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RUSK研修会2024年9月21日・22日〜肩関節の極意〜

今年の9月21・22日に大阪・吹田市にある身維持東洋医学院専門学校にて千葉慎一先生をお招きして、「肩関節の極意」の出版を記念して、研修会を行います。

僕も大好きな千葉先生。全国にいっぱいファンが居てるのですが、お人柄はもちろん、勉強内容然り、伝え方しかり、情報の整理然り、権威性然り。。。完璧っす!!


今日は、千葉先生の研修会を受けた方が良いと思うことを書き出していく!!

・千葉先生の権威性について

千葉先生は、私が言うまでもないが、、、名門昭和大学に入職されており、元々は入谷式のインソールを勉強に行かはかったとか。。。

(昭和大学の先生方の中で肩関節下垂位・肩関節90度外転位・肩関節90度屈曲位を1st・2nd・3rdポジションと言い始めたことは有名で、私は万国共通と思っていましたが、日本独特の表現だったと、千葉先生とお話ししてしりました。※書籍のP74に少し触れられています)

しかし、先輩の山口光圀先生が横浜ベイスターズ(現:DeNA)にメディカルコーチとして呼ばれ、その流れで読売ジャイアンツがメディカルコーチを紹介してくれたら!っと言うことで、千葉先生が読売にメディカルに行くことになったとか。(諸説あり)

当時、堀内政権で云々カンヌン・・・は、是非とも実際にお会いしたい時にでも聴いていただけたら面白い話が聞けるのではないかと思います??

肩にフォーカスが当たっていく上で、「プロの選手も一般の方も一緒」っとおっしゃられるのが、やはり肩関節の「評価」が安定している証拠だと感じます(実際には、ピッチング独特の見方も・・・)

学会でニアー氏にあった話など、面白い話(実際にニアーは徒手検査のニアー検査をしていないそうですよ)ばかりで数年前にお話し聞いたことを今でも鮮明に覚えています。

エピソードトークだけでも、めちゃくちゃ酒飲める感じなのですが、本当にすごい経験をいっぱいされている先生です!!

今回の研修では、研修後のアフターマッチファンクションで、先生に話を聞きやすい形でご質問ができるように、事前アンケートや事前質問BOXなどを使って、質問が多岐に渡るようにしていきたいと考えています。いつも個人でご質問される姿を見て、この質問みんなでシェアできたらいいのに!っと思っていましたので、皆でシェアできるように工夫を考えております。どうぞお気軽にご質問ください!


・肩関節の運動学と評価

私が、千葉先生を尊敬してやまないのは、人柄や権威性が高いからだけでなく、やはり一番は、運動学のわかりやすさです。

学生自分は肩関節ってややこしいな!っぐらいしか考えてなかったのですが、実際に臨床に入ると、肩関節はやはり治療対象になるところが多く、複雑である。かつ、不安定性も生まれやすいところで、対象となる関節をしっかりと見極めないと、肩関節内での代償や軋轢が生まれ、疼痛として二次的被害(施術後痛みを訴えられること)を受けやすい。

千葉先生は最初に肩関節複合体をマクロ像として、全体のピラミッド構造・解剖学的関節・運動学的関節に分けているところが全体像を捉えやすく・新人や患者教育に導入しやすい。

さらに、ミクロ的視点として肩関節の安定化機構として3つの安定が関わっていることを分かりやすく提示していて、安定が崩れるとエラー(疼痛・炎症やROM)が起きることを

さらにのさらに、ミクロ的視点として肩甲上腕関節における、大結節の前方路と後外方路の話。フォーカスを大きくしたり、小さくしたりすることができるので、運動学を捉える上でイメージがしやすく、そこでエラー(疼痛やROM)が起きた時に次の一手を考えやすい。

千葉先生書籍、肩関節の極意 第一章を見るだけで、肩関節のノーマルを知り、今まで肩関節の評価がROM・疼痛部位・徒手検査から、「何が・どこが悪いか?」を評価していたのが、肩関節を評価する上で「何が痛いのか・どこの動きが悪いか?」+「なぜ痛いのか?なぜ動きが悪いか?」が分かるようになるので、難しい肩関節複合体の評価が、単純なものに変えることができます。書籍の第二章で、「問診+病態評価+機能評価=治療方針の決定」が書いてありますので、是非とも参考にしてみてください!


・肩関節の治療について

肩関節の痛みの多くが肩鎖関節・第二肩関節・肩甲上腕関節・結節間溝にある!っと言われ、そんなことあるか?っと臨床に戻って、じっくり考えると、逆にそこしかないやん!

もっと、Cuff筋や肩包下、上腕二頭筋や後方の関節包などの言語で痛みを捉えていましたが、千葉先生の言語で考えるとほぼ4分類で済む・・・。めちゃ楽。。。

それらの4つに対して、急性・慢性での分類のもと各アプローチをすれば時間的経過・アライメント異常に対する対処・必要なROMなど、各フェーズ内でのアプローチが明確になる。肩関節って複雑ではないんだと考えさせられた。

また4分類だけでなく共通の治療もあるので、新人教育などで理解の深い部分がなかなかできない新人や評価をうまく撮れない方には、共通の治療から始めて、治療効果を感じてもらうのも導入としていいかもしれない。



・研修会の在り方を変えたい!

先に研修会内での質問の話を少し書いたのだが、コロナ禍を経て我々はわざわざ勉強会や研修、学会などへわざわざ足を運んでいくということに対して少し億劫になったと感じる。

一方で、やはり足を運ぶことで得られることは大きい。

私は経営者として、さまざまなことを吸収しようと、セラピスト経営者だけでなく、メイン銀行の取引先や商工会、大手企業の開催するピッチコンテスト、イノベーション研究室など、多岐に渡る人の集まりに参加してきた。

正直オンラインは知識の量を増やすことには、向いていて、質問もチャットに投げれば好きなタイミングで、しかも多少のわかりにくい質問であればファシリテータが多少の解釈を入れて質問をしてくれるので、言語化が得意でない方も質問しやすいメイリットがある。

しかし一方で、横のつながりは皆無だ。我々セラピストは患者さんや医療間のつながりが不可欠であり、コミュニケーション能力が必須であることは言うまでもない。

今回、RUSKの研修会をリアル開催で行った場合、2つのコミュニケーションの場を作ってみたいと思っている。

1)アフターマッチファンクション

研修会後、質問タイムではなく、ご希望の方だけ残っていただき質問を軽く飲食しながら、トークテーマに沿って話をする

2)懇親会への参加

お申し込みの際に、懇親会の参加を募ります。酔わなければ触れられない・話せない、千葉先生の人柄や学んできたことをお話しできる?!かもしれません。

是非ともご参加してみてください!!

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