレー屋。CoCo壱番屋でしょ」
凡そ血の繋がっている家族とは思えないほどの意見の分かれっぷりを見せた1時間後、食卓には4つの持ち帰りカレーが並んでいた。
白黒ハッキリさせることを是とする我が家でこうなることは必然だった。
エントリーNo.1
吉野家
黒カレー
¥393
エントリーNo.2
すき家
ホロホロチキンカレー
¥680
エントリーNo.3
松屋
創業ビーフカレー
¥490
エントリーNo.4
CoCo壱番屋
ポークカレー
¥514円
※基本的にトッピングは無しでカレーのみの評価を行った。すき家のみ、父親の強権が発動し大きなチキンが乗せられているが、評価には入れないこととした。
※味とは関係ないものの、店員の対応はCoCo壱番屋が最も良かった。他の3社は忙しさのためかかなり雑な対応をされた印象を受けた。でも対応が良くてもカレーが美味しくなるわけではないし、カレーが美味しければ行くのでわりかしどうでも良い。
ということで、
実食タイム
A「ふむふむ、CoCo壱番屋は昔から変わらないオーソドックスな味ですな」
B「松屋は甘味が強くて美味しいけど、少しスパイシーさが足りてないね」
C「吉野家は黒カレーって感じだ。」
D「すき家は欧風カレーだね。スパイシーさもあって美味しいね」
……15分後……
決まりました。
結果発表の時間です。下位からの発表とします。
第4位
……
………………………………
CoCo壱番屋 ポークカレー!!!!
いやぁ、これは審査員一同驚きでした。
一口目、食べるとなんだか薄い気がするんですよね
正直、他の牛丼3社がかなりパンチのあるルウを使用しているためか、同時に食べ比べている審査員には少し物足りなく感じてしまった部分も大きいと思います。
ポークカレーであるという点もあったか、かなりバランスのとれたオーソドックスなカレーではありましたが、パンチのあるトッピングを前提としたカレーであるためか、この順位となってしまいました。
続いて3位です。
第3位
……
………………………………
吉野家黒カレー!!!!
正直、第3位というには失礼なカレーでした。
家族の1名はこの黒カレーのコクと味の奥深さを讃えて吉野家黒カレーにvoteしました。
単価が税込393円と400円を切っているのは驚きの一言です。
肉の旨味が薄かったものの、トッピングをして牛カレーとすることでさらに美味しくなることが容易に想像でき、店舗で食べたい欲が出る一品でした。
続いて行きます。
第2位
……
………………………………
すき家ホロホロチキンカレー!!
優勝は松屋創業ビーフカレー!!!!!
すき家、惜しかったです。
彼の敗因は、チキンを選考から除外されたこと、ただその一点につきるでしょう。
チキンがまずとにかく美味しかったです。ホロホロの名に偽りはなく、プラスチックのカトラリーでも問題なく食べていけました。骨は残りますし、店内では少し食べづらいのではないかという意見も出ましたが、男一人で入るお店なので問題はないという意見が3票ありました。
結構スパイシーなすき家のカレーですが、野菜の甘味も感じられ、非常に美味しかったです。
しかし、高いレベルでまとまっていた一方で、どことなくかなり美味しいレトルトカレーといった印象を受けてしまったという意見も出ました。固形の具がほとんど存在しないためでしょうか。のっぺりとした味わいに、トッピングのタンドリーチキンがアクセントを加えている形となっているためか、そのように感じた審査員は松屋の創業ビーフカレーにvoteしています。
ちなみに同じく1票だった吉野家の黒カレーより順位が高い理由は松屋に入れた2名が次順はすき家だとしたためです。
さて、松屋の創業ビーフカレーですが、こちらは2票入って優勝となりました。接戦でした。
スパイシーさが足りないという意見があったものの、カレーが食べたいときに食べたいカレーはこれであろうという意見が2名から出たため優勝となりました。
ルウには野菜と牛の脂の甘味がしっかりと感じられ、中には固形の牛スジも少しだけ残っているため食べながらアクセントも感じられる、正にビーフカレーでした。
結局、牛丼チェーン業界最強のカレー屋は松屋だったんだ……。
あと、福神漬が一番美味いのはCoCo壱番屋でした
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